秋空Hike

気温もかなり低いです。
合羽を着込んでいても暑いと感じません。
いやそれより陽射しの暖かさを恋しく感じます。
もうそんな季節なんですね。
やはり鈴鹿とは大違いです。


20100919

久しぶりの遠出、今日は御嶽山です。
お鉢巡りで時間がかかりそうなのでちょっと早めのでっぱつ。
3:30 a.m. 自宅出発。
三好ICから東名に乗り小牧JCTから中央道、中津川ICと辿ります。深夜の高速道、さすがによく流れています。

6:00 a.m. 田の原駐車場着。
凄い車の数です。今日は何かのイベントでもあるのでしょうか。最後のカーブを曲がった途端、広大な駐車場の末端まで停車している車が目に飛び込んできました。
隙間だらけで停めているので満杯とはほど遠いのですが、延々と続く駐車の列は壮観です。こんなに多くの車が並んでいる事など初めて目にしました。初めて御嶽山に来た時から既に40年近くが経っていますが、嘗てのお盆の最盛期などはこれほどの混雑だったのでしょうか。
そういえばここの駐車場って昔から変わっていませんね。いや、昔は最奥のトイレの前の駐車場、あれは無かったですね。その上の一段高くなった所の駐車場も無かったです。奥の方だけは手を加えたようです。それと今言ったトイレ、あれももっと社務所寄りにあり、大きさも小さかったです。今のように入り口に扉など無く、冬場は雪が吹き込み天井に近い部分を雪かきしてトイレに入ったものです。やはり長い年月、若干は手が加えられているようです。
スキー場の最上部にリフトが追加され、その後まもなくゴンドラが設置されてから田の原へ滑り込めるようになりました。林間コースとして田の原から車道を使い三笠山を大きく巻き込んでゲレンデに戻れるようになりましたが、それより前は冬の田の原は完全な山屋の世界、静かな雪の世界でした。
あれま、また脱線しちゃった。年寄りはこんなもんです。敬老に日に因みお許しを。
停車した前の車2台をパスし奥へと進みます。
最奥の駐車場へ入った所でIさん夫妻を発見。
一段上の駐車場がまだ少し空いているとの事なのでそちらへ。最奥の辺りになんとか押し込み、早速朝のお勤めに。今日も快調、たっぷり出ました。(下品な話ですみません。)
車に戻り軽く腹ごしらえ。おもむろに仕度を始めます。時刻は6時半、ぼちぼち登山口までと歩き始めたらT尾さんがお迎えに。まだ来ていないと思っていたら私より先に到着していたそうです。やはり私が一番最後だったようです。いつもいつもグズのtanuoさんです。

雲ひとつないピーカンの快晴。今日って曇りじゃなかったっけ?王滝村辺りでは空一面に雲がかかっていたのですが、どうやらその雲の上に出てしまったようです。上へ上がれば雲海の世界でしょう。

6:40 a.m. でっぱつ。
この陽射しでは後頭部が丸焼けです。ハンカチカーテンでバリアを張ります。しかし季節は9月も半ばを過ぎています。冷んやりとした大気に汗もあまりかかずに済みます。
辺りにはナナカマドの熟した実は目立ちますが紅葉はまだまだ先のようです。残暑が厳しかった所為か木々はまだ秋を感じていないようです。
樹林帯にはダケカンバの黄色、沢筋に沿って上まで延びるナナカマドの赤、その周りはハイマツの濃緑、そして山頂部のガレの白。あの鮮やかな紅葉は今でも時期さえ合えば見られるのでしょうか。
あっ、ナナカマドの紅葉発見。これってお盆にOさんと来た時から色付いていたような…。

樹林帯を抜けるとすぐ檻に入ったお不動さんです。その前は大勢の人が休憩中。今日はすれ違う人も多いです。そりゃあれだけ車が停まってたんだから当然でしょう。
振り返ると田の原がずっと下に見えます。本当に下まで車が並んでいます。そして三笠山の向こうは雲海が続いています。遥か彼方に薄く中央の山並みが見えます。南から続いてきたその山並みは将棋頭から落ち込み雲海の中に沈んで行きます。そこから南アルプス北部の島まではまた雲海に埋め尽くされています。


8:10 a.m. 一口水の水場着。

この辺りまで来ると植生も種類が多く見られます。ただし皆花の時期は過ぎています。
コケモモも実が赤くなっています。爽やかな酸味が喉の渇きを癒してくれます。その横にはシラタマノキ。こいつは食えません。そしてヒョウタンボクも。三の池周辺に多く自生しているのですが、こんなところにも生えていたのですね。コケモモの実を摘まんでいるのを真似て子供が口にしなきゃあ良いのですが。見るからに瑞々しく旨そうですもんね。


8:25 a.m. 大覗き着。

この辺りからキキョウやイワツメクサが多くなりますが、大分草臥れているようで花数も少ないです。やはり秋ですね。


8:45 a.m. 王滝頂上着。
大分気温も下がってきました。風も強くなっています。防風壁の中で小休止。燃料補給も忘れずに。
防風壁の外へ出たIお父さんが戻ってきます。そして防寒着代りに合羽を着ています。外はかなり寒いようです。私も合羽を羽織ります。

剣が峰までもうひと踏ん張りです。

9:20 a.m. 頂上直下の小屋前でトイレ休憩。

息を整えてから最後の階段登り。

9:25 a.m. 剣が峰山頂着。
祠に拍手の後、山頂北側へ。
う〜ん、素晴らしい天気。北アの山並みが眼前に広がっています。

薬師、笠、双六、手前にデカイ乗鞍、槍、南岳から下りせり上がった所に奥穂、吊り尾根から前穂。少し離れて常念の三角錐。
300mm望遠で槍穂の大写しを御覧あれ。
右手には手前の山並みの後ろに浅間山、ずっと離れて横岳から赤岳に繋がる八ヶ岳の山並み、そして甲斐駒、手前に将棋頭から南駒まで続く中央の山並み。こんなに遠望が効く日も珍しいです。
気温もかなり低いです。合羽を着込んでいても暑いと感じません。いやそれより陽射しの暖かさを恋しく感じます。もうそんな季節なんですね。やはり鈴鹿とは大違いです。

さてお決まりのお鉢巡りのスタートです。
先ずは社務所の裏から一の池外輪山を辿ります。右に涸れた一の池、左に荒涼たる地獄谷を見ながら降って行きます。ガスも無く地獄谷の深い懸崖がモロに見えます。「あ〜、恐い恐い。」キンキンが縮み上がっちゃいます。

今日は遠望が効くので一の池のシュートカットはパス。忠実に外輪山を辿ります。登りがちょっとエライです。
上りきると視界が開け足下に継母がドッカーン。その後ろには御岳西側の山塊が延々と続いています。継母の南側には王滝川の源、三浦(みうれ)湖が望めます。嘗てトロッコ列車が中津川まで木材を運んでいた頃(これも40年近く前の事です)は一般人でも行く事が出来た秘境です。トラック輸送に置き換わり鉄路が廃線になると同時に立入禁止になってしまいました。鞍掛峠にもゲートがあり進入不可。まさに秘境中の秘境となってしまいました。
西側遠く雲の上には白山が覗いています。いやあ、ホント今日は良い天気です。

足下には時期を外れたオンタデ。白いのと赤いのがあります。でも殆どのものは花期を終え葉っぱも山吹色に黄葉しています。

グルッと一回りして二の池へ下ります。
足下に隠れていたコバルト色の二の池がどんどん近付いてきます。正面には広大な賽の河原。その向こうには摩利支天の尾根。その右手奥には継子が覗いています。それらの遥か彼方には北アの山並みが終始姿を現しています。いやあ、ホント今日は良い天気。

10:20 a.m. 二の池池畔に下りきるとお花畑。

二の池にはまだ雪渓が残っています。今年は結構大きく残っています。

小休止の後賽の河原へ。かなり草紅葉が進んでいます。空も高く秋雲の落書き。
コケモモ、ブルーベリーを摘まみながらのお散歩。甘酸っぱさが渇いた喉を潤してくれます。


10:50 a.m. 賽の河原東端着。

足下には三の池が瑠璃色の水を湛えています。摩利支天乗越しから行きます。
ほんの少しの登りがきついです。振り返ると降ってきた剣が峰、二の池小屋、賽の河原が広がっています。かなり降ってきました。


11:10 a.m. 乗越し通過。
目の前に濁河の景色が広がります。遠く鈴蘭高原スキー場も見えます。ちょっと辺鄙なスキー場ですが、愛知県の大会などがよく行われる所です。
足下には五の池とその奥に継子。四の池はかくれんぼ。


11:25 a.m. 五の池小屋着。
そのままコマクサ群生地まで行きます。

おびただしい数の黄色く枯れたパセリの株。いえいえこの株がコマクサです。
反対側には広大な四の池。
今日はここまで。継子巡りはまた今度。五の池まで戻り、三の池を望みながらランチタイム。


12:10 楽しいランチを終えでっぱつ。
摩利支天トラバース道から戻ります。三の池を終始左に見ながらの道程です。


12:45 賽の河原東端に登りつきました。ハ〜、しんどかった。毎度の事ながらここの登りはきついです。ん?今日は継子を端折ったのに〜。だんだん体力が落ちて行くのが解かります。エライコッチャ!
さあ、もうひと頑張り。ここからはそれほど急な登りもありません。

13:10 二の池小屋着。ここからはトラバース道で王滝頂上へ。


13:45 王滝頂上着。
防風壁の中で小休止。若干の燃料補給の後は一気に田の原へ。皆さん降りが速いんですよね〜。ロートルtanuoさんは付いて行くのが精一杯。

やはり午後になって多少雲が上がってきました。それでも田の原ははっきりと望めます。
ビュンビュン飛ばして降りて行きます。スニーカーは足指が疲れます。

14:55 田の原着。

T尾さんは夜勤に備えこのまま帰宅されます。我々は温泉に寄ってから。
王滝村まで降りて行き、うしげの湯は? やはり営業していません。玄関になにやら貼り紙が。やはり営業中止してしまったようです。王滝の湯まで砂利道を再度登る気はありません。やはり遠回りですが欅の湯へ。
欅の湯ではバスが停まっており団体さんが入浴中。少し待っている間にも次から次へと入浴客がやってきます。田の原にあれだけの人が居たのだから皆さん温泉に入りたいですわなあ。うしげの湯が無くなった所為で皆さん欅の湯までやってくるようです。こりゃ混みますわ。
王滝の湯は道が悪い、明神温泉、鹿ノ瀬温泉、木曽温泉は遠過ぎる。大喜泉はやってるかどうか解からない。御嶽山も温泉事情が悪くなったものです。



2010年09月21日22時15分00秒 記

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