ちょっと早めのシモツケ狙い

この辺りから上にはあちらこちらにシモツケソウがほころびかけています。
中にはかなり大きめの株もあり、そこらじゅうに広がりつつあるようです。
モウセンゴケの群落はミズゴケに侵され、そこにまたキイチゴに似た棘のある葉っぱが侵食しています。
この葉っぱ、シモツケソウのものです。



20090718

先週は久しぶりの献血Hike。献血しなくて良い所というとやはり御在所周辺しか思いつきません。
天気が悪けりゃ御在所も空いている筈。予報では曇りですが、回復が早けりゃ混むだろうし困ったものです。
帰宅後メールチェックしていると、Tさんがリハビリを兼ねて本谷へシモツケソウを見に行くとの事。リハビリ中の故障者と一緒ならロートル親爺のtanuoさんとペースも合う筈。という事で行く旨を伝える。Tさんは6時に駐車場と仰る。早起きの自信が無いので居なければ先に行ってもらうよう伝える。起きられるかな〜。寝坊助のtanuoさんにとって早起きは至難の業なのです。

翌朝玄関を出ると小雨がぱらついているが空は割りと明るい。睡眠不足で眠いよ〜。
いつもより若干早い所為か道路も空いている。23号線を快調に走っていると北頭を過ぎた辺りで土砂降りに。
「帰っちゃおうかな〜。」と軟弱君が囁く。「駄目!雨でもシモツケソウを見に行くの。でないとメタボ脂肪が減らないよ。」エピキュロス君が慌てて制止する。
暫く走るとまた小雨に。空は相変わらず明るい。これならちょうど良い。雨の嫌いな中高年諸氏はこの雨で出かけるのを思い留まってくれるだろう。今まで気にも留めなかった事をあれこれと画策しなければならなくなってしまいました。まあこれもボケ防止には良い事です。何事も良い方に捉える事。これこそがこれからのジジババが生きる道です。

6:10 a.m. 湯ノ山最奥の駐車場着。既に5-6台の車が停まっているがまだまだスペースはある。一番手前にTさんの車。「もう行っちゃったかな?」と車内に目を遣るとまだ居ました。挨拶をしてから仕度を始める。
雲の流れは速いが降る気配は無さそう。
Tさんが聞いた情報では、好天なら6時にはもう満車になっているそうです。やはり曇天様様です。
しかし天気の良い日はどうしましょ? 恵那山辺りまで足を延ばすか。

6:30 a.m. でっぱつ。
雨上がりで気温は低いが湿度が高い。こりゃ今日も大汗ですな。
山の家の横から右岸を歩き始めるといきなり玉の汗。
それでも沢筋に出ると見た目には涼しげです。さすがは水辺です。但しここの水って汚いんだよな〜。

来る度に沢の様子が変わっている。毎度雨が降るたびに小規模な崩落が起こっているようです。そのうち御在所が無くなっちゃったりして…。

6:50 a.m. 不動滝着。雨上がりの所為か滝らしく水が落ちている。

巻き道を行く。たっぷりと水分を含んだ半ば朽ちかけの落ち葉を踏みながら行く。なんとなくヒルが出そうな気配。先週献血してしまった身としてはつい気になり知らず知らずズボンの裾を上げチェックをしています。
「御在所にヒルは居ない。」と言うのは絶対的なものではありません。現に数年前に裏道でやられています。いずれこの辺りも。

7:20 a.m. 大黒滝着。
久しぶりにこの滝も滝らしく水が落ちています。

樋状滝を巻き、三角岩跡を過ぎ、大岩の上で小休止。
既にシャツもズボンも汗でぐっしょり。時折強い風が吹くと冷たいくらい。
さてぼちぼちシモツケソウが出てくる頃。世間話をしながら歩いているとTさんが下から「あそこ、あそこ。」と教えてくれる。指差す方に目を遣ると早速発見。まだ小さく蕾が多いが開いているものもある。
水曜日に来た時はまだ蕾ばかりだったそうですが、この数日の間に開花したようです。
雨に濡れおしべが水滴の表面張力で偏っていますがそれもまた愛嬌。

この辺りから上にはあちらこちらにシモツケソウがほころびかけています。中にはかなり大きめの株もあり、そこらじゅうに広がりつつあるようです。モウセンゴケの群落はミズゴケに侵され、そこにまたキイチゴに似た棘のある葉っぱが侵食しています。この葉っぱ、シモツケソウのものです。

ドンツキが近付くとまだ蕾のものが多い。カキランは時期的に終わりに近くちょっと草臥れ気味。
キンコウカは既に終わり。花穂の先に多少花弁を残している程度。

朝陽台に向かう。雲母峰に纏わり付いた雲が神秘的。まるで仙人でも居そうな大黒岩。

Tさんに露払いをお願いし私ゃ後を付いて行く。あ〜楽チン楽チン。
本谷では殆ど終わりかけだったギボウシがこの辺りではまだ咲いている。朝陽台手前の草叢にはウツボグサ。


8:35 a.m. 朝陽台着。
小休止して燃料補給。絶え間なくガスが流れ肌寒い。これじゃあビチョビチョのシャツもズボンも乾きませんなあ。
リハビリ中のTさんはこのまま中道を降りるものと思っていたら鎌まで足を延ばされるそうです。調子が悪いようなら武平からエスケープだとか。10日後には槍への本番が控えているそうで、少しでも身体を慣らせておきたいのでしょう。軟弱を決め込んでいたtanuoさんも御一緒しない訳には行きません。

9:00 a.m. 望湖台着。
山頂一帯のリョウブは満開状態。地味な花ですが何も無い所に僅かばかりの賑わいをもたらしてくれます。

武平峠へ向かう。
ミズナラの木にはもうドングリが付いている。秋にはこれがはちきれんばかりに実り動物達に豊かな食料を提供してくれます。


9:25 a.m. 武平峠着。リハビリTさんはすこぶる快調で、当然鎌へ向かいます。
しゃあない、tanuoさんも老骨に鞭打ちながらお付合い。
道端にはあちこちにキンレイカの蕾。中にはもう咲いているものもあります。

今日は全く蝉の声がしない。気温が低い所為か。と思いながら歩いていたら、やっと一鳴き。ゲーキョゲーキョのエゾハルゼミ。それもまた鳴き止んでしまった。蝉の鳴かない山行は本当に静かです。

10:25 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
辺り一面ガスの海。鎌山頂もリョウブが満開。既にピークを過ぎているようですが、この手の花は花穂の根元から順次開花していく為花期が長いです。ウツギ、菜の花のような咲き方ですね。

山頂南側で大休止。強い西風は木々に遮られ冷たいと言うほどではない。絶えず流されてくるガスで正面の鎌尾根も霧の中。時間的にもまだ早いし、後は降るだけなのでエサを摂りながら大休止。こんな曇天でもお湯を沸かさなくても良いほど気温が高い。まあ夏ですもんね。梅雨明け前のこんな曇天の方が涼しくて有難い。
Tさんの槍行きの話に花が咲く。駄弁っていると時々眼前のガスが切れ鎌尾根が姿をあらわす。


11:15 a.m. でっぱつ。
湿度が高くいかにもヒル日和。沢筋を避け長石尾根を降る。
リョウブ以外何もなく寂しい尾根道。
途中で三ツ口谷へ折れる。枝沢の岩肌にはダイモンジソウやイワタバコの葉っぱが付いている。荒れた所の修復は難しいがこうやって自生地が残されているのは有難い。
イワタバコも来週、再来週あたりには開花が始まるでしょう。

12:10 三ツ口ダム着。ダム横の草地にはキイチゴがいっぱいなっている。野生児のTさんはかなり口に運んでいる。今年は甘みが少ないそうです。あんな種だらけのものをよく食べますなあ。


12:25 車に帰着。
駐車場の車は大分減っていましたが道路脇には路駐車が。遅く出てきた車もかなりあったようです。
これからも御在所通勤は曇天の時に限ります。天気の良い日は…遠くへ行きたい。


2009年07月19日15時30分00秒 記

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