北風ピープー冬枯れHike

ところが小峠も吹き曝し。
冬枯れで葉を落とした素っ裸の木には風を遮ること能わず。
しゃあない。犬返し手前の岩場まで行っちゃいましょ。
あそこなら風の陰があるでしょう。
ここからの痩せ尾根のアップダウンがきつい。
風が強く飛ばされそう。
空きっ腹も手伝い、フ〜ラフラ〜のヨ〜レヨレ。


20091115

久々の日曜出勤。今日は趣を変え小岐須へやって来ました。
前日土曜早朝の土砂降りとはうって変わって抜けるような青空。これなら紅葉も見栄えがするに違いない。
ここ小岐須は、御在所近辺と比べ標高も低く、また南に位置している所為か割りと遅くまで紅葉が楽しめます。
6:45 a.m. 小岐須峡駐車場着。
既にIさんは到着し待機中。私も車を停め仕度にかかる。天気も良いし今日も880円のスニーカーで。冬靴温存の為涙ぐましい努力を続けております。
ここの駐車場、昨年だったかその前だったか、出入り口にロープが張られ有料になっていました。それ以降ご無沙汰だったのですが、今日は開放されており料金の表示もありません。
「帰りには徴収に来るのかな?」などと話しながら仕度を進める。

7:00 a.m. でっぱつ。風が強く寒い。ジャケットを羽織って行く。
いつも通り右回り。一の谷新道からぐるっと宮指路まで。
片側にしか手摺の付いていない橋を渡り、山腹を巻いて一の谷の滝へ。雨上がりの所為かかなりの水量。

谷間に入ると強かった風も遮られ寒さが和らぎます。とは言え季節相応、気温が低いので暑さにやられる事も無く快適です。あ〜、やはり山歩きは春か秋が一番ですね。
この時期はもう蛭の心配も無くどこでも自由に歩けます。一の谷本流と別れ窓からの支流沿いに行く。
樹林帯を抜けそろそろ大岩、の筈がその大岩が見当たりません。目の前には明かに窓と思しき鞍部が開けています。振り返れば真後ろに入道がデーン。

「おかしいな、崩れ落ちたかな?」と思っていたら左から道が合わさる。その奥に大岩が。
大岩経由の道をショートカットして窓へ直登する枝道が出来ていたようです。登りでは皆さん電光型にジグザグを切って行きますが、降りではついつい直進してしまいこれが顕著な道になってしまいます。特に雪があるときなど夏道自体が隠れているので皆さんストレートに滑り降りてしまいます。春になり雪が消えたらそこには顕著な直登ルートが出来上がっている。と言うのが実態でしょう。

7:55 a.m. 窓着。

つい先日【下の廊下】へ行ってきたIさんと剱近辺の話になります。そう、剱にも窓があります。富山辺りの方言でしょうか、剱の稜線上の鞍部は窓と呼ばれています。三の窓、小窓、大窓と。
剱の窓と比べると、ここの窓には顕著な窓枠がありません。それでもその鞍部からはぽっかりと向こうの世界が覗いています。
今日は鳩が峰往復はパス。野登山へ向います。
稜線から北斜面は既に冬枯れ。ところが南斜面は行けども行けども紅葉真っ只中。透過光に燃えるように輝く紅葉は見るたびに息を呑むほど。
三歩進んでは立ち止まりシャッターを切る。そしてまた、三歩進んでは立ち止まりシャッターを切る。
これではちっとも進まない。まっ、いいか。

ほぼ傾斜が無くなり緩やかな鞍部を越えると鹿の食害防護ネット。以前の金網フェンスが無くなり化繊の網に代わっています。それも高さ40cmほどにずり落ちています。これじゃあ鹿さんが簡単に跨げます。
その奥の背丈以上あった笹薮はすっかり元気を無くしこれも4-50cmの貧弱なものに。完全なジネグです。

8:25 a.m. 国見の広場着。
石碑の前で小休止兼燃料補給。

山頂を踏んで杉並木から野登寺へ。

由緒ある鶏足山野登寺を辞し、裏手から中継所の舗装路へ。その道伝いに仙鶏尾根分岐へ。以前来た時に、お寺からのショートカットルートが無くなっていたのは確認済み。

あちこちにムラサキシキブの実が生っています。古刹と紫式部、なんとなく良い取り合わせですね。万葉のいにしえについ想いが馳せます。

分岐から仙鶏尾根へ。薄暗い植林帯を降りきると今度は急登。降った分以上の大登り。ゼーハーゼーハー。
痩せ尾根の岩の間にはコメツツジが健気に根を張っています。それが真っ赤に紅葉しています。

いつしか高度を上げ振り向くと野登山の紅葉。

展望台からは御在所、鎌、宮指路。イワクラ尾根から入道。

最後の登りを終え振り返って再度野登山をパチリ。


10:05 a.m. 仙の石着。

小休止の後、西峰へ。

10:25 a.m. 仙ヶ岳西峰着。

そろそろお昼に良い時刻ですが、如何せん風が強い。小峠辺りまで降りれば多少風が避けられるやもしれない。
ところが小峠も吹き曝し。冬枯れで葉を落とした素っ裸の木には風を遮ること能わず。
しゃあない。犬返し手前の岩場まで行っちゃいましょ。あそこなら風の陰があるでしょう。
ここからの痩せ尾根のアップダウンがきつい。風が強く飛ばされそう。空きっ腹も手伝い、フ〜ラフラ〜のヨ〜レヨレ。


11:20 a.m. 犬返し手前のピーク着。
良い案配に風の陰になったところを選び陣取る。
さて、定番のてんぷら蕎麦でもとコンロの用意を始めると、Iさん達のザックからなんやかやと豪勢なものが。
土曜日の為に準備していた【おでん】だそうです。お嬢さんの誕生祝いの残りのシャンパンまで。こりゃさぞかし重かった事でしょう。おでんが暖まるまでシャンパンでお祝い。う〜んRichですなあ。
そして山盛りのアツアツおでん。たらふく食ってもう入りません。最後にデザートにフルーツ。これは別腹。
豪勢な食事に大満足。

風も無く柔らかな陽射しを受けて晩秋の日溜まりでのんびり。ええもんですな〜。

11:50 a.m. 宮指路に向けてでっぱつ。


12:00 宮指路山頂着。
休憩後の急な登りはしんどい。それでも10分もかからずに到着。Iさん達の強靭な体力にはロートルtanuoさんは正直言ってついて行けません。「あ〜死ぬかと思った。」
降る前に馬乗り岩に寄って行きます。強風で吹き飛ばされそう。

そして降りはヤケギ谷。三体仏、東海展望の観光スポットも忘れずに。

三体仏からは小峠-犬返し間の稜線がよく見えます。あのアップダウンはきつかったなあ。仙鶏尾根よりこちらの方がきついです。
再度小さな登りを経て東海展望へ。降りなのになんで登らにゃならんのだ〜。


さて、後は本当に降りだけ。とは言え2-3mの小さな登りはありますが。
この降りが山の神様からの最後の紅葉のプレゼント。うす雲が広がっていた空もこの辺りまで来るとすっかり晴れ渡り青空とのコントラストもはっきりと。
そして何よりもこの光線が最高。日の光が有るのと無いのとでは発色に雲泥の差。光り輝く紅葉が眩しいくらいです。

降るに従い綴れ折りの樹林帯の道になります。薄暗い樹林帯の中でも所々ポッカリと空があき日が差し込む所があり、そこには必ず光り輝く紅葉が見られます。


13:25 最後の小滝着。
ここからは大石橋はもう目と鼻の先。

ダムから林道へ出る。ふと上を見上げると燃えるような赤。


13:30 大石橋着。
燃えるような紅葉の下で最後の休憩。リンゴ、柿のフルーツで最後の燃料補給。なんたってこの後は駐車場までの地獄の林道歩きが控えているのです。あ〜憂鬱。


14:00 駐車場着。

結局駐車料金徴収はありませんでした。
この前の有料化は一体なんだったのでしょう。
大した収入にもならないのに徴収の為の人件費までかけてやる事に何の経済性も見出せず止めてしまったのでしょうか。
【過ちて改むるに憚ることなかれ。】朝明の駐車場の御仁にも一考をお願いしたいですね。
本当に徴収が必要なら無駄な人件費などかけず無人で徴収箱でも設置しておけば良い事です。踏み倒されるリスクを承知でその使途を看板などで説明してあれば誰だって良心に恥じないよう徴収に応じます。
使途も解からない。人件費にしかならない程度の徴収額とくればシステムそのものの無駄、不合理が誰の目にも明らか過ぎて、不信感が先に立ち支払う気など起こりません。何の生産性も見出せないような徴収係をやっているより、もっと人の役に立つ仕事をしたいとは思わないのでしょうかねえ。
あ、あ、あ、また余計な事を言ってしまった。


2009年11月16日23時50分00秒 記

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