梅雨の合い間の爽やかHike

7月、梅雨の最中とは思えない爽やかな日である。
この季節、なにもかもが色鮮やかに見える。
凹角下のコアジサイ、既に花が落ちたものもあるが
よく見ると枝分かれした花の軸が鮮やかな青紫。
花落ちて 尚も目を引く コアジサイ



20090704

今年はまだササユリを見ていない。宮妻基点の稜線上にはササユリのサの字も見かけなかった。
手っ取り早く見つけるには勝手知ったる御在所周辺が最も確率が高い。
明日の土曜日は天気も良くなさそうだ。それなら湯ノ山の奥の駐車場も空いているに違いない。余り激しい雨は嫌だがそぼ降る雨なら返って風情があって良い。という事で「明日は久しぶりに御在所。」
床に就く前にはかなり激しい雨音。「よしよし、この雨なら御在所へ行く人も少ないに違いない。ウッシッシ。」

明けて7月4日。雨も上がったし、まだ空には分厚い雲がいっぱいだし、思ったとおりの最善のコンディション。「さっ、雨露を宿したササユリでも見てこよう。」

道中思ったより早く天気が回復してくる。「ヤバイ! あまり早く回復されるとまた駐車場が満車になってしまう。急がねば。」という事で今日はコンビニはパス。朝のお勤め(おっきい方)もパス。幸い家にあったパンとバナナを持ってきているのでエサはこれで凌げる。

6:40 a.m. 湯ノ山最奥の駐車場着。
「おっ、空いてる空いてる。」7−8台の車が停まっているが、スペースはまだまだ充分にある。正面にはIさんの車。既に人影は無い。きっと今日も藤内だろう。顔を合わさずに済んで良かった。誘われてももう私は付いて行けません。
駐車スペースを確保したところで徐に腹ごしらえ。今朝のお勤めは〜、まっいいか。野○○で環境汚染するのも気が引ける。偶には家までお腹に入れたまま持ち帰るのもまた喜ばしからずや。ちょっとお腹が重いけど。

7:00 a.m. でっぱつ。
久しぶりに駐車場から見上げる御在所。見慣れた景色ではあるが、やはり良いものだ。

駐車場傍の木にはまたもや蛙の卵。下には今にも涸れそうな水溜り。あ〜あ、憐れなオタマちゃん。ここにも宮妻峡駐車場と同じ運命を辿るオタマちゃん達がいた。

雨上がりの所為かわりと冷んやりと心地良い。久しぶりの中道を行く。
本来ならば今日は雨。霧雨に煙る中のササユリ鑑賞会の予定が天気はすっかり回復してしまった。まっいいか。幸い車も停めれた事だし。

久しぶりの中道にウキウキと歩いていたが、本日の本来の目的を思い出す。そうだ、今日はササユリ探索だったのだ。
岩棚から地蔵岩へ向かう途中の薮の斜面。ここはもう遅いかな〜。やはりその気配は全くない。
地蔵岩の上の稜線へ出た所の草付き。ここにもその片鱗すら見出せない。
その先の右側がザレている所の反対側。ここにも無い。
あ〜、今日はボウズだったりして。となると今年は一輪ともあいまみえず。ってことになってしまう。ヤバッ。

7:45 a.m. キレット着。
とうとうここまで来てしまったが、ササユリは全く見られない。そんな中、ヤマボウシの真っ白な花が一際目を誘う。

涼しいとは言え、やはり湿度が高く既に汗でシャツもパンツもベトベト。そこに爽やかな涼風が吹きつけ一瞬にして爽快感を覚える。
7月、梅雨の最中とは思えない爽やかな日である。
この季節、なにもかもが色鮮やかに見える。
凹角下のコアジサイ、既に花が落ちたものもあるがよく見ると枝分かれした花の軸が鮮やかな青紫。
花落ちて 尚も目を引く コアジサイ

凹角上には色鮮やかな栂の新芽。その上のコブシは既に結実し大きな【にぎりこぶし】がそこらじゅうにぶら下がっている。


8:05 a.m. 北谷テラス着。
爽やかな風が身体中を撫ぜてゆく。薄曇りではあるがかなり青空が広がっている。
ふと藤内に目を遣ると、前尾根チムニーの外側スラブの上に人影。ド近眼の目ではよく解からないがIさん達かもしれない。岩もすっかり乾いておりさぞかし快適な事だろう。しかし頑張ってるな〜。
精神の老化したtanuoさんにはとても真似が出来ない。

かなり前からリョウブの蕾が目立っていたが未だ開花と言うほどには至っていない。傍にあったものをパチリ。長い花穂の根元は半開きになっているが、既に花弁は傷み、開花を待ちかねた蟻が気忙しく出たり入ったり。

この花も雨露を宿した姿の方がよく似合う花である。

8:20 a.m. 岩稜帯着。
眼下に雲が浮かび、如何にも夏の到来。といった雰囲気。その割りに鈴鹿にしては爽やかな日ですこと。

テラスを過ぎた辺りから人の声がしていたので誰かいるとは思っていたが、「○○さんが来た。」の声に上を見上げる。
声の主は懐かしい顔。『そう言えば駐車場にロドスタが停まっていたなあ。』やはりUさんでしたか。何年ぶりだろう。
そしてその脇にはIさん夫妻。『えっ、藤内じゃなかったの?』で、ついうっかり「こんなとこでサボってちゃあ駄目じゃないですか。もう岩は乾いてますよ。」
Uさんは既に降りの途中との事。用事があるので早仕舞い。暫く遠ざかっていたのでリハビリハイクだそうです。
なんだかんだと暫くお喋りタイム。ばったりここで出くわし話し込んでいたところに私がまた現われたという事のようです。ホント「縁は異なもの味なもの」です。


8:35 a.m. 富士見岩展望台着。

先程までの瞑想Hikeが一転、お喋りHikeに。まあ瞑想というより【思索が迷走】の方が当たっているので、お喋りの方が良い。
そしてお話はというと当然「ササユリがおらん!」今年は本当に不作だそうな。と言いながらも10輪ほど既に見つけたとか。
当然その後は御一緒してササユリ探索隊結成。

山上公園遊歩道のいつもの所は葉っぱすら無い。前から目を付けていたところも葉っぱだけで花は無し。鹿の食害だろうが、鹿も生きるためには食べない訳にはいかない。花に遭えないと怒るのは人間の身勝手。遭えるのも自然、遭えないのも自然。すべて御在所の神様の思し召し次第。それこそ、Let it be. なのである。


9:05 a.m. 望湖台着。

絶え間なく吹付ける大陸高気圧からの涼風に返って冷え過ぎてしまう。「ちゃっぷい、ちゃっぷい。長居は無用。」

遊歩道を峠道へ。道端のいつもの所にもその姿はない。駐車不可のリスクを犯し、折角御在所まで転戦してきたのに今日もボウズかよ。
半分諦めかけていたところ、峠道に入ってすぐのところで一輪発見。
咲いたばかりの17-8ではなく年の頃なら25歳くらいのお姉さん。それでもまだまだ若々しい美貌の持ち主である。

そのすぐ先には後数時間で完全に開きそうな蕾。こちらは15-6ってところか。ロリコンtanuoさんはこちらのほうが好みだったりして…。

ササユリの希少な今シーズン、これだけでも充分過ぎる収穫です。ああ、来て良かった。来た甲斐があった。このまま武平から降りてももう充分。
その後数輪見つけるが殆どが大年増かクソババア。(御免、あまりにも不適切な表現ですね。)
9:45 a.m. 武平峠着。
小休止の後、やはり鎌へ。山頂から長石尾根を少し降ったところのペアはどうだろうか。展望岩の下の砂ザレの横はどうだろうか。生えている場所を知っているだけに助平根性がすぐ頭をもたげる。

暫く行くと早速発見。道の下にそっぽ向いて咲いている。回り込んで中を見ると、「キャッ、大年増!」でも後姿はまあまあ。斜め45度の角度からバックで。

なんだか花って女性とよく似ているなあ。面食いのtanuoさんでも後姿ならなんとか我慢が出来る。
あっ、いかん。こんな事書くと世の女性達から非難囂々かも。

総じてササユリの花数は少ない。いつもあったところも根こそぎ無くなっている。
その埋め合わせかツルアリドウシがあちこちに小さな花を付けている。


10:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

南側は風が無い。北側で大休止とする。その前に長石尾根を少し降ったところへ。
あっ、ありました。年の頃なら17-8、花も恥らう乙女ササユリ。ペアの方は既に三十路に届く頃。

やはり鎌まで来た甲斐がありました。満足満足。

11:30 a.m. でっぱつ。降りは白ハゲ-犬星滝-三ツ口谷で。
岳峠付近の岩陰に咲くイワキンバイを愛でながら行く。


12:20 犬星滝に降り立つ。

ここから登り返し三ツ口谷へ。雨上がりの濡れた落ち葉を踏みながら行く。いかにも蛭がいそう。最後尾の私が一番狙われやすい。
途中ミミズ様のものがのたうちまわっている。ミミズか蛭か?急ぎ通り抜ける。ときどきズボンの裾を確認しながら。

長石尾根に這い上がり、ササユリ求めて尾根を行くがここは全滅。高度も低いし時期的にも遅すぎたようだ。
その後三ツ口谷を降る。

スカイラインに出て最後に山の家に寄ってゆく。夏椿が満開。ちょうど良い時に来たものだ。


13:45 a.m. 車に帰着。
駐車場の車は減っていたが道路には路駐車が多い。急激な回復に遅出してきた人達だろうか。しかし邪魔だなあ。傷付けてくださいとでも言わんばかりの停め方。そちらは良くてもこっちは適わん。困った人達である。これみな良識のある中高年? ふ〜ん。
まあ今日はササユリの収穫もあったことだし。めでたしめでたし。


2009年07月05日12時00分00秒 記

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