寒風Hike

冷たい北西風が吹きつけ写真を撮っているだけで身体中の体温が奪われて行く。
顔面の神経は麻痺し傷みすら感じない。
ただ目の玉が飛び出すような痛みに我慢出来ずさっさと引揚げる。
この冷たさ、紛れも無い寒太郎本人のお出ましである。
「北風〜小僧の寒太郎〜♪」


20081206

今日は風が強い。今日明日と冷え込むらしい。
出掛けに毛糸の帽子を探したが見つからない。まあいいか。帰ってきてから探そう。
車の外気温表示は+3℃。先週より0.5℃暖かい。これなら耳がちぎれるほど冷たくもないだろう。
風が強い事をすっかり忘れている脳天気なtanuoさんなのです。
空には星が煌々と輝き今日の好天を約束してくれている。

6:55 a.m. 旧料金所跡駐車場着。今日は1台しか車が停まっていない。今日はもう12月。紅葉も終わりこんなところへ来る物好きはそう居ないだろう。
仕度をしていると声を掛けられた。振り向くとTさん。私以外にも物好きがいた。12月に入りスカイラインの閉鎖を予測して温泉街から来たそうだ。無精者のtanuoさんは「ダメなら引き返せば良い。」とばかりにスカイラインを上ってきたのである。結果的には正解だったが。

7:05 a.m. でっぱつ。
風が強く寒い。ジャケットを羽織って行く。う〜ん、やはり耳が冷たいなあ。毛糸の帽子を持ってこなかった事を悔やむ。
雲ひとつ無い晴天。先週に続き晴れ男復活か。

樹林帯の歩行でやっと身体が暖まったところ、尾根筋に出たら冷たい風が…。
耳を手で押さえながら行く。ちぎれそうなほど痛い。しもやけになっちゃうよ〜。

足元の土は固く盛り上がっており、出来た隙間が斑模様を作っている。その下に霜柱が出来ていることが解かる。精神年齢が幼児並みのtanuoさんはそれを踏み崩すのが大好き。現われた霜柱はまだ数cm。緩やかに撓んだその一本一本がキラキラと輝き、冬の朝を演出している。
キレットを過ぎ急登となるとまた風の陰となり暫し耳の痛さを忘れる。

8:05 a.m. 北谷テラス着。
赤味は消えたがまだ太陽は低く日は横から差している。弱い冬の日差しと暗い翳を宿した山肌が綺麗だ。いかにも初冬の風情である。


8:15 a.m. 岩稜帯着。
まだ高度の低い太陽と金色に輝く伊勢湾が一際綺麗。


8:35 a.m. 富士見岩展望台着。

朝陽台経由で望湖台へ向かう。
遊歩道からは琵琶湖がはっきりと望める。あれは米原辺りか。
アゼリア横の人工氷瀑はただいま製造中。先々週の雪の日は大分成長していたが、先週の小春日和で全滅、そして今日はまだまだ笹の枝が凍っている程度。今日明日でグッと成長するでしょう。

9:00 a.m. 望湖台着。
琵琶湖が鮮明に見える。左手前辺りが米原? 右横が長浜辺り? これほど鮮明に見えるのも珍しい。

冷たい北西風が吹きつけ写真を撮っているだけで身体中の体温が奪われて行く。顔面の神経は麻痺し傷みすら感じない。ただ目の玉が飛び出すような痛みに我慢出来ずさっさと引揚げる。
この冷たさ、紛れも無い寒太郎本人のお出ましである。「北風〜小僧の寒太郎〜♪」
峠道を武平へ向かう。ジャケットのフードだけでは耳の痛さは防げない。それでもこれしかない。早く高度を下げるべく急ぎ駆け下りる。

9:35 a.m. 武平峠着。
立ち止まっていると寒いので、小用だけ済ませさっさと鎌ヶ岳へ向かう。
真冬並みの冷たさだ。夕べ降ったものだろうか、薄っすらと乗っている雪も全く解ける気配が無い。
写真を撮るのも面倒だ。さっさと足早に行く。

9:55 a.m. 展望岩着。
雲脚が速く、山肌の大きな翳が足早に移動して行く。北風も強い筈だ。

里には雲の陰など微塵もなく快晴であろう事が解かる。暗い山の翳の向こうに明るく輝く伊勢平野が綺麗。それに暖かそう。「ああ早くあの辺りへ行きたいなあ。」


10:15 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
日野町辺りの街並みが良く見える。その向こうは奈良盆地の北部辺りだろうか。かなり大きな市街地が望める。本当に今日は良く遠望が利く。

祠に拍手の後、山頂南側へ。御在所山頂では誰とも会わなかったのに、鎌山頂には数名。いかに狭いからとは言え、やはり鎌ヶ岳は賑やかだ。

草茫々のリザーブシートへ。
日が陰ると寒いのでツェルトを被ろうかと思ったが、いくらなんでも真冬じゃあるまいし。
日が差すとポカポカ暖かいが、陰ると寒くて震えが来る。ジャケットの下にセーターを着込み、身体の中から暖めるべくカップうどん用にお湯を沸かす。
次から次と雲が流されて来て、一瞬日が差したかと思うと直ぐまた陰ってしまう。
う〜、ブルブル。熱々うどんをハフハフ。少しは暖まったかな? いかん、来週はぱっちを穿いてこよう。

10:55 a.m. でっぱつ。
岳峠から馬の背尾根方面へ。だって谷は日が差さず寒そうなんだもん。
白ハゲ通過後、分岐を今日は左へ。期待に反してここもあまり日が差さずあまり暖かくなかった。まっいいか。
途中で長石谷へ折れる。後は長石谷のハイキング。
高度が下がるとだんだん暑くなってくる。ジャケットの下はまだセーターを着たまま。ぼちぼち脱ぐか。
長石谷の滝巡り。渕巡り。

谷を離れ取付道へ。ふと時計を見るとまだ12時を過ぎたばかり。
寒くてのんびり寄り道する事もなかったからか。
まあ良いか。早く温泉に浸かって、この冷え切った身体を芯からしっかり暖めよう。
寒いのが苦手なtanuoさんにとって、また辛い苦しい季節がやってきたのである。

12:20 車に帰着。さあさっさと片付けて温泉温泉。


Post Script
先週ウェルネス鈴鹿路のスタンプカードを忘れてきてスタンプを押して貰えなかった。
今日は忘れずに持ってきた。そしてスタンプがいっぱいになり入湯券を貰った。シメシメ。
ところが入湯料が600円になったとの事でもう100円請求されてしまった。
来週はこのタダ券を使い、その後はまた希望荘へ戻すか。世界的な景気後退のこのご時世に値上げとは一体何を考えとんじゃ。今日の夕刊には原油価格が40USD台に下がったという。4年前の水準である。円高も加わり燃料代はグンと下がる筈。ガソリンだって80円代、70円代になりそうである。
こういった世の中の流れが理解できないような所は利用してやんない。
(まるビ親爺のtanuoさんにとって切実な問題なのである。けっしてケチとは思わないで頂きたい。)


2008年12月06日21時50分00秒 記

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