Audays

②　日記

2004.11.10(水)

先日子供と車の検討中、かみさんが「もうすぐＴ社からＸ-Boxがでるらしいよ。それを見てからでも良いんじゃない？」
なんでもかみさんの職場の若い人達の間ではその話でもちきりらしい。
「Ｘ-Box？　なんだかMicro Softのゲーム機みたいだな。」パクリの得意なＴ社の事だから妙に納得がいく。でも同じパクるのならもっとメジャーなＳ社のPlay Stationにすれば良いのに。
後でNetで調べてみたら、かみさんの間違い。Ｘ-Body だそうな。具体的な車種発表は未だだが[タイヤを車の四隅に配置…]、あたりまえの事ではないか！同様の謳い文句はRX-8でもあったような…　これもパクリか？
ページを開いたついでにカタログ請求しておいた。(買う気は無いが。)　11月9日発表らしい。

で、11月9日　Ｔ社からメールが来ていた。マークⅡの後継でマークXとか言うらしい。Ｘなのかギリシャ文字の10なのかは定かではない。
大きく表示されたその車の写真を見て、ついふきだしてしまった。さすがパクリのＴ社さん！
目玉のイメージはＭＢのＳクラスか下のカットがベンベの３シリーズ、或いは正面からだと５シリーズの鷹の目にも見える。またボンネットからフロントグリルへのラインはAudi New A6のシングルフレームにそっくり。

Mark-X 前から	Mark-X 正面おめめ	Mark-X おけつ

MB S-Class おめめ	MB S-Class 全体	MB S-Class おけつ

BMW 3ｼﾘｰｽﾞ前から	BMW 3ｼﾘｰｽﾞ全体	BMW 5ｼﾘｰｽﾞおめめ

Audi New A6 前から	Audi New A6 正面	Audi New A6 おけつ

MB S-Class のおけつを見てまた思い出し笑い。現行マークⅡのおけつってこれのまねではないか。
なんでこんな恥ずかしい事が平気で出来るのだろう。コストパフォーマンスの高さは認めるが恥ずかしくてこんなものよう乗らん。当然買う気も起こらない。
子供曰く、「さすが画一化の極致のM大生の作った車だ！」
猿真似の上手な日本人と揶揄されても仕方がない。
Ｔ社と言えば日本経済を牽引するトップ企業。S.T.さんも H.O.さんも名だたる経済人。そんな人達がこんな破廉恥な事を許しているなんて！　案外パクっている事すら知らされていないのかもしれない。だとしても競争相手の車を知らなさ過ぎる。知っていて許しているとしたら品位を疑わざるを得ない。
Bad News Fast! 都合の悪い情報を経営トップの耳に入れないという文化がＴ社に蔓延しているとしたら第二のM菱自動車になりかねない。そんな事にでもなったらいよいよ日本もお終いだ。
今、私、本当に危惧しているのです。悪評も多いですがやっぱりＴ社には頑張って頂かないと。

フロントオーバーハングを小さく！　前後輪重量配分を50：50に！　などは各社共同様に努めている事なので別にパクリだとは思いませんが、エンジンにV6 D-4(直噴）を持ってきたあたりかなりAudi New A6 3.2FSI(同じく直噴）を意識していると感じるのは私の思い過ごしでしょうか？(V6にすればエンジン長も短くなりフロントオーバーハングを抑えられる。)
出力特性にしても、今までの日本車特有のピーキーな特性から低回転域からのトルク重視に変わっている。欧州車追随まるだしである。ピーキーな特性を持味とするならそれを押し通せば良いではないか。そんなエンジンが好きなユーザーもまだまだ多いと思う。私自身もスポーティなMT車ならピーキーな味付けが好きです。
クアトロを意識してか４駆もラインナップされているが駆動方式が気になる。LSDも近頃トルセンが流行っているようだがセンターデフもトルセンなのだろうか。(詳細は解らない）
常時４駆での走行フィールを知らない一般的な人達にはON/OFFでも充分かもしれない。雪道しか４駆は必要無いと思っている人が殆どだから。

それにしてもＴ社さん、いつ頃からこんなふうになってしまったのだろう。
昔は個性的な良い車をいっぱい造っていたのに。
元来私はＴ社のファンでした。中古で買った初代マークⅡに始まり、カローラクーペ、TE71トレノ、AE86トレノ、タウンエースワゴン(パートタイム4WD)とＴ車ばかり乗り継いできました。
その後フレンディーのヘビーデューティーさに惚れ込みＴ車と疎遠になってしまいましたが、またＴ車に戻ろうかと思っていたのに気が付けばＴ社は全く魅力の無い車しか造っていない会社になっていました。こう思うのは私一人ではないと思います。
Ｔ社さん！本当に頑張ってよ！　好調好調と思っている今現在、既に病に冒されかけているかも知れませんよ！

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