サウナHike

拾ったウチワで扇いでみる。
風の無い時には意外に効果的。
扇ぎ出したら止まらない。
もうずっと扇ぎっぱなし。
今日、初めて知った。
ウチワは鈴鹿の夏の必需品。


20080809

6:55 a.m. 料金所跡駐車場着。
今日も車が少ない。その中にIさんの車。
「○○○…。」
今日も暑そう。長袖なぞ着たくもない。「クラック、パスで良い?」
OKとの事で分岐から裏道に回る事にする。
荷物も要らないものは放り出し、ヒモを預かる。
7:10 a.m. 出発。
何もかも放り出したのにヒモが入るだけでずっしりと堪える。「これ以外に登攀具、鉄類、それに生活用品なぞ持ったらどんな重さになるのだろう。もうそんなもの持って出掛けるなんて出来ないなあ。」
こんな事にも年を感じるtanuoさんなのである。

足元には月見草。既に家の近くにもいっぱい咲いている。「御在所もいよいよ月見草の季節か。もうお盆だもんね。」またまた時の移ろいと加齢を感じるtanuoさんなのである。

Iさんの穂高の土産話を聞きながら行く。これで西穂-奥穂も2回目、初回に比べ余裕も出来て楽しくて仕方がない様子。話を聞いていると自分の若かりし頃が思い浮かぶ。こんな時つい昔話が出てしまうが、これこそ年寄りの証拠。若い頃は年寄の昔話に「くどいなあ、また同じ話をしてる…。」なぞと思っていたが、今は自分自身が同じ事をしている。いかん、慎まねば。


8:25 a.m. 北谷を渡り藤内沢へ入る。北谷は完全に伏流してしまい全く流れていない。
見上げればバットレスがでかい。さすがにお盆休み。藤内もガラガラである。昔も、盆と正月そしてGWは誰も居なかったが、その頃よりも今の方が岩登り人口も極端に減っている。この異常なほどの静けさも当然の事か。

テストストーンで休憩。日陰に居ると冷んやりと気持ちが良いが、テストストーンにはモロに日が当たっている。
いかにも暑そうでお稽古に二の足を踏んでしまう。
早々に切り上げ、下のクラックはパス。チムニーから始める。
Iさんも前回は外のスラブから登ったそうで、今年は今日が初めてだとか。じゃあ初心者同士仲良く行きましょう。
下部を登りチムニー下に入る。「ふ〜、日陰は涼しくて気持ちが良い。」もうここからは出たくない気分。
なんて事も言ってられず、チムニーを登る。「ムムッ、こんなに難しかったっけ?」
気持ちだけは昔のままなのである。ヒョイヒョイと歩くように抜け出ていた頃の感覚と現実のギャップにいつも驚かされるtanuoさんであった。
但し去年の、20数年ぶりに登った時ほどのギャップは無い。あの時は本当に死ぬかと思った。死なずにすんで良かった良かった。
Iさんを確保していると両肘がヒリヒリする。「ああっ、やっぱりやってしまった。」半袖Tシャツの効果てきめん。肘を擦りむいていた。これが嫌でクラックもパスしたのに…。
そしてIさんはヒョイヒョイと登って来る。「ムムッ、負けた。」情意の高さはレベルアップの速さと比例する。いつも「○○○くらい!」と軽く見ているtanuoさんはどんどん退化しているのである。困ったおっさん!

P-5はコンテで行き、P-4からは終始Iさんにトップをお任せ。軟弱おじさんのtanuoさんは、いつもニコニコ、ジッヘル係り。

10:10 a.m. P-4終了。
今日は全然写真が無い。小休止ついでに写真のかため撮り。

さきほどまで風も無くジリジリと焼付く陽射しに曝されていたが、ここまで来ると多少風が出てきた。
と言ってもやはり陽が当たると暑い。
10:15 a.m. P-3取り付き手前の広場で休憩。周りが岩に囲まれまるで盆地。盆地の夏の暑さは半端じゃない。風がなく茹で上がってしまう。

P-3チムニー下までコンテで。チムニー下には日陰がある。それを唯一の楽しみに重い足取りで行く。
が、真夏の太陽は高度が高く陰が小さい。Iさんが行かなきゃ日陰に入れない。急き立てるようにIさんを追い出し、日陰に滑り込む。「ふ〜、死ぬかと思った。」

10:45 a.m. チムニー上のレストラン○○○着。

さすがにここまで来ると爽やかな風が吹いている。空も薄雲が広がり陽射しも弱い。景色も良いしここでお昼にする。
時折人の声がする。下を覗くと北谷沿いの裏道に人の姿。裏道も人が疎らである。こちらも誰も登って来ない。一壁にも中尾根にも人の姿は無い。藤内小屋のテストストンにいた高校生達、どこへ消えたのだろう。

のんびりした後ヤグラのコルへ。
11:30 a.m. ヤグラのコルで終了。道具を仕舞い尾根通しに裏道へ。
ぶつけないよう注意していた成果か腕時計は無傷。良かった良かった。いつも時計を仕舞い忘れるtanuoさんなのである。
サウナのような尾根道を行く。P-1は陽射しがカンカン、風も無い。目の前に大きなヤンマ。体調15cmほどある。これだけでかいとよく目立つ。アカネも大分腹が赤くなっている。真っ赤になるのももう少し。季節は確実に流れている。

炎天下裏道に抜けそのまま山頂へ。今日は望湖台もパス。中道へ向かう。途中涼風に誘われ三ルンゼの上へ出る。 が、直ぐ風は止みただただ暑いだけ。
釈迦の上には夏雲が湧き上がっていた。


12:01 富士見岩展望台着。

夏らしいモヤッとした天気である。大黒岩の向こうに鎌がぼんやり。

中道を降る。高度を下げるにつれどんどん暑くなってゆく。
キレットを越え暫く降るとウチワの落し物発見。捨てておいてもゴミになるだけ。折角だからゴミ拾いの一環として回収。
拾ったウチワで扇いでみる。風の無い時には意外に効果的。扇ぎ出したら止まらない。もうずっと扇ぎっぱなし。
今日、初めて知った。ウチワは鈴鹿の夏の必需品。先週Tさんがザックからウチワをぶら下げていたが、その理由が今やっと解かった。山は涼しいもの、だからウチワなんて不要。と思うのは鈴鹿の山を理解していなかった証拠。今日はひとつお利巧になった。
その後はずっと扇ぎながら行く。こりゃあ便利、こりゃあ便利。

13:30 車に帰着。
今日もたっぷり汗をかいてしまった。半分は冷や汗だった事を告白しておこう。暑い夏は○○○でヒヤッとするのもその解消法。怪談よりは精神衛生上もずっと良い。
しょうもない事言ってないで早く温泉温泉。


2008年08月09日20時25分00秒 記

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