初滑り

鈴鹿は雪無し、もの足りん。
雪を求めて東へ北へ。
やって来ましたスキー場。
低温強風ゴンドラ停止。
動き出しても微速運行。
寒い冷たい今日のスキー。
最後は温泉、夢心地。


20080119

今日は久しぶりにカルちゃんで出動。
板金ベコベコ、バンパーバキバキ。昼間は丸見え、あな恥ずかし。往復は目立たないよう暗い時間帯で。

4:20 a.m. 自宅出発。空には星が煌めいているが霜は降りていない。思ったより暖かい。天気が崩れるまえぶれか。
信号に合わせエコランで行く。考えてみればずっと昔からいつもエコランに努めていた。なんだ私ってエコロジストだったんだ。
この時間帯は車も少なくエコランの成果が大いに期待できる。こりゃ13km/Lくらい行くかな?
19号に出てもやはり車が少ない。ただスキー客の車が多い。ゲレンデ混むかな?
木曽福島の元橋で19号を折れるが、こちらへは誰も来ない。皆、どこへ行くのだろう?
【おんたけスキー場】のゴンドラが未だ運転再開していないので他へ行くのかもしれない。良かった!御岳ロープに来なくって。半分諦めていたので超ラッキー!

7:10 a.m. 御岳ロープ駐車場着。道中の雪も殆ど無く、この時期こんなに少ないのも珍しい。降っていないとなると、ゲレンデの雪は固いだろう。スピードは抑え目にしなくっちゃ。でないと中年暴走族と間違われてしまう。
丁度中アの上から朝日が登り始めた。雲の所為で御岳のモルゲンロートは見られなかったが、せめて日の出でも撮っておこう。早速修理上がりのCaplioGXの出番。修理代16,800円(Tax込み)は痛かったが。

そして今日はC-730UZも持って来ている。テレ側いっぱいにズームアップして日の出をパチリ。

おうおう、駒本峰から中岳、宝剣、そして極楽平までのギザギザの岩稜帯まではっきり解る。さすがですなあ。
と、一度ズームを繰り返しただけなのに、もうバッテリー残量不足の警告表示。満タン充電してきたのに〜。どうもズームが最も電池を消耗するようだ。やはり低温では使い物になりませんなあ。
暖かい車の中で朝食。今日の食料は夕べ近所のマーケットで買い込んだ、半額シールのついた見切り品である。デジカメの修理代の所為で暫く緊縮財政が続く。
朝のお勤めにセンターハウスへ行く。昔はトイレの前に行列が出来ていたものだが、今では全ての個室がドアを開けたまま人を待っている。完全に立場が逆転した。ヒーターの入った便座付きの洋式を選ぶ。あ〜ポカポカとまるで天国。このまま暫くこうして居たい。尻を放り出したままうつらうつらし始める。
車に戻り仕度を始める。あ〜、ワンボックスと違い居住性が悪い。着替えも大変、靴を履くのも大変。


8:05 a.m. でっぱつ。
動き始めたリフトは未だガラガラ。皆さん仕度を始めるのは早かった割に滑り始めるのはごゆっくりですな。

左手には【おんたけスキー場】のゴンドラ山頂駅が見える。ああ、まだ動かないのだろうなあ。リフトしか無くてこちらより料金が高いんじゃ、お客さんは来ないだろうなあ。廉く買い叩いた北海道の会社、また採算割れで手放すかも知れないな。時代に翻弄される老舗スキー場の悲哀を感じますなあ。
第2リフトに乗り継ぐ。う〜、寒い。リフトを降りると雪はバリバリ。強風に地吹雪が舞い上がる。
リフト降り場の陰へ移動しストレッチ。しっかり筋を伸ばして〜、滑降開始。
バリバリの圧雪面をカッ飛んで行く。急斜面の大回り、ギューン、ギューンと切れ上がって行く快感!これを味わうと小回りなんてバカバカしくてやってられません。
耳元にはゴーという風切り音。この瞬間、無我の境地。ああ、やっぱりスキーは止められない。止められない、止まらない、カルビーのかっぱえびせん、じゃなかったギザギザの圧雪ピステ!
ノンストップで下まで行くとゴンドラが動き始めた。そのままゴンドラ乗り場へ。「プファッ。」ビールを飲み干した後のような快感!そのままゴンドラに乗り込む。
呼吸が落ち着くと、曇っているせいか寒い。風も強く搬器が大きく揺れる。心配が的中。止まってしまった。動き始めてもまた止まる。結局1本目に乗っている間に2回止まった。そして搬送中は微速前進。こりゃ無茶苦茶時間がかかる。かといってこの寒さじゃあリフトなんて乗る気にならない。
ただ風の強さのおかげか雲が飛ばされだんだん晴れてきた。日が当たると温室と同じ。ポカポカ暖か極楽気分。 また居眠りを始めてしまう。


10:00 a.m. トイレついでに休憩。食堂内はガラガラ。窓際に陣取り靴を脱ぎ暖房で足を解凍する。
指先が痛いくらい冷たくて…。こんなところでそんな事言ってたんじゃ、もう冬山には行けないな。
外を見るとすっかり天気が回復し陽光が満ち溢れている。それにしても人が少ないのは寒さの所為?


10:15 a.m. 身体も足先も暖まったところで再度出発。

ホント、すっかり良い天気になってしまった。そしてゴンドラ乗り場は長蛇の列。定員6名の搬器に2人乗り3人乗りしてたんじゃこうなりますわなあ。そんなに2人っきりになりたいものですかねえ? 無粋なtanuoさんは2人っきりの搬器に割込みお邪魔虫。気にせずイチャイチャしてたもれ。

乗鞍も雲が取れはっきり姿を現した。
穂高はまだ雲がかかり姿が望めない。10倍ズームの出番は無さそうだ。尤もこれだけ霞んでいたら雲が取れても出番は無いなあ。

継子も青空と山肌の白とのコントラストが綺麗だ。眩し過ぎて目が痛いくらいだ。

暫く温室からの景色でも。

天気が良くなったついでにゲレンデ最上部まで。

滑走にも飽きたしあちこち止まって撮影。
朝の内霞んでいた中央もはっきり見えるようになった。


12:50 昼休みでゴンドラの空いている時間に滑りまくり、時間差で休憩に。
まるビ親爺は車の中でおさんどん。「う〜、狭い。」ワンバコFriendee君が懐かしい。狭い車内でお湯を沸かし98円の【どんべいてんぷらうどん】を頂く。「う〜ん、暖まりますなあ。」
暫くストーブは焚きっぱなし。もう室内は春の陽気。

食後にもう一滑り。1本のつもりがもう1本。後を引きますな。

14:40 2本目を降りてくるとこの時刻。温泉も待っているしボチボチ汐時かな?
着替えは温泉でする事とし、靴だけ履き替える。
でっぱつ前に中央の写真でも。10倍ズームの迫力を御覧あれ。


14:50 でっぱつ。
降り始めると直ぐ前の車に追い着く。雪も無いのに遅い事。張り付くのも失礼なので途中で停まり写真撮影。
カメラ2台を使い分け。ああ忙しい。


15:10 欅の湯着。
入浴前に天然記念物の氷柱をパチリ。よく冷えている所為か殊の外綺麗に出来ている。
河岸断層の水脈層から染み出した水がつららになったものです。

撮影の後は温泉にザブン。相変わらず税込み400円。そしてこの泉質。あ〜、極楽極楽。
冷え切った身体が芯まで暖まり大満足。まるビ親爺のtanuoさんにとって毎度お馴染みのメインデッシュです。
15:55 汗を流しさっぱり気分で帰途に就く。
既に日は大きく傾き、日没ももう直ぐ。夜陰に乗じ、カルちゃんのおぞましき姿を衆目に曝す事無く走る事ができる。


2008年01月20日13時50分00秒 記

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