冬枯れHike

ここに佇み下界を見下ろしているとそれこそ【The Fool on the hill】の世界。
そしてこの私がその【おバカさん】でございます。
辺りには薄くガスが漂っています。
山麓の湯ノ山温泉街には柔らかな薄日が射しています。
ゆるゆるとした時が流れて行きます。
それが冬枯れの世界と相まって、
なんとも形容しがたい良い雰囲気です。


20091128

いつもより若干遅めのでっぱつ。
夕べのラジオの交通情報で23号線が北頭で通行止めとのことなので、奮発して湾岸道路を使う事にしたのです。
まだ暗い内から結構車が多いのですが、3車線もあればかなり流れています。
「このペースならいつもより早く着くなあ。」などと思いながら走っていて、ふとデジカメを忘れている事に気付きました。…おいおい、商売道具を忘れてどうするんじゃい。
高速道路、それも逃げ道の無い橋の上で退き返すこともできません。まっ、いいか。今日は写真無しで行きましょう。てな訳で本日のページはフォトグラフレスページとあいなりました。
夕べS司を迎えに出かけ、帰宅が午後11時頃。それから仕度をしてその後はBBユニットのトラブル調査の為の準備であれやこれややっていました。床に就いたのが午前1時過ぎ。余計な事に気を取られデジカメの事はコロッと忘れていました。さすが忘れ物名人のtanuoさんです。これは決してアル○○○マーの所為ではありません。いや少しはその所為かな?

6:45 a.m. 料金所跡駐車場着。
道中は抜群の晴天だったにも拘らず、この辺りはどんよりとしています。下から山並みを見上げた時に山頂付近がガスっていたのでその所為でしょう。
山頂付近は霙かもしれない。それでは今日は880円のスニーカーはパス。ソールの張替え後、お初の冬靴で行きます。このハンワグ、張替え代が 15,000円もしましたがビブラムだけでなくアイガメに相当する部分とその上のシェル下部を覆っているゴムまでが張替えられています。一見新品のように見えます。これだけして貰って 15,000円はお値打ちです。安物の靴が一足買える程のお値段も納得です。
靴を履いていると頭に何かがポツッ。やはり冬靴が正解です。
靴を履く為、裾を捲り上げていたズボン、かなり傷んでいます。ユニクロで買った化繊のカッターも背中に穴があいています。靴が傷むのと同様、衣類も傷んでいるのですね。かといって買い換えるゆとりは無いし。本当に可哀想なくらい貧しいtanuoさんなのです。(またビジネス用のズボンでも下ろすか)

7:00 a.m. でっぱつ。
毎度お馴染みの中道から。
今日は人が多いです。そういえばNetの天気予報で御在所付近の紅葉が載っていたなあ。Netの影響力たるや今や新聞以上のようです。新聞社、その内潰れまんなあ。既に米国では新聞社の淘汰が始まっています。10年後を追っかけている日本もいずれ同じ道を歩む事になります。未来が解かるなんて、まるでタイムマシンがあるようですね。
駐車場付近から下の山麓辺りが紅葉真っ盛りです。中腹もまだ色付いているのですが殆ど枯葉色。お世辞にも綺麗とは言えません。温泉街が丁度見頃でしょう。
そして今から枯葉色の世界、そしてその上の冬枯れの世界に向います。冬枯れの世界って、私、なんとなく好きなんですね。雪に覆われてしまうと全く風情が違ってしまうのですが、雪が無い方が余計に寒々と感じます。ものの哀れとでも言うのでしょうか、この雰囲気が好きです。
雪化粧してしまうと帰って艶やかに感じます。また冬枯れの景色より暖かく感じてしまいます。実際晴れてでもいたらその照り返しで暑いくらいです。
もちろん雪景色大好きっ子のtanuoさんですが、この寒々とした冬枯れもまた趣きのあるものです。
中腹はまだ冬枯れには至っていません。久しぶりに地蔵岩の頭の上に立ち山頂一帯の冬枯れに想いを馳せます。(まだガスに覆われていますが。)

Day after day, alone on a hill.
The man with the foolish grin
is keeping perfectly still
But nobody wants to know him.
They can see that he's just a fool.
As he never gives an answer.
But the fool on the hill.
Sees the sun going down.
And the eyes in his head
see the world spinning round.

地蔵岩で下界を見下ろしていたら久々にこんな歌詞が思い出されます。そしてまた登り始めても最後のフレーズが頭の中で聞こえ続けています。
まるで仙人にでもなったかのようです。何故毎週毎週同じ事を繰り返しているのか。メタボ予防も大きなウエイトを占めていますが、未だに俗世間から逃避したいという願望が燻ぶっているのかもしれません。久しぶりの瞑想Hikeにはこうやって頭の中で勝手に鳴り続ける歌詞がお似合いです。

北谷テラスで一息入れます。
ふとマンサクの木を見ると、何やら細かなものが付いています。近付いて凝視すると来年の花芽です。
マンサクも冬の前に花芽を着けているのですね。家の木もそうなのかな。帰ったら見てみよう。しかしよくもまあ凍えて壊死してしまわないものですね。
写真を撮ろうと腰に手が行く…、あっデジカメ忘れたんだった。

掘割道の辺りから薄日が射すようになってきました。風も当たらず柔らかな陽射しで後ろが温められ、ここは冬枯れと言うより日溜まりですな。
そしてまた、【The Fool on the hill】のフレーズが頭の中で鳴り始める。スローテンポが歩く歩調に合わないので歩き難いったらありゃしない。

8:30 a.m. 富士見岩展望台着。
ここに佇み下界を見下ろしているとそれこそ【The Fool on the hill】の世界。そしてこの私がその【おバカさん】でございます。
辺りには薄くガスが漂っています。山麓の湯ノ山温泉街には柔らかな薄日が射しています。ゆるゆるとした時が流れて行きます。それが冬枯れの世界と相まって、なんとも形容しがたい良い雰囲気です。

朝陽台経由で遊歩道を行く。辺りは霧に濡れ冬枯れとは趣きを異にしている。冬枯れは乾燥していなければらしくない。そう空っ風でカラカラに乾燥した状態が似つかわしい。ついでにカカア殿下も居る我家なんてまるで上州ではないか。なんだかトンチンカンになってしまいましたなあ。
いずれにせよこれでは風情がない。ちょっと残念。

カモシカセンター前で小休止。餡パンを齧る。なんだか眠くなってきた。そうか4時間足らずしか眠ってなかったんだ。「フワ〜ア。」(欠伸の音)
今日は帰宅後雑務が待っています。早仕舞いの予定ですが、このまま降りてしまっては温泉もまだやっていません。
かといってのんびりできる日溜まりもなし。武平からのんびりと降りることにするか。
表道降り口にはテープでとうせんぼ。「どこか崩れたのかな?」
峠道降り口にもとうせんぼ。そばに地図とスカイライン復旧工事に伴う通行止めの案内。
表道と武平からのスカイライン沿いの道が通行止めとの事です。峠道は通行不可にはなっていません。それでも塞いであるテープを避けてまで通る気はありません。当然の如くチロリン村から。鉄製のゲートを開けそこから入ります。違法ではないですよね。
峠道を降って行くと工事の音がかなりの大きさで聞こえてきます。そうだ、鎌山頂まで行かず日陰尾根へでも。スカイラインの様子もよく解かるだろうし。

9:30 a.m. 武平峠通過。スカイラインへの降り口にテープによる閉鎖はされておりません。無精だなあ。それで峠道そのものを閉鎖しちゃったのかなあ。世の中にはtanuoさん並みの無精者もいらっしゃるようです。
すっかり天気は回復し青空が覗いています。時折日が差しそれこそ日溜まりHikeです。曇るとちょっと暖かな冬枯れHikeに替わります。これもまた悦ばしからずや。

9:50 a.m. 展望岩手前の日陰尾根分岐通過。
山頂へは行かず、このまま日陰尾根から降ります。
西風がモロに吹きつけますが、柔らかな陽射しを背後から受け丁度良い湯加減?です。暑くも寒くもない、暖かいながらも冷たい風が清々しい。

スカイラインが近付いてくると、工事の様子がよく解かります。だって真横で工事してるんですもん。
武平峠東側の大駐車場には大量の山砂がてんこもり。駐車スペースなど全くなくなっています。きっと工事に使う為のものでしょう。西多古地谷より下のスカイラインは舗装も済み完全に元通り。表道との合流地点の上の最も崩落の酷かった所は相変わらず手付かずのままです。その下まで土砂が埋め尽くしていたスカイラインの下の方は今工事が佳境となっています。まずここを直して重機やダンプカーが通れるようにするつもりのようです。
ああ、写真なしで説明するのは大変です。(以上スカイライン復旧工事実況中継でした。)

急な降りの後、三ツ口ダムの上に降り立ちます。時刻は、10:30 a.m.
日当たり良し、風無し。ここで大休止。日向ぼっこしながらカップ麺でも頂きます。シメはメープルティー。もう大分あの甘ったるいフレーバーが飛んでしまいました。

11:00 a.m. でっぱつ。
もう温泉も営業しています。さあ早く温泉温泉。

11:15 a.m. 車に帰着。
片付け物を済ませ、すっかり回復した秋空の下、温泉に向けて車を駆る。

今日の記事は全くの写真無し。お粗末でした。


2009年11月28日21時15分00秒 記

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