雨なら御在所

尾根まで上がると涼しい風が流れ8月とは思えぬ爽やかさ。
西の空が明るくもうすぐ雨が上がりそうな気配。
いたる所にリョウブが満開。
微かに甘い香りが漂い潤った空気と相まってすこぶる爽やか。



20090801

このところ毎週末は雨。と言うより毎日雨と言う方が当たっているようです。
おかげで湯ノ山の奥の駐車場もさほど混まないので御在所通勤に励んでいます。
とは言え、万一の為に若干早めに出るようにしています。今日もいつもより20分早く目覚ましをセット。寝坊助のtanuoさんにはこれが限界です。
以前なら今朝のような空模様だとサボっていたのですが、悪天でないと駐車場が空いていないという事もあり、お天気無視の皆勤です。

6:35 a.m. 湯ノ山最奥の駐車場着。
な、なんと一台も居ない。「なんだいつもの時刻でも良かったんじゃないか。」寝不足のまなこをしょぼつかせながら愚痴が出ます。
じゃあ急ぐ事もない。ゆっくりと仕度をしていれば霧雨も上がるかもしれない。
グズグズと仕度を始めかけたら車が一台やってきた。あの車は…、やはりIさん。こんな雨の日にやって来るとはおそるべきご夫婦である。私ゃようついていけません。
助手席で靴を履き合羽のズボンを着ける。上は蒸さるからTシャツのまま傘を差して行こう。
準備を整え車から降りると、既にIさん達も準備完了。どうして僕ってこんなに要領が悪いのかなあ、いつも最後までゴソゴソやっているのは私だけ。

6:50 a.m. でっぱつ。
広い駐車場にたった2台だけ。久しぶりに見る、今となっては懐かしい景色です。

細かな霧雨が流れる中をテクテクと傘差し散歩。気温も低く8月とは思えません。偶にはこんな年も良いでしょう。カンカン照りでバテバテになるよりずっと気持ちが良い。
スカイライン沿いにはまだリョウブがいっぱい。既に結実してしまった木もありますが、まだ今が満開の木もあり長く楽しませてくれます。本当に今年は異常なくらいの咲きようです。
梅雨がなかなか明けないのも16年ぶりの事だとか。その年は日照不足で米の収穫が異常に少なくタイ米などを緊急輸入した年でもあります。という事は今年も?
汚染米が大量に食用に横流しされた事件から、米のトレーサビリティを義務つけるなんてバカな法律が政争のドサクサに紛れて成立してしまったようです。これでまた流通経費増大につながり、しいては末端価格の上昇にも繋がってしまいます。もともとは工業製品の品質管理の一環として使われるようになった手法ですが、米一粒づつにユニークナンバーでも付ける気でしょうか。無駄な事にお金をかける事しかお役人及び農政族議員さんの頭にはないのでしょうかねえ。現実的で無い事ぐらい小学生でも解かる筈なんですが…。そうまでして権力を維持し続けたいのでしょうか。自由化しないからミニマムアクセスとして食べる予定のない米を輸入しなければならなくなる。それを食べられなくしたものを横流しして人の口に入ってしまったと言うのが真相でしょ。自由化すれば複雑な事などしなくて良いのに。何事においても、Simple is best!
あ、あ、あ、また余計な愚痴を言ってしまった。ないしょないしょ。

暫く行くとIさん達は汗だく。Tシャツだけの私でさえ汗だくですから合羽上下で身を包んだ人達はさぞかし大変でしょう。たとえゴアの合羽でも。
お父さんはサウナスーツ代わりにそのまま行く。堪りかねたお母さんは合羽を脱ぐ。

尾根まで上がると涼しい風が流れ8月とは思えぬ爽やかさ。西の空が明るくもうすぐ雨が上がりそうな気配。
いたる所にリョウブが満開。微かに甘い香りが漂い潤った空気と相まってすこぶる爽やか。
そんな中をペチャクチャペチャクチャお喋りHike。
気が付けばもう富士見岩。本谷から吹き上げるガスで辺り一面真っ白。爽やかなガスを受けながら小休止。「う〜ん。滅茶苦茶モイスチャ〜。」
朝陽台手前でオトギリソウ。鎌ではよく見かけますが御在所では珍しい。露を宿したところをパチリ。あっ、今日は全然写真を撮ってなかった。曇天だとこんなもんです。カメラ出すのも面倒臭いし、濡らすのも嫌だし。


8:50 a.m. 朝陽台着。サラサドウダンの結実をパチリ。実のいくつかを見ると、下向きの花が結実後上向きになって行くのが解かります。摩訶不思議大自然の妙味。

ノリウツギもまだまだ元気。これも花期が長いです。いや天候不順の所為で散らないでいるのかな?

細かい霧雨が流れる中、遊歩道を行く。山頂一帯はまだまだリョウブ、ノリウツギが満開。
展望も期待出来ないので望湖台はパス。そのまま武平峠へ。

9:35 a.m. 武平峠着。軽く燃料補給。
時刻はまだ9時40分。このまま降りても温泉はまだやっていない。Iさん達は当然の如く鎌へ行くようです。じゃあ軟弱tanuoさんもお付合いしますか。
暫く行くと黄色い花。オトギリソウかと近付くとアキノキリンソウ。

なんと気の早い事。天候不順もなんのその、自然の草木は咲く時を心得、着実にその天命に従っている。
そして大汗かきながら頂上直下のガレ。片隅にコモノギク発見。まだ時期的に早い所為か少しいびつですが、季節先取り。


10:35 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。祠に拍手。

南側でランチタイム。岳峠から吹きつける霧雨が爽やか。「う〜ん、滅茶苦茶モイスチャ〜。」
長居しても濡れるし冷えちゃうしでぼちぼち引き揚げ。
鎌にしては珍しく誰も居なかった。そういえば御在所でも誰とも会いませんでした。こんな日も珍しいです。というか、こんな日にこんな所をうろついている事自体が異常なのかも。私達って変わり者?

10:50 a.m. でっぱつ。
降りは…、やはり尾根を取って長石尾根。どうも最近はヒルに好かれているようなので少しでもリスクを軽減する為に。
Iさん夫妻は降りも速い。ロートルtanuoさんは付いて行くのが大変。それに今日は曇天なのでサングラスじゃなく事務仕事用の度のきつい遠近両用。いつもと距離感が違い微妙にバランスが悪い。で、とうとうやっちゃいました。スリップし手をついた時に腕に擦り傷。現役バリバリの人達には敵いません。
途中の鞍部から三ツ口谷へ降りる。
やはり今日は水量が多い。いつもと違う滝をパチリ。

後は三ツ口谷-スカイラインを辿り駐車場へ。

12:00 車に帰着。
いつになく早いご帰還。
こんな日には誰も来ていないだろうと話しながら駐車場を覗くと、我々以外に2台が停まっていました。物好きな人がいるものだなどと話しながら近付くと他府県ナンバー。広島と岡山。休日特割で日本中遠征しているのでしょうか。こんな例外を除くとやはり近場の人は来ていないようでした。これが常識。私達は非常識。
非常識な我々は温泉目指して湯ノ山を駆け抜けてゆく。


2009年08月01日19時50分00秒 記

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