久々のホームゲレンデ

山頂に抜けたところで降りだした。
さほど強くはないが、武平峠からエスケープ。
「今日は雨の中を歩いてこよう。」と言う朝の意気込みは何だったのか。
すっかり軟弱が板に付いてしまったtanuoさんである。
ああこれじゃあ老化の進行に歯止めはかけられない。
軟弱グータラtanuoさん!


20070929

先週は体力の無さを身に染みて感じさせてもらった。
「これじゃあいかん! 多少の雨でもしっかり歩いてこよう。」
23号線に入ると雨がパラつきだす。雨中Hikeの決意を固くする。先々週のような失態(往復ドライブのみ)は何がなんでも避けなければ。
三重に入ると意外に山並みがはっきりと見える。まだ降りだしていないが藤原の山頂だけが雲を被っている。「遅かれ早かれ降られるだろう。」

7:00 a.m. 蒼滝橋駐車場着。ちょうどIさん夫妻が出発するところ。
歩くつもりでいたがIさん達は藤内との事なので、大急ぎでザックの中の家財道具を放り出しご一緒する事とする。
これは決して優柔不断なのではない。臨機応変と言って欲しい。(いつもかみさんは優柔不断だと言い張るが。)

7:15 a.m. 出発。今日は随分涼しい。先日までの暑さが嘘のようだ。
風が止むとむっとするが、微風でも流れると爽やかである。空はどんよりとしているが、まぎれもなく秋の到来である。

藤内小屋前で小休止。今日明日で写真展は終了との事。Iおかあさんは知り合いの人達と雑談中。写真展などでひとつのコミュニティーを形成しているようだ。聞こえてくる言葉に【ゼルブスト】なんてのもある。「そんな言葉が出てくるなんて30年前からのキャリアですね。」とつい割込んでしまったが、即座に「20年前です。」
やはり女性は、たとえ10年でも若い事を強調したいのだろうか。ああこれが乙女心というものか?
でもなあ、うちのかみさんの頃にはもうハーネスと言い始めていたから、やはり30年のキャリアではないかと思うが…。深くは追求しないでおこう。

8:10 a.m. テストストーン着。
暗く曇っているが、名古屋方面を見ればミッドランドスクエア、JRのツインタワーなどがわりとはっきり見える。(写真右端の方 リサイズしてあるので解り難いかな?)

いつ降りだしてもおかしくない気配なので、お稽古も早々に切り上げクラックへ。
「ん?」写真で気付いたけど、Iおかあさん足を交差させてトラバースのお稽古をしている。真面目にコツコツ練習してるんだなあ。

そしてクラックで取付き端、最初のランニングビレイを取った後右上のホールドを掴み細かなスタンスに乗り上がる。その瞬間無重力状態、「あ、落ちてる。」
数mのスリップ。別にどこも打っていないようなので再度登りなおすが、握力が全然無い事に気付く。こうなったら腕力に頼らず、一歩一歩確実にスタンスに乗り足で登るという基本に立ち戻る。
前回同様真上のテラスでピッチを切りIさん達を確保する。

落ちた事より自分の身体の状態が把握できていなかった事に驚く。中高年の事故の原因は身体の衰えそのものより、それを自覚していない事ではないか。そして体調そのものも日によってまちまちなのである。昨日はなんともなかったのに今日は全く力が入らないとか…。
前回スイスイ登って来たIおかあさんがてこずっている。私が悪い見本を見せてしまったものだから身体が萎縮しているのだろう。メンゴメンゴ。

次のチムニーはIおとうさんにトップ交替。何れかがトップで登れれば後は夫婦二人だけでいつでもお稽古に来る事ができる。そして二人で一歩づつステップアップして行けば良い。ロートルおじさんのtanuoさんはもうお役御免である。

Iおとうさんはあっという間にチムニー下へ。Iおかあさんはチムニー下のクラックに苦手意識を持っていたが、ここで足を交差できるようにテストストーンで練習していたのだろう。
今日は私が直ぐ下について一緒に登る。見ていると至ってスムーズ。一言のアドバイスも必要ないまま、足の踏み替えをするでもなく綺麗に足を交差させて登って行ってしまった。「なんだ、おかあさんももうトップで行けるじゃん。」
同年代のりっぱな大人をつかまえてこんな事を言うのも失礼な話ですが、育ってゆく子供を見ているようで嬉しいものです。

その後もIさん夫妻がトップを交替しながら行く。tanuoさんはいつもミッテルである。
途中で細かな雨が降り出し岩も濡れ始めた。岩の窪みには水溜まりが出来始める。濡れた岩を嫌がっていたおかあさんもだんだん慣れてきたようで、「濡れててもザラザラの岩って滑りませんね。」だって。
何事も経験。何度も繰り返す内、滑り具合の見極めがつくようになる。そういった積み重ねが、本番での予期せぬ出来事への対応力に繋がる。だからお稽古は多いに越した事はない。これからは毎週土日にお二人で練習してください。
10:40 a.m. ヤグラのコルで終了。道具を片付け合羽を着る。ついでに燃料補給。
今日は天気が悪くあまり写真も写していない。写真のないページは寂しいものである。なんでもいいから写しとこ。

その後は鎌まで歩く事とする。ヤグラの巻き道にはダイモンジソウの群落。結構沢山咲いている。

昔の前尾根にはいたるところに咲いていた。たまにうちのボスと一緒になった時など、女の子に一所懸命花の説明をしていた。そううちのボスは必ず女の子を連れていたのである。ダイモンジソウを見ると必ずそんな事が想い出されるのである。昔の事ばかり思い出す…やはりボケの始まりかな。


11:25 a.m. 山頂へ抜ける。武平峠へ向かう。
クラックで落ちた時に左大腿部外側を打ったようでチョット痛みがある。軟弱おじさんのtanuoさんは武平峠でエスケープをもう決めているのである。ほんと困ったものである。
雨もだんだん本降りに。予報でも午後から雨だったそうだ。
先週の御岳と言い、今日の御在所と言い、行動中は降られずに終わってからの雨である。余程我々は神様のご加護に預っているものとみえる。
合羽を着ていないと少々肌寒いくらい。いよいよ秋本番である。次は雪を待つのみ? いやその前に紅葉の季節、冬枯れの季節があるでしょ。

前尾根でもチラホラ咲いていたが、道端にはキリンソウが目立つ。写真の無い今日のページ、賑やかしに撮っておこう。ついでにススキとアザミも。


武平峠ではIさん達もエスケープ。タフなお二人にしては珍しい。
あとはいつものエスケープルート。
スカイライン出口手前にはまだコモノギクが咲き誇っている。

三ツ口ダムの湖水も今日は暗く沈んで見える。


12:45 a.m. 車に帰着。
荷物を片付けているとIさんから温泉のお誘い。グリーンホテルの温泉だとか。お言葉に甘えご一緒する。


随分昔ここに泊った事がある。Previous Diary 2002年2月23日の記事で入泉料が800円と記してあるのでそれ以前の事だろう。当時の内風呂は階段を下りタイルの壁画がある所の奥にあった。壁の一面最上部まで石が組んでありその上からカスケードのお湯が落ちていた。その下がメインの浴槽(タイル貼り)である。反対側の隅に小さな石組みの浴槽がありこれが源泉であった。一方露天風呂は一度服に着替え庭の端の通路を通らないと行けなかった。露天風呂にも専用の脱衣場がありそこを抜けて入浴するのである。
800円と少々お高く、露天風呂と内風呂が繋がっていなかった為、御在所通勤の後の入浴を敬遠していたのである。
それが今回行ってみると、内風呂は露天風呂に近いところに移されスッポンポンのまま行き来できるのである。豪勢な石組みと滝は無くなったが清潔感溢れる大浴場にリニューアルされており、希望荘よりゴージャスである。お値段も650円と以前よりお廉くなっていた。
+150円の価値は充分ある。毎週となると辛いが希望荘が混雑している時はこちらにするのも良い。
いつまでも昔のままと思っていたら大間違い。世の中日進月歩なのである。

裸になり左大腿部を見ると凄い擦り傷。真っ赤である。痛みの元は擦過傷でなく筋肉の打撲のようである。
いずれにしても大した事はないので月曜くらいまでには直っているだろう。
それよりこれをまえぶれとして大きな事故に繋がらないよう気を付けなければ。
「我ら中高年、やる気はあるが身体がついて来ん。」


おまけ
菰野の畦道に咲く彼岸花です。
 

「赤い花な〜ら〜曼珠〜沙〜華〜♪」えっ、こんな歌、歌うと年がばれるって?


2007年09月24日17時00分00秒 記

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