蝉時雨Hike

鎌への登りになるとヒグラシの蝉時雨。
木漏れ日の中、相変わらず爽やかな風が吹きぬける。
秋を思わせるようなシチュエーション。
今日で梅雨明けかな?
ところどころ気の早い葉っぱが秋色を演出し始めている。


20080719

6:55 a.m. 料金所跡駐車場着。
今日は車が少なめ。そうか、今週は三連休。みなさん本番へお出かけかな。

7:10 a.m. 出発。
先週に続きピーカンの快晴。道路沿いの合歓の木の花は満開です。

今日は意外に涼しい。それじゃあ久しぶりに中道でも。ちょっと貧弱だったが本谷のシモツケソウも先週見れた事だし…。これだけ涼しければ水の傍でなくても良いでしょう。

尾根に出るとかなり風が強い。冷んやりとした北西風で、立ち止まっていると濡れたシャツから潜熱を奪われ寒いくらいです。


7:55 a.m. キレット通過。

キレットからの登り返し。いつもは風の陰で暑くて嫌な登りですが今日は至って爽やか。
登りながら考える。北西の風が強いって事は寒気が入り込んでいるのかな?だとすると湿った暖気が押し上げられ午後には雷が鳴り出すかもしれない。そう言えば昨日も地域的に大雨が降ったそうだ。雲の様子を見て早めに退散するかな?
今日は久しぶりにコクイ谷へ避暑に行こうと思っていたが、この涼しさなら行かなくても良さそう。沢谷から武平までが暑苦しいし、そこで雷雨にでも遭おうものならそれこそ堪らん。

凹角上のコブシ(タムシバと仰る方もいらっしゃいますが)が結実している。かなり大きくなりもうすぐ弾けそうなほど。岩塔の上に立ちパチリ。

赤ちゃんの拳に形が似ているから名付けられたと言うが、拳とはほど遠い。瘤だらけだからという方がもっともらしい。

8:10 a.m. 北谷テラス着。本当に爽やかだ。富士見岩の岩峰が青空をバックに眩しい。

いつもなら風の通らない掘割の中も今日は珍しく風が流れている。木漏れ日の降り注ぐ中、エゾハルゼミの蝉時雨に混じりウグイスも姦しい。
鈴鹿の夏も暑苦しいばかりでなく、偶にこういった爽やかな日を提供してくれる。やはり来て見なきゃ解かりません。

8:25 a.m. 岩稜帯着。

チャン、チャン、チャン、チャラララ、チャン、チャン、チャン、………、チャーララララーラー、チャーララララー、チャーララララーラー、チャーララララー、………
またしてもエルガーの威風堂々が頭の中で鳴り出した。いかにもキの字一歩手前のtanuoさんらしいです。


8:40 a.m. 朝陽台着。
紫陽花も先週より花が多い。

望湖台へ。
この時期、ノリウツギ、リョウブくらいしか花が無い。あまりゴージャスでは無い。


9:00 a.m. 望湖台着。
モヤッとしているが北西風は相変わらず強く帽子が飛ばされそうなくらい。暫しここで休憩。なに、雲の様子を窺っているのです。ついでに燃料補給でも。

滋賀県側に積雲は湧いていますが、とりたてて大きな積乱雲は出来そうな様子は無さそう。雷雨に見舞われる事も無さそうですが、涼風にすっかり身体が冷やされてしまい、やはりコクイ谷はパス。おきまりのコース、鎌へ。
青空を背景に木の葉が日に輝き凄く綺麗。天気が良いと何もかもが光り輝き気持ちも晴れ晴れ。

かと思えば足元にはスギゴケが萌え立つように輝いている。それに混じって直径5mmにも満たない花が咲いている。

峠道を降る。ふと触れた岩肌が冷んやりと冷たい。この時期例え日陰でも生暖かい筈の岩肌が冷たいなんて、 涼しい筈ですわ。
ところどころまだ道が濡れていたり、流れがあったような痕跡が見受けられる。これは…、寒気が入り込んでいると言うより、昨日の大雨が極端に多く、大量の気化熱を奪った所為でこんなに涼しいのかもしれない。そうなら雷の心配も無さそうです。雨乞岳を覗き込んでも相変わらず積乱雲は発達しそうな様子はありません。


10:00 a.m. 武平峠通過。
鎌への登りになるとヒグラシの蝉時雨。
木漏れ日の中、相変わらず爽やかな風が吹きぬける。
秋を思わせるようなシチュエーション。今日で梅雨明けかな?
ところどころ気の早い葉っぱが秋色を演出し始めている。

やはりヒグラシの声は風情があって良い。
遠くで近くで反響しあう哀愁を帯びた大合唱は、木漏れ日の下の山歩きにしっくりときます。


10:25 a.m. 展望岩通過。

三ツ口源頭部まで来るとヒグラシが鳴き止み、またゲーキョ、ゲーキョが鳴き出した。おしりのケケケケケがカナカナカナに似ていますが、比べると少し下品な鳴声です。


10:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
北端の岩塔に立つと強い風に飛ばされそう。おまけにてっぺんの小さな岩がグラグラしている。クワバラクワバラ。

祠に拍手の後、南側へ。

こちらは風が無い。人口密度も高い。北側へ戻り燃料補給。
う〜ん、吹く風爽やか、人もいない。天国ですわ。

エサを食った後、ザックを背もたれにして大休止。数羽のツバメが飛び交っている。強い風をものともせず高速で飛び交う様は壮観です。遠くで虚ろにエゾハルの鳴声。鈴鹿の夏とは思えない爽やかさ。早く帰ってもエアコンを入れない家の中は煉獄そのもの。それじゃあここでのんびりしちゃいましょ。
うつらうつらしている内に本当に眠り込んでしまいました。あ〜、のんびりゆったり極楽極楽。
その内だんだんここも混んできた。団体さんのお喋りが騒がしい。わがまま坊主の駄々を捏ねる声が耳障りだ。
仕方が無い。天然クーラー完備の山頂から退避するか。

11:30 a.m. でっぱつ。長石尾根を降る。

相変わらず涼風が通る木漏れ日の中を行く。
三ツ口谷分岐をパス。そのまま長石尾根を行く。下手に谷筋へ降るより尾根通しの方が涼しかろうと。
正解でした。すんごく爽やか。なりを潜めていたヒグラシがまた鳴き出した。カ〜ナカナカナカナ、カ〜ナカナカナカナ。

鞍部から三ツ口谷へ。


12:40 車に帰着。
今日は爽やかな日だった。梅雨ももう明けたのでしょう。明日からまた暑い日が待っています。暑さに耐えられる体力を維持する為にも御在所通勤は止める訳に行きません。
さあ、締めくくりに温泉温泉。



2008年07月19日21時40分00秒 記

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