早春Hike

ダム下にさしかかったところでTさんがショウジョウバカマを発見。
やっと咲き始めました。辺りを見回すとあちこちにいっぱい咲いている。
あ〜、やっと花の季節がやってきました。
この後コブシ、アカヤシオ、イワウチワ、…と続くのです。


20090321

彼岸の中日も過ぎ里は春爛漫。モクレン、ユキヤナギの花が眩しい。
湯ノ山にさしかかるとユキヤナギもチラホラと咲き始めたばかり。
それに今日は昨日より冷え込んでいる。年寄りの冷や水は身体に良くない。よって今日も冬装束のまま。いや若干薄着にはして来たが。

6:55 a.m. 湯ノ山最奥の駐車場着。
この陽気に誘われてか既に結構な車が停まっている。お年寄の早起きには勝てんなあ。かく言う私ももう立派なお年寄の仲間なのである。
若いTさんも既に到着しており、バックでの駐車を誘導してくれる。うん、お年寄に親切な若者だ。

7:10 a.m. 仕度を整えでっぱつ。

本当に雲ひとつ無いピーカンの日本晴れ。これで気温が上がってくれればいろんな花の開花も早まることだろう。
スカイライン側の駐車場にも数台の車が停まっている。ゲートを開けたようだ。よし、来週からはこちらに停めよう。水溜りの泥水で車が汚れるのを避けられる。
取付き道側駐車場の数と合わせるとかなりの人が来ているようだ。今日は混むかな?

今日も中道。お年寄の行動パターンは限られているのです。
地蔵岩までで二人ほどパスするが、人出はまだそう多くない。皆さんどこへ消えちゃったんでしょ。
まだ気温は低いだろうと踏んでいたが、歩き出すとやはり暑い。尾根に出るまでの辛抱。汗を拭いつつエッチラオッチラ。
風もそう強くなさそうだし日当たりも抜群なので地蔵岩で休憩。

先週は予期せぬ雪に凍えていたマンサクも今日は我が世の春を謳歌している。

風は弱いがじっとしているとやはり冷えてくる。早々に退散。
で、歩き始めると汗がタラタラ。目に染みて痛い。花粉アレルギーは今のところ出ていない。こりゃあ快調ですな。

キレットを過ぎ。凹角上のコブシは…。まだ蕾のままですがかなり膨らんでいます。来週は無理でも再来週あたりほころび始めるかもしれない。


8:00 a.m. 北谷テラス着。
先週は氷付けになっていたマンサクの蕾、今日は満を持して満開。霜枯れせずに良かったですねえマンサク君。
すぐ傍のマンサクは丁度花が開きかけ。蕾から折り畳んであった黄色い花弁が広がり始めたところ。これもまた健気なものでいじらしく感じます。

ちょうどこの辺りがマンサクの開花前線最先端のようで、数m離れただけでもう蕾が閉じたまま。
タテヤマリンドウの開花情報もあり、無駄な努力かもしれないがキョロキョロと辺りを見回しながら行く。こんな姿をお巡りさんに見られたら挙動不審で即職務質問される事だろう。ああ周りに誰もいなくて良かった。


8:40 a.m. 富士見岩展望台着。


8:45 a.m. 朝陽台着。


アゼリア前広場から水芭蕉園へ。Tさんのザゼンソウの開花情報により。
あっ、あったあった。ひとつふたつみっつよっつ。
他には何もなし。まだ季節的にも早すぎる。
そのままスキー場の中を通り山頂へ。へ〜、御在所通勤のキャリアだけは長いが、こんな所通ったのは初めて。へ〜、ふ〜ん、ほ〜、目にするもの全てが初体験。しかし狭いゲレンデだなあ。

9:10 a.m. 望湖台着。目の前に雨乞岳がド〜ン。

記念碑広場へ向かう。先週の雪がまだあちこちに残っている。いくら陽射しが強くてもこれじゃあタテヤマリンドウも顔を出す訳がないな〜。
Tさん情報では本谷南斜面で既に開花が確認されているらしい。あそこは北風があたらないからなあ。

記念碑広場から遊歩道へ。ここの東屋から少し南へ降った辺りの道の両側も多い所だが、今日はまだ早すぎる。
今日は趣向を変えて御岳社へ寄り道。日当たりは良いがこの辺りにも全くその気配は無い。
その後峠道へ。
尾根上の道へ出るときれいさっぱり雪は消滅。日当たりの良い南斜面、一週間前の雪なぞ残りようがない。
展望台まで降りてきたところで小休止。お日様ポカポカ、吹く風そよそよ、見晴らし良好。こんなところでのんびりしないてはない。休憩ついでに燃料補給。世間話をしながらのんびりゆったり。あ〜日頃のストレスが消えてゆきます。(ストレスを受けるような事やってねーだろ! ギクッ。)


10:20 a.m. 武平峠通過。
登りになると大汗が。陽射しが強く風も無く。辛うじて気温が低い事だけが救いです。
全身の汗を絞り出しながら行く。汗が目に染みる。

10:40 a.m. 展望岩着。地面から湧き上がる熱気がムンムンしている。ああ涼やかな風が欲しい。


11:00 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

祠に拍手の後、南側へ行くとシャモニーの旦那。今日はお客様を連れている。
あまりにも混雑しているので北側へ避難。こちらも人が多いが少し下へ降りれば広くて平らな特等席がある。そこに平らな石のソファーがあり、その特等席をTさんに薦められる。う〜ん良い座り心地。
北側は風があり寒いかな?と思ったが、全く風が無くポカポカと春の陽気。こりゃ顔が日焼けしそう。(年がら年中真っ黒の顔をしていて日焼けも何もないだろ。)
さてお昼の用意。今日はどんべいピン蕎麦。べっぴんうどんと言いピン蕎麦と言い、宣伝ばかりしていますが、私決して日清食品のまわしものではございません。でも旨い物は旨い。
近頃は暖かくなりお湯が沸くのも早い。寒い中で待つ事もなく本当に心地良い季節です。昼寝しても風邪を引く心配もない。暑くも無く寒くも無く、春は良いですね〜。


12:10 a.m. でっぱつ。
偶には日陰尾根から降りてみよう。
三ツ口谷の下の方にまだ雪が残っている。少々気をそそられるが残っているのはあそこだけ。雪遊びはもう来年までお預け。
日陰尾根は降りだというのに暑い。こんなに陽射しが強いのに日陰なんて誰が命名したのやら。

最後の急な降りを終えると三ツ口ダム。今日は河原を歩かずに昔の道を辿る。昔はこの二度にわたるアップダウンを終えてやっとダムの横へ出たのである。それもこんなに整地されておらず砂ザレが続くところをダム下まで降っていた。
昔を偲びながら行く。
ダム下にさしかかったところでTさんがショウジョウバカマを発見。やっと咲き始めました。辺りを見回すとあちこちにいっぱい咲いている。あ〜、やっと花の季節がやってきました。この後コブシ、アカヤシオ、イワウチワ、シロヤシオ、シャクナゲ、イワカガミ、…と続くのです。

そしてスカイラインに出るとアシビも咲いている。ちょっと小振りですが、まあ初物ということで。


13:25 駐車場着。
今日は一日ずっと快晴。ポカポカ暖かい一日でした。大汗もかいた事だし、温泉へ急ごう。


2009年03月21日21時55分00秒 記

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