Audays(日記)




2006.08.14(月)      まるビ親爺の御岳Hike

夏山シーズン。9連休初日は機会を逸したが、8/14月曜、亜高山の雰囲気が楽しめる日帰り可能な所って事で御嶽山へ行って来た。
いつもならボロ車のカルちゃんで出かけるのだが、あのガタピシぶりでは長距離はどうも心配。
それでAuちゃんで、って訳だが前夜発はかみさんに却下されてしまった。さもありなん。車中泊なぞしたら窓の結露で内装は汚れる、抜け落ちた寝袋の羽毛の始末が大変、等等私も納得。

4:40 a.m. 自宅出発。
3時間で着くとして、8時頃には行動開始出来るだろう。
早朝の田舎道、車が少ないので先の信号に合わせながらスピード調整。停まってしまうのが一番燃費に悪いので、停まらないようエコランで行く。150円/L越えのハイオクでは燃費向上で出費を抑えるしか節約の方法が無い。皆がエコランに徹して走ればCO2削減にも一役買える。いや何処へも行かず家でじっとしているのが一番なのだが。
愛岐道路で遵法闘争車に追いついてしまった。張り付くのは失礼だが、かといって燃費節約はしたいし。なんでカーブの度に必要以上に減速するのかなあ。もう一段上のギアで走らせてくれないかなあ。もっと地球環境の事を考えてくれよ。…これは詭弁ですな。本心は燃費節減したいだけ。

多治見から19号線。2車線は有難い。マイペースでエコランに徹する。(高速ギアで走ってるだけ。)
瑞浪バイパス辺りからトラックが増えだす。同じペースで右側車線を塞いでいる親爺クルマ。「おいおい少しは周りに気を配ってくれよ。地球環境の為にも、子孫に良い環境を残す為にも。」…またまた詭弁ですな。

19号合流手前の高速区間で牛蒡抜き。「ああ、ついにやっちゃった。でもこの後エコランがし易くなるから良いか。」常に地球環境の事を考えながら走っているのである。…うそうそ。

19号線合流後、やはり大型トラック数台に前途を阻まれる。しかしトラックの運ちゃんも頭にあるのは僕と同じ低燃費。登りではスピードが落ちてしまうが、降りでは必要以上に車速を落とす事はない。大型車の特性に合わせて車間距離をバッファにすればそこそこエコランに徹せられる。
とはいえやはり鬱陶しいものである。恵那市の2車線区間でパスする。傍にいたバイク2台と同じような加速で信号発進。「あ、あ、あ、またやっちゃった。」ルームミラーを覗くと多車は遥か後ろに。ATが5速に入った所で後はエコラン。
「しかし今日は車が多いなあ。」多い筈だ。今日はウイークデイなのである。日曜は早起き出来なかったのと、日曜の混雑を避け、月曜に行く事にしたのだった。「前夜発ならこんなに混まないのに。」

中津川バイパスから元越手前までの2車線区間を過ぎるともう暫くは無い。野尻トンネル手前と寝覚めの登坂車線だけである。その間前途を阻む親爺クルマのぎこちない運転に四苦八苦。トラックの方が余程スムーズである。行楽の為の早出なのだろうか。はた迷惑なクルマである。結果、いずれの登坂車線区間でもエコランに反してしまった。

木曽福島、元橋で左折。親爺クルマとバイバイ。の筈が…。中高年登山ブームのおかげか直ぐまた親爺クルマに追付いてしまった。「年寄りは朝も早いし、どこにでも湧いて出るし、かなわんなあ。」かく言う私自身も年寄りなのである。こまったおっさん。
その親爺クルマ、牧尾ダム手前の土産物センターに入ってくれた。別に煽った訳ではありません。紳士である私はそんな非常識な事はしません。(たまに、ちょこっとやるかな?)
「ああ、軽快、軽快。」暫く走ると、また親爺クルマ。もうウジのように湧いて出ます。
その後の黒石林道の登りが最悪。雪も無いのにこのスピードは無いだろ。タコメータは常時3,000rpm以上を指している。堪りかねて要所要所でTipでシフトアップするがカーブの度に超スロー。あああ、今までの苦労が水泡に…。
若い頃の私なら空かさず追い越しをかけていた。たとえ雪道でも。でも今の私は違います。そう、紳士なのです。…でも紳士って疲れるなあ。

7:55 a.m. やっと田の原到着。「えろう時間がかかった。それに無茶苦茶疲れた。」
それからまた駐車場所を探してうろうろするのである。軟弱年寄りとしてはなるべく近場に停めたいのだが既に満杯。「ホントに今日は月曜日?」昨日はどんな混み具合だったのだろう。
結局ずっと離れた所の安全(隣の車が丁寧に乗ってありそうな。)な所に停める。無頓着者の横なんて恐くて停めれない。また両側が空いていると無頓着者が停めるかもしれない。
Auちゃんを停めるにはこれだけ気遣いが必要なのである。



17:00 田の原出発。体力が落ちたせいか、車への帰着が思いの他遅くなってしまった。結果この時間の出発である。
あんなに居た車もすっかり減り、道路も空いている事だろう。
殆どアクセルは踏まず、転がすだけである。加速がついてくると早め早めにTipでシフトアップ。カーブでは減速するが惰性でターン。その後は自重で加速するのを待つ。
ふとDISの表示を見ると平均燃費が30km/Lを越えている。「ホンマかいな。」ほぼアイドル状態で距離だけ延びているのだからこんなものか。
気を良くして転がしていると前の車に追付いてしまった。前の車も元気に走ってはいるが、コーナリングで詰まってしまう。煽る気は無いが折角のスピードを殺したくないのでついコーナーで張り付いてしまう。前の兄ちゃん、ごめんね。でもほどほどにしとかないとこの手のヤンキー車は恐いお兄さんが出て来てナイフでブスッって事にもなりかねない。クワバラクワバラ。
もうチョット、インを使えば早くコーナーを抜けられるのに。
それでもDISの平均燃費はどんどん良くなっている。そしてついに40km/Lを越えてしまった。こりゃプリウスの10モードより良いぜ。

前の兄ちゃん達と別れ、【うしげの湯】に入る。鬱陶しいのが居なくなってさぞほっとしている事だろう。

【うしげの湯】でさっぱりしてから再度エコラン。直ぐまた前の車に追付いてしまったが、ワゴン車の割りにヒョイヒョイ走る。下手なセダンよりスポーティーな走りだ。急な降りで多めの減速は車重の大きなワゴン車ならしょうがないか。近付いた時にふと見ると、Friendee君じゃあ、あーりませんか。「へえ、今のはこんなお洒落なおケツになっているのか。
家のFriendee君もヒョイヒョイと良く走ったなあ。ワゴンとは思えない程運動性能の高い車だった。
そして19号線に入っても暫くこのFriendee君とご一緒する事になった。
19号線も往路は登りの連続だが復路は殆ど降り坂。(あたりまえの事か。)往路で4/3を大きく切っていた燃料計が殆ど動いていない。登りは惰性で、登りで減速した分は降りで加速。前のFriendee君も考えている事は僕と同じようだ。周りの車が全てこんなふうだと、CO2削減もはかどるし原油の輸入量も減り、しいては原油高も緩和されるかも知れない。…まさかそこまでは無理でしょ。
相変わらずDISは30km/L近くを表示している。こりゃハイオクでもAuちゃんの方が安上がりかも知れない。ふと過剰な期待が頭をもたげる。しかしこの燃料計を見る限り充分可能な様子なのである。
カルちゃんと違い、Auちゃんは車重は大きいが転がり摩擦が極端に小さく、一度加速するとブレーキを踏まない限りちっとも減速しないのである。こういった傾向は欧州車に共通しており、これにより高速走行時の低燃費が実現されているように思う。ストップアンドゴーばかりの街中では駄目ですが。
調子よく走り続けていた19号線、南木曽辺りで急に渋滞に。賤母の道の駅が渋滞原因かと思っていたら中津川まで続いていた。みるみるうちに平均燃費表示が上がって行く。
そしてまたバカな事をやってしまった。馬篭への分岐を過ぎた後の登坂斜線で左側から牛蒡抜き。「ああ、エコランが…。」
そして落合橋を過ぎてからの2車線道路、またまた牛蒡抜き。「ああ、エコランが…。」
中津川バイパスでは常時牛蒡抜き。「ああ、エコランが…。」
恵那の2車線区間でも、…。「ああ、エコランが…。」
瑞浪バイパスでも、…。「ああ、エコランが…。」
多治見でも、…。「ああ、エコランが…。」

帰宅後ハイオク満タンにする。355km走り、28.98L消費。燃費は12.25km/L。
ああ、あの渋滞さえなければ14km/Lほどいっていたかも知れない。クソッ。


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