A 日記

2004.05.09(日)


昨日は親分の四十九日の法要でHikingはパス。
今日は久しぶりに雨の中を傘をさして歩いてこようと、いつもどおりの時間に出かける。
23号線にはいるとやけに空いている。「こんな所はアウちゃんで走りたいな。」
名古屋市内に入り北頭の高架に登る手前、浜田町交差点で矢も盾もたまらず右折してしまった。
そのまま家に向かう。途中からポツリポツリ降りだす。「引き返した言い訳が出来たな。」
家に着くとアウちゃんに乗換え再度出発。「ムフフ。やっぱ乗って楽しい車はいいな。」
かみさんが聴いていた【ミスチル】の曲が流れている。「こんな曲はこの車には似合わないな。」
お兄ちゃんにコピってもらったCDを入れる。暫くすると澄んだバイオリンの音色が脳天を突き抜ける。アウちゃんにはスローテンポなこんな曲が意外と似合っている。
23号線はまだガラガラに空いている。道路にピタッと貼り付いたままアウちゃんはグングン加速して行く。高速でもそれを全く感じさせない安定した走りだ。
アナスタシアのふくよかな、そして繊細な演奏と、カッ飛んで行く外の景色とのアンバランスがなんともいえない。
「このためにHikingサボったのか?」「うん。だって気持ちいいんだもん。」
かみさんの気持ち(先日の調布日帰りドライブ)がよくわかる。
あのときは僕の趣味じゃない曲ばかり流れていたが今日は違う。ひとり恍惚感に浸る。



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