残雪Hike

春の麗の残雪Hike。
登り降りの山人が、
汗の雫も花と散る。
眺めを何に例うべき。


20080322

久々のピーカン快晴。
雪のある頃に味わいたかった。しかしこんな年もあるさ。
これもまた、御岳の神様につきを貰ってきたおかげでである。よし、これからも御在所の天気の巡り合わせが悪くなったら本家御嶽山に直訴に行こう。

6:45 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。
道中車の流れが良く、驚くほど早く着いてしまった。のんびりと仕度を始める。
暖かくなり外で着替えても寒くない季節となった。もう暫くすれば花の季節である。
そうこうするうちIさんも到着。Iさんの唐松レポートを聞きながらでっぱつ。

先週の状態からして、もう冬道具は車に置いてきた。荷物も軽くなり心も軽くルンルン気分のHiking。
天気ひとつで大きく気持ちが変わるものである。そう、もう山も春なのです。

7:40 a.m. 岩棚着。視界が開け周りの山が綺麗だ。

雲ひとつ無い晴天下の景色を楽しんでいると、Tさんが追い着いてきた。
中道だろうと目星をつけて来たらしいが、行動パターンを読まれているようだ。それほどtanuoさんはワンパターンなのである。
お日様麗らか、吹く風爽やか。久しぶりに地蔵岩。遊びながら世間話に花が咲く。

キレットでもお遊び。素手で岩に触っても気にならないほど暖かい季節になったいた。
Tさん交えてフェイス側でトラバースのお稽古。Iさんは既に藤内へ行きたそうな様子である。これだけ暖かければ上で確保していてもそう辛くは無い。
その上の凹角でもお触り。岩塔のクラックでボルダリング。調子に乗って手袋も着けずやってたら、やっぱりやらかしてしまった。指先のあちこちを岩肌で切り、そこらじゅう血まみれ。ボタボタと止まらない。今日は常時止血剤(タバコ)を持参しているOさんがいない。こういう時に限って居ないなんて…。
バンドエイドを貼りまくって、もう止め〜。
こんなしょうも無い事に時間を費やせるのも暖かくなったおかげ。春ですねえ。

8:55 a.m. 北谷テラス着。
本当に無茶苦茶良い天気。空の青さ、聳え立つ岩塔の白さ、冬枯れの樹枝の灰色とその先に芽吹く新芽の赤味。樹枝越しに覗く山肌の雪の白さ。そして時折頬を撫ぜる風の爽やかさ。全てが春を謳っている。

北東に目を遣れば、遥か彼方に北ア、乗鞍、御岳、中央、南アと白い山並みが見渡せる。ここまで上がれば、里の上空に漂う霞の上に出たようで遠望が効く。

この先雪の残る掘割道、階段状のステップを行く。
春の麗の残雪Hike。
登り降りの山人が、
汗の雫も花と散る。
眺めを何に例うべき。
グサグサに腐った粗目雪の冷たさが陽射しの暑さに心地良い。


9:45 a.m. 富士見岩展望台着。
今日は遠望が効く。鎌の遥か向こう、薄紫に煙る遠くの山並みが山水画を連想させる。

北側、釈迦の上には遥か遠くの白山がでかい。
霊山の向こうには伊吹もぼんやりと目に映る。


朝陽台経由で遊歩道を行く。


10:35 a.m. 望湖台着。

この辺りまだ結構雪が残っているがグサグサのド腐れ。スパッツを着けていない無精者にはチト辛い。
辛いついでに記念碑へ。日当たりの良い所にタテヤマリンドウを期待して。が、まだ早すぎた。まだまだしっかりと雪が残っている。いくら気の早いヤツでもまだ早過ぎる。
そのまま峠道へ。

11:10 a.m. 武平峠着。ここで小休止兼燃料補給。

12:00  展望岩着。
週毎に雪が少なくなってゆく。左俣上部の雪渓ももうズタズタ。雨乞もすっかり笹が起きてしまい春の佇まい。


12:30  鎌山頂着。大岩の上からの眺望を楽しむ。しっかし本当に良い天気だなあ。

祠の雪もすっかり小さくなってしまった。そして祠はまたお辞儀をしている。
実るほど、頭を垂れる、祠かな。
私も祠に頭を垂れて拍手。

久々にリザーブシートで紅茶を入れる。もうツェルトなぞ被らなくて良い季節。陽射しが強く日焼けで頬が突っ張る

13:20  でっぱつ。今日の降りは久々に白ハゲ経由で。あの尾根は暖かいのでショウジョウバカマが咲き始めているかもしれない。

グサグサの雪を踏んで岳峠から尾根へトラバース。尾根沿いの道は熱気がムンムン。初夏を思わせるほどの陽気。しかしまだ花の気配すら無い。

13:45  白ハゲ。上から伊勢平野を見下ろす。

ザレを降って道に戻る。この辺り、マンサクも咲き始めたようだ。

尾根道を折れ長石谷へ。谷へ合流する辺りでTさんがバイカオウレンを発見。良く見るとそこらじゅうに咲いている。


14:20  犬星滝前へ降り立つ。

その後は久々の長石谷ハイク。

ショウジョウバカマの葉のロゼッタはよく見かけるが真ん中が膨らんでいるものは少ない。
大堰堤を過ぎた所でIさんが咲きかけを発見。

その下でもTさんが発見。だんだん花が大きくなっていく

山はもう春。着々とその準備を進めている。来週にはショウジョウバカマの花前線も大分上がっている事だろう。ぼちぼちタテヤマリンドウも。そしてイワウチワ、イワカガミ、コブシ、アカヤシオと続くのである。
ぼんやりとしていたらすぐ夏である。相変わらず季節に追い立てられているtanuoさんなのである。

15:15 車に帰着。
今日はまた、いつに無くのんびりハイクだった。
春を探しながらののんびりハイク、行く季節を惜しみながらの残雪Hike、年寄にはお似合いです。
外で石の上に腰掛け、のんびりと靴を履き替えられるのも陽気が良くなったおかげ。これも年寄には有難い事です。

帰りは手の傷の湯治に温泉へ。
あっ、あまりのんびりしていられないのだった。今日もまたかみさんとディナータイムデート。スポンサーはつらいよ。


2008年03月23日10時00分00秒 記

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