新緑しっとり奥ノ沢

よしよしここら辺りにするか。
まずは靴を脱いで右足中指にバンドエイド。
それからエサの支度を…。
ありゃりゃりゃ、雨が降ってきた。
お湯を沸かすのはパス。傘を差しおにぎりを頬張る。
しっとりと濡れた谷の雰囲気がまた良い。
「うん、春の奥ノ沢もまた格別。」


20090426

先々週抜けた間に季節は一気に春に。鳥居道駐車場付近の桜も見逃したし、春の花前線も一気に山頂付近まで駆け上がってしまった。どうも季節に追い立てられているようで落ち着かない。
さて、今日はどうするか? 馬の背尾根を末端まで行くのも、イワクラ尾根の尾根歩きもどうも時期を逸した感がある。これはもう一週抜けたからという訳ではなく開花前線の動き自体が早すぎるのだ。
とりあえず馬の背でもと思っていたが、何を思ったか306号線へ急遽左折。ふと頭に何かが閃いたら後先考えずに行動に移してしまう。まるでS司にそっくり。いやS司の方が私に似たのだろう。挙句かみさんに「あんたには計画性が無い。」と言われる。私は私で「臨機応変と言え。即断即決、良い事じゃないか。」と言い返しているが、やはり客観的に見てチャランポランと言うのが当を得ているのだろう。
とりあえず宮妻峡へ。朝の内はまだ入道の笹原は濡れているだろうから今日は左回り。午後になれば笹原も乾いているだろう。などと小賢しい浅知恵だけは思いつくのが早い。

6:40 a.m. 宮妻峡手前の展望台で停車。
対岸の入道ヶ岳の山肌が綺麗。山桜、アカヤシオなどの薄桃色は消えてしまったが萌黄色の新芽が鮮やか。振り返ると雲母峰南面の新緑も朝日に輝いている。

今日は良い天気だ。県境稜線辺りはまだ分厚い雲に覆われているが昼までには消えるだろう。(いつもの事ながら勝手な思い込みですな。)
そうだ、今日は奥ノ沢から降りるのも良いかな。昨秋、紅葉狩りにと出かけた時は、土砂降りで断念したのだった。今日はその復活戦をするのも良いかな?

6:50 a.m. 宮妻峡駐車場着。
まずは下まで降りて行き朝のお勤め。その後支度を始める。アスファルトの乾いている所にザックを置き、そこに腰を下ろして足拵え。「ん?足が入らん。」久しぶりに持ってきた夏靴、縮んでしまったのか凄くきつい。紐を緩めて足は入ったが凄い圧迫感。こりゃ今日は長距離は無理かな? ゆるゆるの冬靴に足が馴染んでしまったようだ。足も常に適度な負荷を与えていないと怠慢になってしまうようだ。まあ良いか。ゆっくりと足を馴染ませながら行こう。

7:10 a.m. 出発。
本当に今日は良い天気。朝日に輝く新緑が眩しい。

やけに沢の水が多い。昨日の雨はかなり激しかったようだ。滝の水量も半端じゃない。

登りにかかると直ぐイワカガミがお出迎え。この時期この日当たりの良い所で一輪二輪しか咲いていないのに、今日は辺り一面咲き誇っている。やはり1-2週間早い。これじゃあイワクラ尾根のアカヤシオ、イワウチワももう終わりかけかもしれない。

植林帯に入ると相も変わらず殺風景。が、所々朝日が差し込みいつになく明るい。寒いかと思い羽織ってきたジャケットを脱ぐ。さすがに今日は良い天気だ。(知らぬは仏ばかりなり。)
植林帯を抜けると新緑が鮮やかだ。鮮やかだが空は曇って来た。山頂付近のガスがまだ居残っているようだ。(まだガスはいずれ消えると思っています。)

8:05 a.m. 水場着。

水場横の急斜面を登る。この辺りもイワカガミが多い所ですが、さすがにこの辺はまだ蕾。中には気の早いのもいますが。

稜線が近付き傾斜が緩くなるとミツバツツジが現れ始める。てことは下の方はもう終わっていたって事か。
そして足元にはアカヤシオの落花。イワカガミに追い立てられたミツバツツジの開花前線が足早に山腹を駆け上がり、それに追い立てられたアカヤシオが地面にそのむくろを曝している。ちょっと今年は足早過ぎましたなあ。


8:35 a.m. 雲母稜線に合流。時折小雨がぱらつく。それに風が強い。つい先日までの陽気が嘘のよう。なんだか冬に逆戻りしてしまったような…。


8:55 a.m. 岳峠着。頭上の分厚い雲と暗く沈んだ山肌との間に遠く菰野の街並みが陽に輝いている。いやにクリアに見える。

そのまま最後の登り。


9:10 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
山頂にはひとり。三脚を立てその上にはCaplioGX100。挨拶ついでにデジカメ談議。私も旧式GXを出し、RICOHメーニア同士長話。
話し込んでいると白いものがチラホラ。おいおい雪かよ〜。こりゃ寒い筈だわ。今日は一日こんな天気かなあ。
その後、祠に拍手。北側へ行くと雨乞岳は雲の中に頭を突っ込んでいる。頭隠してケツ隠さず。御在所も暗く沈んでいる。

再度岳峠へ。時折霧雨が激しくなる。早めに合羽を着る。稜線上は風が強い。冷え防止の為にも早めが宜しいようで。

稜線上は本当に風が強い。下手をすると吹き飛ばされそう。フラフラヨタヨタお年寄が行く。合羽着ておいて大正解。手袋も着けておいて大正解。

稜線上の石楠花も花芽がタップリ。花の季節が楽しみです。
と思いながら歩いていたらエライものを発見。ノコギリで切り落とした石楠花が道端に捨ててある。
どうも鈴鹿には得体の知れない庭師が出没しているようです。剪定料が頂ける訳でもないのに…。

水沢岳の手前で向こうからやってくる人にどうも見覚えがある。暫くデータ検索して該当者判明。なんと先週鎌山頂でお会いした方。奇遇ですなあ。それにこんな風が強くて寒い日にこんなところを歩いているなんて…。
10:40 a.m. 水沢岳通過。鈴鹿でお馴染みの看板が掛けてありました。

南面を降る。この辺りシロモジ。シキミが多い。どちらも今が花の時期。しかし風が強くて上手く撮れん。


10:55 a.m. 水沢峠着。

イワクラ尾根分岐を目指し再度登り。登りなのにあまり体温が上がらない。相変わらず風が強い。おまけに圧迫されていた足が痛くなってきた。騙し騙し登る。それに小腹も空いてきた。分岐で一息入れるかそれとも風を避けてイワクラ尾根を降った所にするか?

11:10 a.m. イワクラ尾根分岐着。

やはりここは風が強い。少し降って風の当たらない所で一本立てよう。
降り始めても今度は南からの風が強い。どうも南から巻き込んで来るようだ。行けども行けどもちっとも風の陰が現れない。稜線上のアカヤシオはもう終わりかけ。やはり一週間くらい早いようだ。そして足元にはイワウチワ。北側斜面に結構群生している。

降っていると右足中指がヒリヒリしだした。マメが潰れたかな。だましだまし降る。

11:30 a.m. 奥ノ沢への分岐着。

ここも風が強い。風を避け少し降る。風は無くなったがこの辺り凄く良い雰囲気。入道まで足を延ばすよりここを降る方が気持ち良さそう。昨年秋の復活戦としちゃおう。そうと決まればもっと良い場所を、と物色しながら降る。

よしよしここら辺りにするか。まずは靴を脱いで右足中指にバンドエイド。それからエサの支度を…。ありゃりゃりゃ、雨が降ってきた。お湯を沸かすのはパス。傘を差しおにぎりを頬張る。
しっとりと濡れた谷の雰囲気がまた良い。「うん、春の奥ノ沢もまた格別。」
燃料補給の後は下降開始。


12:25 林道に合流。

「しまった、この後林道歩きがあったんだ。」重い足を引きずりながら行く。
が、思ったよりダルではない。山肌の新緑を眺めながらの林道歩き。結構良いものだ。


13:05 車に帰着。
相変わらず霧雨が降っているが東の方には青空も覗いている。

片付け物を済ませ一路湯ノ山へ。


Post Script
実は今日のメインイベントは別にあります。先日付けたETC、今日は試しに四日市ICから湾岸道路経由で名古屋南ICまで休日特割利用です。
温泉を出てからエンジン始動。「ETCカードが挿入されていません。」のガイダンスに続いてカード挿入。「ETCカードが挿入されました。」そして四日市ICでETCゲート通過。
ここではたと考える。ゲート通過時刻ってきっと記録されるんだよな。そしたらあまり短い時間内で出口ゲートを通過したら距離は決まっている訳だからスピード違反がばれちゃうのでは?
そこまで調べて反則キップを切りに来るのかどうか解かりませんが、リスク回避の為御在所SAで小休止。その後もあまりスピードは出さずせいぜい120km/h。オービスの位置も確認しながら超安全運転。
名古屋南ICを出ると「料金は900円です。」なんだ端数は切り上げか。1000円近く払うのならもっと長距離乗るべきかな。

途中で給油しても1時間程で家に着いてしまいました。
おかげでこの記事も今日中にアップできます。


2009年04月26日23時20分00秒 記

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