�A　日記

2004.06.26(日)

天気予報では今日は雨。でも先週もサボってしまったし、傘をさして歩いてこようと出かける。
健康的な老後をすごす為、子供達の負担を少しでも減らす為、自分の事は自分で済ませられるように。そのために一番大事な事は心身ともに健康であること。
てな訳で健康管理にHiking。
行き先は、バカのひとつ覚えで【御在所】。汗を搾り出したあとは温泉で疲労を癒す。一度入れば1日寿命が延びるとすると、もう既に1年以上は延びてる筈。（ほんまかいな？）

Audaysの日記なのにAuちゃんには乗らず、御在所通勤用ボロ車で出かける。
見知らぬ所に大事なAuちゃんをひとりぼっちにしておく訳にはいきません。箱入り娘のAuちゃんは家でお留守番。インモビライザをパカパカさせながら待っててね。

先日Auちゃんで聴いたアナスタシア姉さんのCDが頭から離れず、道中聴こうと持ってきた。
[Souvenir de Moscou]
そして聴いてみると、なっ、なんと安っぽい音！　ロシアの国宝級のストラディバリも家のボロ車には敵わなかったか。うわっつらの音しか聞こえない。ふくよかな奥行きのあるあの音は何処へ消えてしまったのだろう。単にスピーカー10個と4個の違いなんてもんじゃない。こんなに差があるとはとても思いもつかなかった。
Audi Symphonyとか名付けていたけどさすがですわ。

カーオーディオに何10万円もかける人を【なんちゅうバカなヤツ】と軽蔑していたがその違いを今日始めて知ってしまった。
と言ってもベースは車自体の造りです。ドアを閉めたとき｢Bomb!｣という音の車でないと全く意味がありません。家のボロ車は｢Bashaan｣と締まります。国産車は相当な高級車でも1年くらいで｢Bashaan｣という音になってしまいます。使っている部品の大きさ、造りを見るとその差は歴然としています。

かみさんが｢Auちゃんに乗った後、この車に乗るとおもちゃに乗ってるみたい。｣と言っていたが、なるほどと思う。
別に欧州車の信奉者ではありませんが、国産車がいかにも安物に見えます。（実際安いから当然か。）
最近ヘッドランプの下側をレフレクターの丸い形状に合わせて板金をかぎとった車をよく見ます。（ホンダHR-V　スバルレガシー等）これってBMWの真似そのもの？
また高級車の塗色に明るいシルバーメタリックが増えています。これもMB　BMWなどドイツ車の真似？
日本車は世界で最高レベルで低価格だと思い込んでいる人達が大勢います。部分的にハイレベルな所もあるでしょうが本気でそう思っているとしたら凄く滑稽です。【井の中の蛙大海を知らず】も甚だしい。
独創性が無いのは自信がない証拠。その上自画自賛なんて恥ずかしくて見ちゃいられない。
日本車が安物路線で薄利多売により好調と安心している間に、どこかの賢い人は台当りの付加価値を大きく取り売上げ台数はさほど多くなくてもしっかり利益を上げ、その資金を元に新たな付加価値の源泉を開拓しているのです。

いいのかなあ、このままで？
大丈夫かなあ、このままで？


このボロ車も買った時は？00万円を越えていた。Friendee君も軽く3??円を越えていた。
かみさん曰く、｢『このAuちゃんFriendeeとそんなに値段違わないよ。』と言っても誰も信じてくれない。誰もFriendeeが3??以上するとは思っていないみたい。｣
こうしてみると見栄を張るという点に於いても費用対効果は欧州車の方が抜群に高いようだ。
案外この辺の事を知ってた上で上手く僕を誘導したのかもしれない。

おそるべし！　うちのかみさん。
かなわない！　うちのかみさんには。


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