石楠花やーい。

偶には歩かないと身体が鈍っちまう。
今日は石楠花を求めて鎌まで。
早く○○○を片付けて。

ところがもう歩きがしんどい。
年とともに身体が鈍るのが早くなっている。


20070526

6:40 a.m. 蒼滝橋手前の駐車場前。
既にIさん夫妻は着いている。駐車スペースがないのでトンネル向うの駐車場へ。
今日は道中も車が少なく思ったより早く着いた筈なのに、「皆さん早え〜。」
急ぎ仕度を整え裏道へ。トンネル出口で合流しザイルを一本預かる。今日は11mmも持ってきたそうで、そちらはお父さんが持っている。
久しぶりの裏道、吹く風も爽やかな5月の好日。
昨日の土砂降りからは想像もできない好天である。ウ〜ン、やはり我々は晴れ男に晴れ女。
チョット汗ばみながら裏道を行く。

日向小屋前にはベニドウダンが鈴生り

道中、タニウツギやヤマツツジが満開。


7:35 a.m. ピョンの耳着。毎度毎度ここから見上げるバットレスには感動する。ドキッとすると直ぐカメラを構える。結果、毎度毎度変わり映えのしない同じ写真ばかりがページを飾る(汚す?)事になる。ああマンネリ。


7:50 a.m. 藤内沢出合着。ここも毎度の犬の卒倒(ワンパターン)…カビの生えたオジンギャグですんまへん。

今日はやけに水が多い。藤内沢には至る所に滝が出来ている。1ルンゼ上部にも立派な滝が出来ている。雨後の滝の子?(雨後の筍)。
テストストンまで来ると、藤内滝までもがドウドウと水を落としている。これだけ立派な藤内滝も珍しい。

今日もクラックはパス。ボチボチとは思っているが、今日は早く片付けて鎌の石楠花を見に行きたい。三ツ口谷左股上部の石楠花は御在所からでもはっきり解かるくらい立派だ。は〜やくいこいこ鎌ヶ岳〜。
この辺りの様子が昔と違うのは、木が大木に育ってしまったからだ。クラック左側の凹角に生えている木なぞ直径5cm程度の小さな木だった。それが今では大木になっている。右端リッジ側中腹の木も直径10cm程度だった筈が御覧の有様。枝振りの良い大木と化している。


8:05 a.m. チムニー下に到着。おもむろに仕度を始める。
巻いている途中、クラック上に人がいたのでそれをやり過ごしてから行く事にする。
彼等がやってくるとIさんは早速話しかけている。全く気さくなお母さんである。それに丁寧に答えている彼等も気さくだ。親子ほどの年の差が心の垣根を取り払うのだろうか。いや元々心に垣根なぞ無いのだろう。大昔とは世の中も変わったのだ。
先行の2ndが登り始めた所で、間を置いてこちらも登り始める。後ろからピッタリ付くのはやはり失礼だ。昔はよくやっていたが…。僕も大人になったのだ。

Iさんのお父さんは身が軽い。見るからに危なげが無い。なんだこれくらい登れればバットレス4尾根(北岳)くらい行けちゃうじゃん。別に大した所じゃないんだから。
P-4だったっけ、ここもコンテで行けそうな所だが一応ピッチを切る。しかし距離が長くザイルが重い。10.5mmと11mmの2本をぶら下げている訳だから当然か。これでフルフル伸ばしたらどんな重さになるのだろう。おまけにランニングの取る位置が半端な所にあるのでザイルが屈曲してしまい尚更重い。シュリンゲを長くしておけば良いのは解かっていたが、そこは無精者のこの私。「まあ良いさ。」で済ませてしまう。
最後の手段で重いザイルを手で引き上げ身体をフリーにして登る。「ふ〜、重かった。」

P-3も今日はチムニー上でピッチを切る。ビレイポイント傍のクラックにはイワカガミ。クラックに詰まった僅かな土に根を張り健気に花を付けている。逞しいですな〜。


そのままP-3を越えてコルまで行ってもらい、シンガリは私。10:30 a.m. 登攀終了。当然ヤグラもパスです。
ここで小休止、燃料補給。ついでに写真も。

この辺り、石楠花やシロヤシオがいっぱい花を付けている。が、写真には写り栄えしない距離。残念。
さあ、鎌へ急ごう。偶には歩かないと身体が鈍っちまう。

尾根上散歩。通る人が少ない所為か花がいっぱい。いちいち写してたんじゃきりが無い。


11:15 a.m. 裏道に合流。掘割道は光の洪水。透過光に輝く若葉が眩しい。


11:20 a.m. 御在所山頂遊歩道に跳び出す。山頂はシロヤシオの花、花、花。


11:45 a.m. 望湖台着。春霞?黄砂?雨乞岳がぼんやり。
峠道までは足元にはタテヤマリンドウ、頭上にはシロヤシオ。シロヤシオには青空がよく似合う。


12:00 チロリン村広場。正面の鎌ヶ岳が新緑に萌えている。


12:20 武平峠着。登りに備え燃料補給。暫く歩いていないので登りが辛そう。でも緑色の木漏れ日のシャワーは最高です。気温もそう高くなく吹く風は爽やか。この時期が気候的にも一番良い時です。

12:50 爽やかさに後押しされ、思ったほどの辛さもなく気が付けば展望岩。去年ほどではないが左股下降点付近が石楠花で赤く染まっている。


爽やかな尾根道、遊びの面白さはないが風を感じ、季節を感じながら歩くのは大人の楽しみ方か。いや、やはりジジイの嗜みか。


13:20 鎌ヶ岳山頂着。
祠に拍手。ほんとお久しぶり。鎌の神様こんにちは。

小休止の後は長石尾根から石楠花林へ。途中で遭った人から「先週が最高で今日はもう遅い。」と聞いていたが、まあまあの花付き。草臥れているのもあるが、蕾もまだ沢山ある。
ただここは傾斜地で大木でもあるため写真には良いアングルではない。それでも、木登り、薮漕ぎ、踏み荒らし。植生を傷めながら身勝手な写真撮影。いいのかなこんな事してて。またエコロジジイに叱られそう。

ひとしきり笹を踏み荒らした後は山道へ。そのまま三ツ口谷へ降りる。


15:10 車に帰着。ゲゲッ、もうこんな時刻。温泉に急がなくっちゃ。

久しぶりに歩いたおかげで足が痛い。温泉で疲れを癒やし帰途に就く。


2007年05月27日04時20分00秒 記

SEO [PR] お金 ギフト  冷え対策 特産品 動画無料レンタルサーバー SEO