冬日和Hike

祠に拍手の後、先週同様祠の横で店開き。
風も当たらずお日様燦燦。特等席です。
今日は雲に遮られる事も無くずっと日向ぼっこ。
暖かなものを食べお腹が膨らむとつい眠気に襲われます。
これぞ日溜まりHikeの醍醐味です。


20091219

前日「寒太郎が来ている。」とかみさんが言う。そういえばニューズでも日本海側の大雪で騒いでいたなあ。
やっと冬らしくなったか。雪でも降ってくれれば湯ノ山の奥の駐車場も混まずに済みます。寒太郎さまさまですな。

朝目覚めるといつもより幾分寒い。仕度を済ませ外に出ると薄っすらと雪化粧。「ええぞ、ええぞ。」自然に笑みがこぼれます。単純おバカのtanuoさん。
車のDIS表示は−1.5℃の雪マーク。ワイパーを動かすと一かきで積もった雪が落ちる。冷えた上に風花が薄く乗っていただけのようです。「良かった、凍ってなくて。」無精者のtanuoさんはもう一度外へ出て霜取りするのも億劫なのです。
表通りに出ると既に道路は濡れているだけ。豊明市まで来ると道路も乾いています。そして外気温は+1℃です。「え〜、雪降ってないんじゃないかな〜。」
雪の気配なぞ全く無い23号線を走る。年末の所為か大型トラックのノロノロ運転が多い。遅い筈だ、事故車めっけ。居眠りでもしていたのだろうか。
木曽川大橋が近付くと雪が舞い始める。ここは雪雲の通り道らしくよく降ります。でもここを過ぎればまたピタッと止んでしまうから不思議です。今日も例に違わず桑名を過ぎる頃には止んでしまいました。「御在所、雪あるかな?」雪が無いと奥の駐車場の混雑が予想されます。困ったもんです。

湯ノ山温泉駅を過ぎると道路に融雪剤が撒かれています。チラホラと雪も残っています。そしてバスターミナルから上は真っ白の薄化粧。一台だけタイヤ痕があります。これなら駐車スペースの心配は無さそうです。

6:50 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。
車は一台も居ません。どこへ停めようと選り取りみどり。じゃあ定位置に停めましょ。
靴を履こうと助手席に移動していると車が一台やってきました。あの車は、やはりIさん。雪が降ろうが槍が降ろうがお構い無しですな。あっ、人の事は言えませんな。かく言う私も同類でした。

7:00 a.m. でっぱつ。
Iお母さんは水溜りの氷を割っています。いくつになられてもお若いですな。まるっきりお子ちゃまです。あっ、これもまた人の事は言えませんでした。いくつになっても気だけは若いtanuoさんでもありました。

予報では昼まで曇りだったそうですが、意外に回復は早そうです。でも先週のような事もあるし…。

尾根筋に出るとすっかり晴れ渡り辺りが眩く輝いています。薄っすらと雪化粧した山肌が綺麗です。やっと冬らしくなりました。


7:55 a.m. キレット通過。
白一色の世界も綺麗ですが、薄化粧も綺麗です。岩肌を薄く覆うこの斑模様が初冬らしくて良いですね。

振り返れば伊勢湾が高く上った太陽を映し、これもまた綺麗です。


8:35 a.m. 上のテラス着。
岩肌と薄化粧、良いもんです。ついこの前まで暑い暑いと言っていたのに、また冬がやってきたのです。早いですね〜、一年なんて。

この上はそこらじゅう沁み出した水が凍っておりチュルチュルとよく滑ります。

8:45 a.m. 富士見岩展望台着。

白い帽子を被った大黒岩、久しぶりの姿です。北に目を遣れば御池、霊山とぼんやりと見えます。山頂付近は雪が降っているようです。霊山の奥に伊吹山。これも中腹しか見えず、山頂付近は雪のようです。

8:50 a.m. 朝陽台着。
ふ〜、しばれますなあ。顔が強張って喋るのも億劫です。まるで酔払ったみたいにろれつが回りません。
風の陰になっている休憩所でセーターを着込み、その上から合羽上下を着ます。ふ〜、やっと人心地付きました。
朝陽台を覆っていた雲が一気に消え去り真っ青の青空が広がっています。こりゃ風も強い筈ですわ。

アゼリア横では人口氷瀑の製造中。気温の低さも手伝い、氷がどんどん成長しているようです。

あまりにも寒いので、かもしかセンター前で小休止。風が遮られ温かなお日様の光がが燦燦と降り注ぎ特等席です。燃料補給で元気も回復。こんなに暖かいとここから出られなくなってしまいそうです。

そんな事も言って居れないのででっぱつ。望湖台へ。


9:35 a.m. 朝陽台着。

う〜寒い。長居は無用、武平へ向います。

峠道は南向きで日が当たっていると冬でも暑いくらいなのですが、今日は強烈な西風のおかげか顔の右半分が痛いです。顔が強張ってものも言えません。
それも掘割の中に入ってしまうといつもの暖かさに戻ります。

10:20 a.m. 武平峠着。
トイレ休憩の後、鎌ヶ岳へ。
これだけ着込んでいるにも拘らず、登りだというのにそれほど暑くはありません。よほど冷え込んでいるようです。
それでも流石に展望岩まで来ると暑くて堪りません。ここで合羽の下のセーターを脱ぐ。その後の尾根歩き、また寒くなってきました。折角セーター脱いだのに〜。

鎌山頂直下の登り、空は真っ青、冷たい大気が爽やか、天気が良いとこんなにも爽やかなものです。暖かな陽射しを受けながらの日溜まりHike。


11:10 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

祠に拍手の後、先週同様祠の横で店開き。風も当たらずお日様燦燦。特等席です。
今日は雲に遮られる事も無くずっと日向ぼっこ。暖かなものを食べお腹が膨らむとつい眠気に襲われます。
これぞ日溜まりHikeの醍醐味です。

11:50 a.m. ぼちぼちでっぱつ。名残惜しい日溜まりを後に、今日は白ハゲ経由で尾根歩き。

本当に良い天気です。こちら側は風もなく極楽極楽。

白ハゲを過ぎ高度が下がってくると暑いくらい。合羽を脱ぐ。

12:45 犬星滝へ降り立つ。

意外や意外、結構氷が付いています。氷というよりツララですね。流れの傍の石にはビーズのような透明氷がそこらじゅうに付いています。「長石谷でこんなに氷が付くなんて珍しいなあ。」などと言いながら降って行きます。やはり今日は冷えているのですね。


13:35 長石谷出合着。

ついでに三滝川の水で靴の汚れを落とす。
さあ後は駐車場までのひと歩き。

13:45 車に帰着。
駐車場には我々の車意外に4台ほどしか停まっていません。やはり冬ともなれば来る人もぐっと少なくなるようです。混むのではないかとの推測は杞憂だったようです。夏場あんなにいた人達、冬は何をしているのでしょうね。いやいや余計な事は言いますまい。冬までも混むようになってしまったら私ゃ困ってしまいます。

脱いだ靴の底に白い物が付いています。ソール同士を叩き合わせても取れません。「石かな?」と手で穿ってみたらグシャっと潰れそれが融けて行きます。なんと氷でした。
さっき谷の流れで靴を洗った時の水が凍ったもののようです。
今日は冷えていたんだなあ。どおりで寒い筈だ。去年より寒がりになったのかと少々不安に思っていたのですが、これで一安心。老化と伴に寒さに弱くなった訳ではなさそうです。良かった良かった。

お片付けも済んだ事だし、さあ温泉温泉。今日のように冷えた日の温泉はまた格別です。


2009年12月19日22時10分00秒 記

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送