秋日和Hike

蕎麦を頂いた後は、S司のお土産のメープルティー。
この甘ったるいフレーバーが、
真っ青の秋空の下の暖かな日溜まりとこの景色にぴったりです。
カナダの景色とはちょっと違いますが、
眼下に広がる伊勢平野と隣に聳える朝陽台の下の屏風岩によく合います。


20091003

季節はもう秋。日の出もめっきり遅くなった。今日はいつも通りの時刻であるにも拘らず外はまだ暗い。気温も秋らしく少々肌寒いくらい。良い季節になった。
空にはまだ雲が残っており、それが一層暗く感じさせる。その薄暗い中、いつもの道を御在所へ向かう。
木曽川が近付くと車線規制。そう言えば数週間前に23号線の工事規制の案内が新聞に載っていた。木曽川、揖斐長良の二つの橋の補強工事の為だとか。この橋は、私が小学校高学年の頃には出来ていたのだから、もう50年くらい経っているのか。50年で大規模な補修が必要とは案外寿命が短いものなんだなあ。汽水域の為、塩害も有るのだろう。
あの頃の紅顔の美?少年が来年には還暦。人の一生なんて本当に短いものなんだなあ。
そうそう、帰りは渋滞で23号線は使えないなあ。湾岸道を使うか。川越-木曽岬までなら休日割で200円で済むし。先週は名古屋南まで使ったら700円だった。この先暫く続くとなると毎週700円は辛い。やはり河を渡るだけにしておこう。

6:50 a.m. 料金所跡駐車場着。
今日は車が少ない。まだ5台ほどしか停まっていない。温泉街からの駐車場には一台も停まっていない。一体どういう事なのだろう。スカイラインが通れない時はとんでもない混みよう、通れるようになったら汐が引くように来なくなってしまうなんて。皆さん私に何か恨みでもあるのでしょうかねえ。まるで意地悪されていたみたい。
先週、山靴をソールの張替えに出してしまったので、今日はスニーカー。この靴ももう10年くらい前のもの。山靴同様パンクでもしなきゃあ良いが…。

7:00 a.m. でっぱつ。
空にはまだ雲が残っている。こんな天気なら今日は本谷。先々週に続き、ダイモンジソウ見物の第2弾。きっと今日辺りが最盛期なのでは?
風がかなり強いので。天気もすぐ良くなるでしょう。但し吹き飛ばされないようにしなくっちゃ。
半袖Tシャツだけでは寒そう。長袖を羽織って行く。
暫く前に、山の家の軒下に大きなスズメバチの巣が出来ていた。「取り除いたかな?」と見に行ったらまだあった。しかし蜂の姿は無い。この気温の低さではまだ活動できないのだろう。低温と活動の可否? ついしょうもない事を思い出してしまった。
昔はエアコンも無く窓が開けっぱなしなので仕事中によく蜂が部屋に入って来た。外に出ようと窓ガラスに留まっているところを、後ろからピンセットで摘まむ。それを小さな紙箱に入れそのまま冷蔵庫の製氷室へ。1時間も待てばカチンコチンに固まっている。それを日向に放り出しておくと、解凍されブーンと羽音を立て始める。結局は元には戻らずそのまま死んでしまうのですが、一時的にせよ蘇生する事で、その生命力の強さに感動したものです。いや、全くしょうもない事をやっていたものです。20代前半の頃の事です。当時はそんなのんびりと遊び半分で仕事が出来たのです。こんな遊び心と言うか、いろんな点で余裕があったように思います。そんな余裕が全く無い今の若い人達が可哀想に思います。何事もアソビ(マージン)が無ければ上手く行きません。斬新な発想も浮かびません。うちの職場に限らず、日本という国そのものが余裕をなくし、その結果ブレークスルーも起こせないようになってしまったように感じています。おっとっと〜、また脱線。

雨上がりにしては水量が少ない。こちらはあまり降らなかったのかな?
沢沿いに歩き始めると早速ダイモンジソウがこんにちは。

滝を越えた辺りからダイモンジソウがグンと増える。小さくて目立ち難いがそれこそあちこちに乱れ咲き。
場所によっては谷の側壁にびっしりと張り付き花を開いている。やはり今日が最盛期だったかな?

次から次へと続くダイモンジソウに足止めをくらいちっとも先へ進めない。おまけに谷筋にも拘らず風が強く映すのに風が治まるまで時間待ち。風で撮れないダイモンジソウ、風ダイモンジソウ、風ダイザエモン、風大左衛門? いなかっぺ大将か。

7:45 a.m. 不動滝着。結局普段の倍の時間がかかっている。まっ、いいか。

巻き道を行く。谷筋は石の上を通るので良いが、巻き道は濡れた枯葉、腐葉土と化した上を歩くので蛭が心配。気温が低いのと本谷での被害情報は無いので大丈夫かとは思うが、どうも今年は蛭君と相性が良いらしく予期せぬところで献血の憂き目に遭っている。これも遭難と言って良いのでは?
谷に戻ったところで点検。ズボンの裾を捲り上げ、靴下を下ろし、「よし、OK。」
そしてまた大文字街道が続く。

大岩を右手から行く。スニーカーが快適。そうなんですよ。こういったスラブは山靴よりスニーカーや飴ゴム底の運動靴の方がフリクションが良く利き登り易いんですね。山靴には山靴の、運動靴には運動靴の登り方がある訳で、靴自体にも得手不得手があります。しかしこのフリクション、懐かしいようなウキウキするような…。

続いて小滝の連続。最後の小滝の奥には先々週蕾ばかりだったダイちゃんが満開の花盛り。写真で解かるかな?

その横にはアキノキリンソウが花盛り。


8:20 a.m. 大黒滝着。おやまあ今日はちゃんと滝を演じて水が流れています。

大黒滝を巻き、樋状滝を巻く。振り返ると木々の黄葉が綺麗。見上げてもシロモジの黄葉が艶やか。

谷に戻り右手のクラックを行く。スニーカーでの登り方を思い出したようでとても快適。昔は山靴のソールが減るのを嫌い、南山などはよく運動靴で登っていた。そのフリクションの快適さを思い出したかのようだ。「う〜ん、カ、イ、カ、ン。」
見上げれば天気もすっかり回復したようで青空が眩しい。そろそろ熱くなってきた。長袖を脱ぐ。半袖Tシャツになると日の温もりとカラッと爽やかな風のアンサンブル。ああ、秋ですねえ。

そしてガラ場はまたしてもダイちゃん街道。

上のクラックには今日もウメバチソウ。

クラックの上には特大のウメちゃん。普通見慣れているのは7-8mmの大きさなのに対し、これは優に直径15mmはある。一瞬別物かと思ってしまった。

その後もまたダイちゃん街道は続く。但しこの辺りまで来ると草臥れかけたものが多い。


9:15 a.m. 大黒岩展望台着。

さあて、ここで大休止。
てへへ〜。今日はここまで。今日も超軟弱Hikeを決め込んでいるのです。今日も夕方はかみさんとデート。23号線橋梁工事の迂回車で湾岸道も混むかもしれません。それで早仕舞い予定です。
時間もたっぷりある事だし、展望台を独り占め。のんびりゆったり寛いじゃいましょ。
先ずはお湯を沸かしカップ麺で天蕎麦。まだ時間的にお昼に早いかもしれませんが。

蕎麦を頂いた後は、S司のお土産のメープルティー。この甘ったるいフレーバーが、真っ青の秋空の下の暖かな日溜まりとこの景色にぴったりです。カナダの景色とはちょっと違いますが、眼下に広がる伊勢平野と隣に聳える朝陽台の下の屏風岩によく合います。

う〜ん、Richな気分。これが幸せってものなのでしょうか。

10:20 a.m. ぼちぼちでっぱつ。
すっかり寛いじゃいました。これから降りればもう温泉も営業している筈。

アゼリアの傍にはナナカマド?じゃあなくてウルシですかね。もう紅葉しています。

今日の降りは表道。天気は良いし、久しぶりに百軒滝がよく見えるでしょう。
爽やかな秋風を身に受けながら降っていると、あっというまに百軒滝。

スニーカーのフリクションを楽しみながら降っていると、左足首を危うくゴキッ。慌てて抜重して事無きを得る。ちょっと痛いが捻挫には至っていない。そうそう運動靴の一長一短の短所はこれですよ。山靴のように足入れが深くないので足首の自由度が大きく岩の面に合わせやすい。フリクションが最大限に効く反面、岩にソールが張り付いたまま残り体重のかかった足は下へ荷重がかかる。結果として足首を過度に曲げる事となりその許容範囲を越え捻挫してしまう。それともうひとつ、ソールが軟らかいので細い岩角には足裏が痛くて立てない。ソールの固い山靴に慣れてしまうとついうっかり岩角に立ってしまい足裏を痛める。
こういった事を身体に思い出させる為にも偶にはスニーカー歩きも良いかな。

いろいろしょうもない事を考えながら降っていると、右足爪先側に違和感。もしかして?
大当たり〜。このスニーカーも右側爪先からソールが剥がれている。
おいおいこの靴もかよ〜。今年は天中殺だなあ。マインドルが夏にパンク。ハンワグが先週ソールの剥がれ。そして今日はこのスニーカーのソールの剥がれ。なんちゅう足癖の悪いやつなんだろう。私の足はそもそも山歩きには向いていないのかもしれない。直るかなあ?とりあえずハナクソボンドを買ってこなくっちゃ。場合によってはこの靴は捨てなきゃならないかもしれない。となると、ハンワグが直るまでスニーカーを新調しなければならないかもしれない。あ〜、困った困った。またまたものいりだ。
騙し騙し降る。


11:10 a.m. 三ツ口ダム通過。


11:25 a.m. 車に帰着。

この時刻には駐車場もほぼ満車。といってもまだ数台は余裕がある。
さあ早く温泉に浸かり、早く帰ろう。湾岸道路を200円分だけ使って。
しかし我ながらしみったれだなあ。


2009年10月03日21時46分00秒 記

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