秋の本谷 ダイちゃん街道

巻き道を越え谷に戻ります。
大岩手前右岸側に群落があります。
まだ殆どが蕾ですが、中には咲揃っている株もあります。
ヤッター、今日は大当たり。


20101002

先週の長石谷は時期尚早。
本谷もまだ早いかも知れませんが、偵察を兼ねて。
何の事かって? この時期と言えばダイちゃんですよ。昨年の記事では10月3日で終わりかけでしたから、今年は2-3週遅れているようです。
定刻に鳴る目覚まし時計の音。曇っている所為か外はまだ暗い。
気温も高く半袖Tシャツでもちっとも寒くない。こんなに暖かくっちゃダイちゃんまた遅れそう。紅葉も遅れるでしょうなあ。

6:40 a.m. 中道入口駐車帯着。
相変わらず皆さん早いです。もう南側はほぼ満車。手前端っこに駐車するとすぐ2台が停め満員御礼。その後から来た車は北側に停め始めました。やはり7時到着ではここには停められません。


6:50 a.m. でっぱつ。
近鉄山の家への橋の手前に何やら沢山咲いています。ミズヒキのようですが花数が少なくとても貧相です。ミズヒキではないのかも。その横にはこれも別物かと疑いたくなるほど花数の少ないキンミズヒキ。
まるでtanuoさんの懐とそっくりです。

谷に出たところで長袖を脱ぎます。ほんの少し歩いただけなのにじっとりと汗が滲んでいます。今日はホント暑いです。やはり曇っている所為ですね。

岸辺に注意しながら行きますが、ダイちゃんの気配がありません。この辺りは葉っぱも少ないです。アキノキリンソウだけが雑草の如くあちこちで草臥れた姿をさらしています。
暫く行った所でやっと見つけました。今年のダイ1号。両隣に開きかけの蕾を従えて誇らしげに咲いています。花が小さくちょっと栄養失調気味ですが。
それでもオシベの花粉袋が鮮やかなピンクで初々しいです。古くなると黄色くなるんですね。

その後は…、やはりまだ全然です。
濡れた傾斜のある岩の隙間に蕾を発見。滑りそうなのを推してパチリ。こうも花が少ないとダイちゃん撮るのも命がけです。←ちょっとオーバー。

露に包まった蕾、艶めかしいです〜。

7:25 a.m. 不動滝着。
道草ばかり食っているのでかなりのロウペースです。

今日は水量が多いですね。

巻き道を越え谷に戻ります。
大岩手前右岸側に群落があります。まだ殆どが蕾ですが、中には咲揃っている株もあります。ヤッター、今日は大当たり。


7:45 a.m. 大岩着。
道草ばかりで休む必要も無いのですが、やはりここは腰を下ろしたくなります。お尻が冷たくて気持ちいいです〜。←おみゃあは変体かあ。
ところどころ紅葉しています。うん綺麗綺麗。

そしてその後は連続小滝のダイちゃん畑。

残念ながら滝の簾の奥はまだ咲いていませんでした。それでもこの辺りはあちこちに結構さいています。まだまだ蕾が多いのでもう2-3週くらいは花盛りでしょう。
小滝の上へ上がると色褪せたアザミ。これも箸休めにパチリ。


8:05 a.m. 大黒滝。
この辺りは草臥れたキリン畑。

樋状滝を巻きます。時折薄日が差し、振り返ると緑が輝いています。なんとまあ鮮やかな緑。これじゃあ紅葉なんてまだまだですね。

谷に戻り左岸クラックを行きます。
上の左岸クラック下にはウメバチソウ。やはりこの時期、ドンピシャでした。

左手の岩屋の中にもダイちゃんが鎮座ましましています。

上へ行くに従い、だんだん水も少なくなりダイちゃんも少なくなってきますが、中には【水も滴る別嬪ダイちゃんもいます。

ドンツキから右岸尾根へ。

8:40 a.m. 大黒岩展望台着。
五里霧中、な〜んも見えまへん。

景色は無いけど大休止。と言ってもさすがにまだ昼には早過ぎます。アンパンでも齧りますか。
時折ガスが切れ足下に景色が広がります。こりゃ仙人にでもなったかのような気分ですな。
でも霞よりやはりアンパンの方が旨いです。


8:55 a.m. ぼちぼちでっぱつ。
このまま降りても温泉には早過ぎます。また鎌まで行きますか。惰性で生きているのがまる解かりです。
山頂一帯は曇ったまま。少々肌寒いです。かといって上着を着れば暑過ぎるし…。
所々色付いている木もあり、小さい秋を探しながら行きます。

峠道を降り始めるとだんだん明るくなってきます。やはり曇っているのは山頂だけのようです。
足下のキリンソウを愛でながら降って行きます。

そして振り返ると…、ついに出ました青空が。

降るに従い晴れ間が広がり、ルンルン気分のハイキング。


9:40 a.m. 武平峠通過。
尾根に出て振り返ると雨乞岳も頭を出しています。

木漏れ日の下のルンルンハイク、最後の登りはゼーハーゼーハー。


10:20 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
祠に拍手の後南側へ。あら、いつの間にやら周りはガスだらけ。
ガスが切れるのを待ってパチリ。

風は東風。この風向きで天気良くなるの? 崩れるんじゃないの?
風が強く汗で濡れたTシャツが冷たいです。じゃあ風を避けて山頂北側へ戻りますか。
てなわけで山頂北側を少し降った所でおさんどん。
背中が冷たいので暖かいカップ蕎麦が旨いです。

11:05 a.m. でっぱつ。
今日の降りは三ツ口谷。これもダイちゃんの偵察です。先ずは尾根から。
日本庭園も紅葉はまだまだ。気配すらありません。

不惑の人達が造ってくれた巻き道を降ります。ここって滑り易いからいやなんだけど…。スニーカーでは特に滑り易いです。

11:30 a.m. 三ツ口谷に降り立つ。
ん? 暫く来ない内にかなり様子が変わっています。大水でも出たのかな?


11:45 a.m. 大滝下着。
今日は水量が多いので迫力があります。

暫く沢沿いを行きますが、数年前の大水で流された所為か谷中にダイちゃんの姿はありません。
枝沢か流れの直撃から免れたところしか残っていないので谷を離れ登山道沿いに降ります。


12:00 三ツ口ダム着。
ダムへの降口左岸の滝状枝沢のダイちゃんはまだ蕾。最後の滝の横もまだ蕾。
かなり膨らんでおり、来週あたり咲き始めそうです。


ダムの下はもう里の植生。紫蘇科の雑草と露草をパチリ。


12:25 車に帰着。
いつのまにか天気はすっかり回復していました。さすがにもう10月。陽射しは強くても夏のような暑さは無く、ポカポカの暖かさが嬉しい季節です。
片付け物を済ませ温泉へ。
おっとっと〜、なんちゅう駐車の仕方ですか。片側車線を完全に塞いで停めている車がいます。ホントに非常識。違法駐車、皆でやれば恐くないって? いやこの一台だけです。恥ずかしくないのかなあ。


2010年10月02日20時55分00秒 記

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