おでんHike

さっそくツェルトを引被ります。
被るだけで全然暖かさが違います。
そして…、本日のメインイベント【おでん】の登場です。
中でコンロ3台に点火。
ゴーゴーという燃焼音と供に中の温度はうなぎのぼり。
汗をかきながら【おでん】が煮えるのを待ちます。


20101218

スカイラインは12月15日で閉鎖。事前にT尾さんから情報を貰っています。情報源が豊かって便利ですね。
そうなると温泉街からの最奥の駐車場に停める事になります。穴ぼこに砕石を埋めて貰い腹を擦る心配も無くなりました。感謝感謝です。
しかしあそこは狭いので早めに出かける必要がありそうです。10分遅めていた目覚ましをまた戻しておきます。

12月18日早朝、非情な目覚ましの音に惰眠を破られます。まだ真っ暗。冬至ももう直前。暗くてあたりまえ。そして日の出は冬至を過ぎてももう暫くの間はもっと遅くなります。
玄関を出ると月明かりのおかげか雲が多いことが解かります。犬走りも湿っています。気温も高く、これならフロントガラスも凍っていないでしょう。「うん、やっぱり。」
順調に走っていた23号線が名古屋市内を抜けた辺りから混み始めます。大型トラックが二車線を塞ぎ遵法闘争。それが延々と続いています。やはり年の瀬、トラックの混み具合は景気のバロメータ、イライラするより景気活況の一助と喜ぶ事にしましょう。

6:50 a.m. 湯ノ山最奥駐車場着。
交通量が多く予定より遅くなりましたが天気が芳しくないおかげか駐車場はガラガラ。
穴っぽこが無くなり水溜りにならないので駐車も楽です。早速仕度にかかります。
道中の小雨はこちらでは風花が舞う程度。それでも山頂付近は靄に閉ざされ、雪が舞っている事を思わせます。最近とみに寒がりになってしまったtanuoさん、車の中で合羽上下を着込んでいます。…一体どうしちゃったの?
外を見ると、Iお母さんが強力のT尾さんに何やら渡しています。そうです、あれは紛れも無い【おでん】です。今日は【おでん】の日。昨年【おでん】にありつけなかったT尾さんが1年間待ちに待っていたものです。重かろうがなんだろうが、この楽しみさえあれば百人力。

7:05 a.m. でっぱつ。

Iお母さんはアイゼンワークのお稽古に行きたがっていましたが、私ゃまだ何も用意していません。先に言ってくれれば良かったのに。でも今日の天気じゃ寒くて堪りません。吹き曝しの中のスタカットなんて想像するだけで気が萎えてしまいます。(ふ〜、軟弱になったものですなあ。)それにT尾さんは重装備。あんなもん背負って狭い所でもがくなんて可哀想過ぎます。
てな訳で通い慣れた中道から。(内心、あ〜良かった。もうIさん達には正直付いて行けません。)

暫く行くと暑くてヘロヘロです。もっと降っているかと思っていた雪も、もう殆ど降っていません。尾根に出ると冷えるかもしれませんが、目の前の危機(暑くて死にそう。)をまず回避しましょう。
合羽を脱いで人心地。


7:45 a.m. 岩棚着。
薄っすらと雪が被っています。雲の所為かまだ薄暗い中に白い岩がぼんやりと浮かび上がって見えます。
振り向けば四日市の街並みに日が当たっているのが見えます。

風が出てきましたが歩いている分にはさほど寒くもありません。


7:55 a.m. キレット通過。

ペチャクチャ、ペチャクチャ、お喋りHike。

エルガーフェイスまでやって来ると下から見上げた時ほどタイルの目地が白くありません。見る角度によるものなのか、はたまた融けてしまったのか。ちょうど薄日も射してきました。

岩稜帯を回りこんだ辺りから氷が出てきます。スケートリンクのような透明氷も出てきます。ツルツルでまるで鏡。つい若鯱屋のコマーシャルソングが口を突いて出てきます。「ちゅるちゅるうまうまッ。」

上のテラスから上がまた氷の回廊。当にちゅるちゅるうまうまっ。
お母さん、アイゼン持っているのにわざとビブラムのまま歩いています。まあその方が楽しいでしょうけど。

8:55 a.m. 富士見岩着。

本谷も結構氷が付いているようです。今日は本谷でも良かったかな?
先週は融けていた摩利支天のお賽銭箱の氷は今日はまたカッチカチ。
山頂付近の樹木にはほんの少しですが霧氷が着きかけています。地面も薄化粧しているのですが残念ながら日の光が無く、暗く沈んだ朝陽台です。

ん? 何かと思えば木々を飾る電飾。これってお正月まで続けるのでしょうか。

遊歩道を行きます。
スノーマシンがフル稼働。チビッコゲレンデで雪を作っているスノーマシンが南東に霧のような氷の粒を撒いています。その先には遊歩道と人工氷瀑。
なんかヤバイような気がしていたら、やっぱり。
氷の粒が遊歩道のアスファルトに溶着しています。そしてその上を身体が流れて行きます。ちょうど緩い坂道になっているので傾斜がなくなるまで滑って行っちゃいます。こけないように横滑り〜。氷の回廊の切れたところには人工氷瀑。泥か黄砂か、真ッ茶色の汚い氷瀑です。

カモシカセンター前で小休止。再度合羽を着込み武平へ向かいます。今日は望湖台はパス。この天気では何も見えないでしょう。それに日が射さず凄く寒いです。温泉が恋しいtanuoさんです。武平峠から降りちゃおうかな〜。

9:50 a.m. 武平峠着。
ここまで降ると多少気温も上がり暖かいです。トイレ休憩の後、ミカンで一息入れます。
まだお腹も空いていません。このまま降りてしまってはメタボ予防にもなりません。やはりワンパターンの鎌への登り返し。鎌まで足を延ばさなきゃ昼食も入りません。
薄化粧の峠道、ルンルンルン気分で登ります。【おでん】の為ならエンヤコラ〜、もひとつおまけにエンヤコラ〜。

10:25 a.m. 三ツ口谷源頭部着。
相変わらず薄暗く雲っていますが里は晴れています。「菰野町は快晴」という天気予報は間違っていません。


10:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
今日は静かだな〜、なんて思っていたら大間違い。山頂南側には人がいっぱい。こんな天気でもよくいらっしゃいますな〜。そして吹き曝しの中で皆さん食事をされています。ホント勝てませんな〜。よくもまあ低体温にならないものです。皆さん普段から鍛え方が違うのでしょうか?
我々はさっそくツェルトを引被ります。被るだけで全然暖かさが違います。そして…、本日のメインイベント【おでん】の登場です。中でコンロ3台に点火。ゴーゴーという燃焼音と供に中の温度はうなぎのぼり。汗をかきながら【おでん】が煮えるのを待ちます。
その間にT尾さんがホットワインを用意してくれます。「廉いワインで良いんです。」だそうです。で、ワインよりメープルシロップの方が高かったとか。廉い蜂蜜で良いのに…。
そして【つまみ】にとIさんがサラミを出してくれます。ナイフに刺しコッファーの乗ったコンロの横で炙ります。脂肪が融けバチバチと小さな炎を上げながら滴り落ちます。同時に香ばしい香り。う〜ん、懐かしい味ですねえ。ワインが進みます。こんな事してたらビバークしているような気になっちゃいます。一瞬30数年前にワープしたような…。横にいるのが相棒やかみさんで無い事に気付きやっと我に返ります。
いやその頃のエサとは比べものにならないほど今日の食事は豪勢です。たらふく食ってもう入りませ〜ん。これじゃあメタボ予防に来たのかメタボ促進に来たのか解からなくなっちゃいます。
豪勢な食事もそろそろお開き。デザートにミカンと喫茶T尾のドリップコーヒー。ワインの残ったカップで頂くとえもいわれぬ香りが。そうしているとIさんのポッケからミニサイズの角瓶が。アイリッシュ・コーヒーも良いですねえ。ウィスキーのお湯割りに蜂蜜を垂らしたのもビバークの定番なんですね。あ〜どうにも止まらない。
いかん、いい加減にお開きにしましょ。
ツェルトから出ると外は真っ白。途中でかなり雪が降っていたようでベタベタに濡れていたのですが、暫く空焚きしていたおかげでツェルトも大分乾いています。
中は天国、外は地獄。最後のこのお片付けが辛いんですね。

12:00 でっぱつ。
下りは馬の背から。ほろ酔い気分で千鳥足〜。

細かな雪がかなり降っています。薄化粧の稜線を行きます。
白ハゲも薄化粧。遠く菰野富士の斜面に日が当たっています。そこに大きな虹が。(写真じゃ解かりませんね。)

稜線上には石楠花の大きな花芽がボコンボコンと着いています。こりゃあ来春も大当たりですね。そしてコブシ(タムシバ)の綿毛もいっぱい。
長石谷への分岐を直進。三岳寺まで足を延ばす事に。
薄化粧の砂ザレも綺麗です。


13:35 a.m. 三岳寺札所上部の展望岩着。

久しぶりです。大体春しか来ないのですが冬枯れの季節もまた違った趣があります。
後は三岳寺から温泉街を通り最奥の駐車場へ。


14:15 a.m. 車に帰着。
今日はちゃぶかったです。さあ本日の締めくくり温泉目指して温泉街を駆け抜けます。
これからの季節、この最後の温泉が殊の外気持ちが良いのですねえ。


2010年12月18日22時55分00秒 記

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