秋雨Hike

雨の降る中エッチラオッチラ、
今日も今日とて御在所通い。
なんの因果か御在所通い。
あんたの為でしょ。(ヨード卵光)
健康管理にHiking。


20071027

四日市市内を過ぎても雨は止む気配が無い。
菰野のコンビニでは車から出たくない程の降り。気分はすっかり引き返しモード。
朝食のおにぎりの他は、帰りの道中、車の中で口にするものを想定して選んでいる。そう、もう引き返すつもりです。
おにぎりを頬張りながら片手運転。道路に出る時にうっかり湯ノ山方面へ向かってしまった。
まっ、いいか。スカイラインの駐車場で一眠り、温泉に入ってから帰ろう。
スカイラインに入ると雨は小降りに。料金所跡駐車場に着くと殆ど止んでいる。御在所の神様は人を惑わすのが好きである。
「しゃあねえな。温泉までまだ大分時間があるし、チョット歩いて来るか。」ということで仕度を始める。
7:20 a.m. 出発。霧雨程度だが傘を差して行く。少々肌寒い。来週はもう11月。早ければ雪が降る季節である。つい先日まで暑い暑いと言っていたのに。

今日はこの駐車場もガラガラである。うちの車の他にもう1台停まっているだけ。私以外にも暇な人がいるもんだ。
この傘ももうボロボロである。長年の錆びで2箇所骨が折れている。一箇所は完全に破断しており折れた骨がブラブラしている。いかにも自分の行く末を象徴しているようで愛おしさ一入である。
昔は皆、山ではこんなボロ傘を使っていたなあ。下界で使っていたものの行く末が山用となるのである。当然この傘もそんな運命を辿っているのである。

このところの気温の低下のおかげで紅葉も大分進んでいるようだ。雨に濡れ一段と艶やかに見える。

樹林帯の中、時折風に煽られ木の葉の水滴が降ってくる程度。面倒なので傘を畳む。
オバレ石を過ぎ尾根に出た辺りから間近に紅葉を見ながら行く。


8:00 a.m. 紅葉越しに地蔵岩と菰野の街を俯瞰する。

だんだん風が強くなってきた。おまけに雨も本降りに。小止みだったのは下の方だけだったようだ。まあ当然といえば当然の事だが。
風のおかげで傘が用を為さない。かといって合羽着るのも面倒だし…。全く無精な人ですな。

富士見岩尾根が近付くと意外な程の装い。御在所程度でこれほどの色付きは近年稀である。ここって本当に御在所? この艶やかさを僕に見せたくて、御在所の神様は駐車場の雨を止ませたのかもしれない。粋な事をなさるもんじゃ。ほんと御在所の神様は気まぐれである。

そして岩稜帯を過ぎテラスまで行くと…、「ウワッ、スゲ〜!!!

眺めてびっくり玉手箱、覗いてびっくり玉手箱、見上げてびっくり玉手箱。
こりゃ明日来る人は最高です。(明日は秋晴れらしい。)
やはり御在所の神様はこの景色を私に見せたかったようだ。御在所の神様は親切で優しくて良い神様です。(ゲンキンなやっちゃ。)

8:45 a.m. 富士見岩展望台着。ここから覗けば下の紅葉が見えるかなと思ったが五里霧中、なーんも見えん。
朝陽台へ向かう。


8:50 a.m. 朝陽台着。
休憩所の屋根の下へ行く。用無しの傘をザックに差し合羽を着る。うん、暖かい。暖かさが恋しい季節です。その後燃料補給。

霧雨だと思っていたが結構きつい吹き降りである。そういえばズボンもシャツも大分濡れている。ぼちぼち冬物に替える頃かな。
完全武装の合羽姿で望湖台へ向かう。あそこのベニドウダンの紅葉越しに鎌の写真でも撮っておこう。見えればの話だが…。


9:30 a.m. 望湖台着。はたして…、やはり鎌は拝めなんだ。当然雨乞も。ベニドウダンの紅葉だけをパチリ。

さて、この後どうするか。手っ取り早く表道から降りても良いがあそこの道は樹林帯の中。国見南面が結構色付いていたので御在所も同様の筈である。それなら峠道から振り返る方がよく見える。
てな訳でまたまた今日も峠道。それに紅葉の頃は峠道の入り口付近が殊の外綺麗なんだよな。

結局光線の具合が悪く峠道入り口は期待外れ。それでも綺麗を求め峠道を行く。


10:00 a.m. 武平峠通過。温泉目指してスカイラインへ。

10:10 a.m. スカイラインへ降り立つ。
東側駐車場で今日初めて人を見かけた。言わずと知れた中高年軍団である。ここに駐車しこれから登るようだ。さすが中高年。よくもまあこんな雨の中を。よくもまあこんな時刻から。(あんたも同類だろ!)


その後いつも通りのコースで駐車地へ。


10:45 a.m. 車に帰着。
小降りの間に大急ぎでお片づけ。濡れ物をトランクに放り込み、シートにバスタオルをあてがい一段落。
これから降れば丁度温泉の営業開始時刻。
歩きより温泉が本命かあ?


2007年10月27日17時10分00秒 記

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