雪空Hike

朝陽台手前で薄日が差し始めた。
日が当たると急に暖かくなる。
暖かくなるとカメラまでもが元気溌剌。
さすが太陽、オー、ソレ、ミーヨ。


20090124

今日は暖かい。曇っている所為か車の窓も凍っていない。
もしかして雨かな? まあ行ってみてのお楽しみ。
23号線、日光川大橋の辺りでなにやら舞っているような。どうやら風花が飛ばされて来ているようだ。
木曽川手前まで来ると猛烈な勢いで雪が舞っている。周りのトラックも急減速。
「帰りは大丈夫かなあ。」23号線はちょっと降るだけで大渋滞。今までにもどれだけ迷惑を蒙ったかしれない。「このまま帰っちゃおうかなあ。」なぞと思いながら走り続ける。
桑名まで来ると小降りになった。木曽川辺りが雪雲の通り道になっているようだ。まあ行くだけ行ってみよう。

7:05 a.m. 湯ノ山最奥駐車場着。
雪はもう降っていないが山頂付近は曇っている。きっと雪が舞っているのだろう。
仕度を始めるとIさんも到着。

7:25 a.m. でっぱつ。
スカイラインの雪もすっかり融けてしまい、薄く氷化したものが残っているだけ。数日前はこちらも雨だったのだろう。すっかりザラメになっているがその上に、今朝降ったものか新雪が5cmほど被っている。
気温が高く、上に羽織った合羽が暑い。途中で脱ぐ。尾根筋に出ればまたすぐ羽織る事になるのだが。
時折薄日が差す中、軽い雪を蹴りながら行く。

岩棚横の斜面が綺麗。薄く被った雪と暗く沈んだ地肌とのコントラストが際立っている。

ここでまた嫌なものを見てしまった。デジカメの電池が調子悪い。先週写真データを取り込んだ後充電した筈だが…。いよいよバッテリーも寿命かな? バッテリーも単品で買うと定価販売しかなく結構お高いのである。R10が2万円強になっている。GR同様水準器も付いているし、買っちゃおうかな? なんて誘惑の魔の手が…。
それとも使い捨てカイロをカメラケースの中に挟みこんでおき保温しておくか。その方が安く済む。
まるビのtanuoさんはいつもこうやって小さな胸を痛めているのです。ああなんて可哀想なtanuoさん。
そしてその後しばらくは写真なし。

尾根に出るとやはり寒い。先々週ほどではないが冷たい風に小雪が飛ばされ顔が冷たい。上着に雪が着き始める。合羽でも着るか。
キレットから上は毎度の事ながら風の陰になり幾分凌ぎやすい。が北谷テラスに出るとやはり冷たい。その後は掘割の中なので風が避けられる。

8:55 a.m. 掘割のドンツキ。雪の貼りついた目地も鮮やかに、威風堂々エルガーフェイス。曇った雪空の下、暗く沈んだフェイスは静かな中にも強大な力を秘めているようで私を引き付けて止まない。ずっと見つめ続けても飽きない。
が、立ち止まっていると冷えてくる。あっ、Iさんとっくに行っちゃったよ。


9:20 a.m. 富士見岩展望台着。
あ〜、カメラの調子が悪い。胸ポケットでバッテリーを暖めていたにも拘らず全く動かない。
という訳で大黒岩の写真なし。今日は殊の外綺麗だったのに〜。

朝陽台手前で薄日が差し始めた。日が当たると急に暖かくなる。暖かくなるとカメラまでもが元気溌剌。さすが太陽、オー、ソレ、ミーヨ。 ナーポリ〜、フォルティナ、ミーア〜。関係ないか。


9:35 a.m. 朝陽台着。遊歩道を望湖台へ。

9:45 a.m. アゼリア横の氷瀑は一段と大きくなっていた。

三角点への途中、辺りに薄日が差し何もかもが輝き始める。う〜ん、綺麗やなあ。

望湖台へ目を遣ると雪尾根が輝き綺麗。つい踏み潰したい衝動に駆られる。


10:05 a.m. 望湖台着。

望湖台から記念碑広場へショートカット。多少ズボズボと嵌るが総じて歩き易い。

広場からも広い雪原を行く。夏場は笹で歩けない所だ。時折青空が覗き、その鮮やかさに大満足。

今日も武平峠からエスケープの予定。帰りの道中(23号線)が気になるので早めに引揚げる事にする。
そうと決まれば急ぐ旅でもなし。またまた一本杉で小休止。風も弱くこれで陽が射せば申し分ないのだが。

峠道を行く。先週程ではないが予期せぬ所で嵌り込む。Iさんが平然と歩いた踏み跡に足を乗っけてもズボッと行く。酷い時は胸まで落ち込んでしまう。ああ減量しなくっちゃ。

途中まで降りてくると薄日が射し暑いくらいだ。もう樹枝についた霧氷も融けてしまい秋の景色。赤く膨らんだ木々の芽がいかにも暖かそう。

11:05 a.m. 武平峠着。
斜面を滑り降りるべく、鎌の方へ少し登る。
ん? やはり全く滑らない。困ったもんですなあ。すったもんだしながら行く。相変わらずズボズボ。
その後スカイラインを行く。スカイラインも雪が緩んできた所為かよくズボズボと踏み抜く。

11:30 a.m. 西多古地の滝とご対面。この暖かさの割りに滝にも氷が着いている。と言っても流れの方が多いですが。

手前から法面崩壊地を見る。土砂撤去は全く進んでいないように見える。

その下の滝には、氷の芸術が。

再びスカイラインへ降り立ち振り返ると…。

後は修験場から登山道へ。


12:15 車に帰着。雪はすっかり止み薄日が射している。日が当たっている内に木曽川を越えてしまえば渋滞する事もないだろう。じゃあ温泉に入る時間くらいありそうだ。
そう、やはりメインは温泉なのである。温泉に入らずに歩くだけなんて本末転倒もいいところ。
という事で今日もしっかり身体の解凍ができました。極楽極楽。


2009年01月24日21時05分00秒 記

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