御在所皐月晴れ

梅雨の合間の皐月晴れ。
6月半ばとはこれ如何に。
吹く風冷んやり日本晴れ。
爽快、軽快、皐月晴れ。


20070616

来週はもう夏至。日の出も早い筈だ。おまけに朝からドッピーカン、ほんに私ゃ晴れ男。
今日は靴が無いのでスニーカーで。忘れると草履で登らなきゃならなくなるので、夕べの内に車に放り込んでおいた。
しかしこんなんで登れるかな?昔はよくズックで登っていたものだが、底が厚い分難しそう。まあ難しい所はパスれば良いか。

若干車が多めだが意外にタイミング良く大型車がパスできる。冷んやりした気温のおかげでカルちゃんパワーも絶好調。

6:50 a.m. 蒼滝橋手前の駐車場着。珍しく2台分ほどスペースが空いている。久しぶりにここに駐車。
7:00 a.m. 仕度を済ませでっぱつ。

メッチャクチャ良い天気。こりゃ今日は焼けそう。特に首筋に気を付けなくっちゃ。
木漏れ日の下、裏道を行く。この季節には珍しく爽やかな日だ。

7:15 a.m. 四の渡し。右岸に渡った所のヤマボウシも花を付け初夏を物語っている。

道端にもコアジサイなど初夏の花が咲いている。ササユリの蕾はまだ小さいものの、後1-2週間で可憐な花を付けるだろう。ササユリは今日のような好天より梅雨時の雨に濡れた姿の方が風情があって良い。


7:40 a.m. ピョンの耳着。う〜ん、やはりここはヨセミテ。
しかしまあなんて良い天気だ。空の色が濃い。まるで秋の空色だ。
青空をバックに空木の蕾が可愛い。半開きの可憐さがなんとも言えない。ああ私のロリコンは一生直らないのかも知れない。


7:55 a.m. 藤内沢出合着。本当に今日は光に満ち溢れている。

今日は沢の水量が多い。先日同様あちこちに滝が掛かっている。
1ルンゼ下まで来るとバットレスが一層威圧的に聳えている。藤内滝も本当に滝の姿をしている。

さてと、スニーカーの滑り具合をテストストーンで確認。「うう、よう滑る〜。」緩斜面のスラブなら結構フリクションが効くがある程度の傾斜を超えるともうズルズル。爪先立ちなぞごまかさないと出来ない。しっかりヒモを締めておけばチムニーで脱げることは無いだろうがその上の垂壁はチョット難しそう。という事で今日もチムニーもパス。ううう、軟弱中高年。
暫く遊んだ後巻き道を行く。辺りにはドウダンツツジが満開。


こんなに良い天気、今日は混むだろうと先を急いでみたものの、取り付きにいた1組以外は誰もいない。おまけにその連中も凄くスローペース。こりゃ今日は貸切ですなあ。
天気も良いし暑くもなし。乾いた花崗岩は滅茶苦茶フリクションが効き軽快そのもの。
Iさんは今日はおニューの靴を履いている。スカルパとかいうmade in Italyだそうだ。見るからに軽そうで昔のクレッターのような感じだ。私もこんなんがいいなあ、と思うが4万円はチト苦しい。底がスポンジのようだがソールの張替えは出来るのだろうか。まるビ親爺はいつもこうやって小さな胸を痛めているのです。

道中、各ピークでの確保中にあちこちうろうろしながら滑り台を探す。
これだけ探して見つからないと言う事は長い年月の間に崩れてしまったのだろうか。後尾根のテストストンも崩れて無くなっていたし、20数年というのは半端な年月では無いのかもしれない。もう一箇所北谷側に切れ落ちた幅広スラブも見つからない。そしてP-3は確か左側を巻いてヤグラのコルへ降りたように思うのだが、今見る限りガレになっていて通るのは遠慮したい状態だ。

10:00 a.m. 登攀終了。道具を片付け大休止。
こんなに爽やかな日でもやはり日差しが強く結構汗をかいていた。長袖シャツを脱ぎ半袖Tシャツ1枚になる。ふ〜、爽やか。
軽く燃料補給した後、鎌に向けてでっぱつ。
スタカットでは休憩が長過ぎてちっとも体力維持は出来ません。1日に何本も登るのなら別ですが、前尾根一本だけではチト勿体ない。後は少し足慣らしに歩きましょ。
と言う事でまた尾根通しに裏道へ。
半袖で歩き出した途端、薮で腕に引っ掻き傷。う〜ん、ホントひよわですなあ。


11:00 a.m. 山頂遊歩道に跳び出す。好天に恵まれ人出も多い。前尾根の静けさが嘘みたい。順番待ちの数珠繋ぎなんて昔話。
山頂一帯はドウダンの季節。生臭い匂いが漂い一瞬栗の花かと思ったが思い出した。サラサドウダンの花もこの厭な匂いがするのだった。爽やかな皐月晴れの好日に汚点がひとつ、この匂いなんとかなりまへんか〜、鼻がもげそう。


11:20 a.m. 望湖台着。本当に爽やか。まるで5月の気温です。


峠道を行く。日に日に濃くなる緑。


12:00 武平峠通過。これから暫くは登り。降りの足裏の痛みから解放される。
やはり軟弱足は山靴でないと絶えられません。降りですれ違った若い人達、皆さんスニーカーでしたが足裏は痛くならないのでしょうか。それとも私が軟弱過ぎるのでしょうか。
中高年諸氏もハイキングシューズの方が多いですが大丈夫なのですかね。ハイキングシューズってソールが軟らかく、スニーカーと変わりませんよね? それともやはり私が…。


12:30 展望岩着。滲んだ汗を涼風が一瞬にして拭い去って行く。滅茶苦茶爽快。

もう暫くの稜線散歩。といってもほぼ平坦な木漏れ日の下の散歩コースである。日陰と涼風、本当に爽やかである。


鎌山頂直下はガレ途中から回りこんで岩稜帯から行く。Iさんは魔法の靴で乾いた岩のフリクションを一歩一歩楽しみながら登っている。この感触を憶えてしまうとなかなか抜け出せないものです。

13:00 鎌ヶ岳山頂着。祠に拍手。
山頂はやはり人口密度が高い。軽くエサを摂り早々に降る。

降りは白ハゲ経由長石谷から。青空に巻雲の落書きが綺麗。全く秋の空である。

長石谷も水量が多い。あちこち様子が変わっている。流れで変わったものなのか、人為的なものなのか。


15:25 車に帰着。スニーカーで疲れた足にはいつもの料金所跡駐車場から蒼滝橋駐車場までの距離が随分長く感じられます。砕石の林道でなくアスファルト舗装であることが唯一の救いです。
あ〜、軟弱親爺! 後何年こうやって歩けるかな〜?

草履に履き替えると足裏が息を吹き返したかのように感じる。ジ〜ンとしていた所に新鮮な血液が循環しているような、疲れが抜けていくような…。
さあ、早く温泉で最後の仕上げといこう。


2007年06月17日10時10分00秒 記

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