Audays(日記)




2006.10.08(日)      近況

昨日は御岳へ紅葉狩りに出かけた。もちろんAuちゃんで。
カルちゃんの調子が思わしくないので遠出は避けたい。それでAuちゃんのお出ましって訳だ。
土曜の早朝って事もありトラックが多い。一車線区間は慌てても仕方がないので成り行きに任せてのんびり運転。しかしここぞと言う所では伸びのあるエンジンのおかげで俊敏に追い越しがかけられる。そして強靭なブレーキのおかげで急な減速にも余裕で応えてくれる。急加速、急ブレーキなんて如何にも燃費が悪そうだがそこはメリハリをつけて。流れに乗っている時はブレーキなぞ殆ど踏まない。車間距離をバッファーにしてギリギリまで近付く。大抵はブレーキングの前に前の車が加速に入りまた車間距離を開ける事になる。
ブレーキなんていうのは運動エネルギーを熱エネルギーに変えるだけである。その熱エネルギーは空気に吸収されてお仕舞い。ガソリンを消費して得た運動エネルギーを捨てると言う事はガソリンを捨てているのと同じ。
エコランに徹するなら先ずブレーキを絶対に踏まない事。その為には車間距離を充分にとる事。これが微力ながら地球温暖化を遅らせる事に繋がります。…乗らないのが一番ですが。
毎度のエコランのおかげで今回も12km/L程の燃費。1.6tの車重、170PSのエンジン、フルタイム4駆でこの燃費。決して悪いとは言えません。但し市街地走行では滅茶苦茶悪いです。そんな訳でAuちゃんは長距離専用車になっています。

本日のランチタイムデートはT哉も一緒に3人で。T哉は寮から家まで新しい(と言っても中古だが。)バイクでやってきた。
かみさんはバイクの件は初耳だったらしい。どこで買ったのか、いくらしたのか、根掘り葉掘り聞いている。
走行距離45,000km 1988年登録の18歳、今時珍しく2サイクルエンジンである。「オイル代がバカにならんだろ。」と言うと、「でもエイトに乗るよりずっと安い。」だそうだ。当然だわなあ。そう言やあロータリーもオイル喰うしなあ。
今回は業者から買ったので補償付き。トラブった時は200kmまでなら引き取りに来てくれるらしい。
それでお値段20万円。高いのか廉いのか解からないがよくそんなお金があったものだ。バイトと奨○金から捻出したそうだが、私よりずっと遣り繰り上手である。バイトのせいで留年するでもなく、授業料25%免除の特典まで付与して貰った上での遣り繰りである。我が子ながら本当に金のかからないヤツだ。結局家のお金を垂れ流しにしているのはS司ひとりって事だ。
そのS司は来年4月から家に帰って来るが部屋をリフォームしたいらしい。かみさんには「したいけどお金がかかるからいいわ。」と言っているそうな。そう言っておけばかみさんが無理をしてでもやってくれる事は計算済みなのである。会員だけのチョットメジャーなサイトでリフォームする事を宣言しているらしい。T哉もそれを見ていて、今日うっかりとかみさんに口をすべらせてしまった。かみさんは少しムッとしていたがS司には甘いのでやはりリフォームするのだろう。
リフォームして家に居つかせる作戦らしいが、S司の事だ、6年後には今度は筑波へ行くって言い出すかもしれない。いや十中八九そう言うに決まっている。

T哉の方は、就職後企業の教育制度で海外研修も希望できるそうだが、断わってしまったそうだ。
「行ってもスキーをやったりするだけらしいので、今更そんなことする気もない。」のだそうだ。
在学中もシカゴ大に行ける機会があったのに断わってしまった。ああ、なんで上の子はこんなにも冒険心が無いのだろう。行けばスキーだけじゃ無いだろう。いろんな社会のいろんな人達と接する事で自分の世界が広がるとは考えないのだろうか。本当に石橋を叩いても絶対に渡らないヤツだ。これはもう一生この性格のままかもしれない。
T哉とS司、たして2で割れば2人とも良い性格になるのに。無理か。これが個性か。

T哉は今はバイクに夢中である。食事中かみさんに腕の傷跡を見咎められ、きつくお説教されていた。そしてパッドの付いたスーツを着るよう言われていた。
お父も一言、「M先生みたいになってからでは遅いんだぞ。」
(M先生は子供達の小中学時代の体操教室の先生です。バイクの事故で亡くなられました。)

帰宅後、T哉のバイクの撮影会。18年選手とは思えないほど綺麗です。前オーナーが大事に乗っていたのがよく解かります。



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