御在所 閑古鳥

先週に続き、また○○○へ。
身体も慣れてウッハウハ。
一回より二回、二回より三回。
何でもそうだが、間を空けずに続ける事が大切。
いかん、また嵌りそう。


20070519

7:05 a.m. 料金所跡駐車場着。
今日もまた○○○。
雨を気にするIさんを説き伏せ、また裏道へ抜ける。
明方の大雨のおかげで湿気を帯びた大気が清々しい。
この時期はまだ冷んやりしていて蒸れの鬱陶しさも無い。それに高曇りの方が岩場では照り返しもなく暑くなくて良い。カンカン照りの真っ白の花崗岩の中なんて暑くて堪らん。

8:05 a.m. ピョンの耳着。何度見てもここからのバットレスは最高。まるでヨセミテに来たみたい。(毎度毎度同じ事ばかり言っています。年寄りには困ったもんです。ハイ。)

すぐ傍にはサラサドウダンの開花。ああ、もうそんな季節なんだ。


8:20 a.m. 藤内沢出合着。新緑が鮮やか。クロムグリーンの艶やかさが目に染みる。

テストストンの辺りの景色が変わっているなあ。と思っていたがやはり違う。テストストンの藤内滝側少し上にあった垂直の大岩が完全に無くなっている。3-4mの高さでボルトが打ってありシュリンゲの架け替えで登っていた岩だ。あんなでかいものどこへ行っちゃったんだろう。

末端のクラックは今日もパス。もう少し感覚を取り戻してからにする。君子危うきに近寄らず、なんちゃって。
横を巻いてチムニー下に出る。今日もここから。
一組が登攀中で、その間に準備をする。この先行者も外側スラブから登っている。靴は当然ペタペタ靴。最近藤内に来る人は山屋はいないのかな? 山靴は今日も我々のみ。いや、Iさんはペタペタ靴を持ってきたそうだが何故か履き替えていない。自らにハンディを負わせているのだろうか。いや〜感心ですな。

先行の2ndと間を空け登り始める。「ん? 簡単じゃん。どうして先週はあんなに緊張したのだろう?」スタンスを目で追いながら身体が勝手に動いて行く。でも用心用心。得てしてこんな時に事故は起こり易いものである。何の迷いもなくあっという間にチムニーの中に到着。ビレイを取りIさんの登攀に備える。
Iさんも先週に比べ、至ってスムーズに登ってくる。やはり間を置かずに続けて来た事が奏功している。その後、苦しいチムニー登攀。が、ここも先週程苦しくない。身体もまあまあ自由に動く。一体どうしちゃったんでしょう。その上の2mほどのフェイスはIさんがトップで。やはり岩登りはトップでなきゃあ面白くない。Iさんもきっと病みつきになるでしょう。
さてここから暫くコンテで、と歩き始めると直ぐ傍に石楠花が満開。見回すとあちこちに咲いている。へ〜、前尾根にもこんなに石楠花があったのか。全く若い頃って何を見てたんでしょうね。若い頃は人に教えられても全く気がなく、「ふ〜ん。」の一言、記憶に残る事もなかった。
私自身が周りに目を遣る余裕が出てきたのでしょうか。そんな歳になったのですねえ。

IさんがP幾つ(ピーク1〜?)とよく言う。ヤグラがP-2って事は知っていたが、前尾根がP幾つまであるのか知らない。あんなとこ、こんなとこ、でいつも済ませていたのでピークナンバーを言われても全く解からない。昔の人間はそんな事に全く無頓着のパープリンなのである。
でもおかげで少しは憶えた。末端のクラックのピークがP-7、チムニーがP-6だそうである。今度人に話す時は自信を持ってピークナンバーで話そう。

P-5を過ぎ、P-4下を巻きながらビレイポイントまでコンテで行く。
P-5、P-4はホールド、スタンス共に豊富でどこからでも行ける。どこに足を乗せれば良いか、どのホールドを掴めば良いか迷ってしまうほど沢山ある。この辺りは岩登りには入らないくらいの所である。一般道とそう変わらない。但しP-4は距離が長い。30m程ありそう。40mザイルではセルフビレイで取られる分を引くとほぼいっぱいいっぱいって所か。ただ昔はこんな長いピッチは無かったように思う。やはり様子が変わってしまったのだろうか。
また、滑り台がP-5だったかP-4だったかは未だ不明である。それにどこから行くのかまだ確認していない。まあその内行ってみようっと。


P-4を過ぎた所のスペースで小休止。北側に石の壁があり風が遮られる。南側は開け日当たりも良い。そういえば昔はよくここで休憩した事を思い出した。冬場はここの日溜まりは最上の休憩所なのである。そして西側に目を遣ればP-3が望める。そしてその下がY級フェイス。おっ、今日も誰かが取付いている。

見学を兼ねて真下まで行く。Y級フェイスより少し東側の、クラックも何も無い所で練習している。なんでもこちらの方は、Y+だとか。旧RCCのグレードで言ってくれるとよく解かる。こりゃあペタペタ靴でないと絶対登れませんわ。確保しているおじさん(私と同世代?)が色々説明してくれる。本当に今藤内で会うのは気さくな人達ばかりである。(もう山屋はいないって事の裏返し?)

ぼちぼち先を急ごう。例によってピッチを細切れにして行く。

最後のピッチでIさんの勇姿。おっ、カッコええやんけ〜。

Iさんにヤグラのコルまで行って貰い、最後の写真を撮る。確保しながらの写真は結構大変です。


11:00 a.m. ヤグラのコルで登攀終了。ザイル、登攀具を片付ける。先程Y+にいた人達はヤグラへ。片付けた後ヤグラ下まで行きまた雑談。トップで登っているのはまだ若い兄ちゃん。おじさんが指導しているのかな?
話をしていて、また近くで石楠花発見。


兄ちゃんの登攀中に巻き道から先回り。

ヤグラの上で景色を楽しみながら兄ちゃんを待つ。おっ、やっとメットが見えてきた。
ここでエサを摂ろうかと思っていたが雨が降りだした。それに風も強く寒い。兄ちゃんの登攀終了と入れ替わり裏道に向けて出発。
雨はだんだん激しさを増す。P-1に出たところで合羽を着る。
風も強くまるで嵐である。しかしなんて運が良いんだろう。登っている最中は全く降らず、薄日まで差していた。
晴れ男、晴れ女に乾杯。
嵐の中を裏道に出る。そのまま山頂へ。

11:40 a.m. 山頂の一角に跳び出す。山頂も雨の中。人っ子ひとりいない。今日の御在所は先週と打って変わって閑古鳥。お寂しまるのカンラカラ。
長居は無用、さっさと降りて温泉温泉。
中道を行く。まるっきり先週と同コース。ただ慣れのせいか時間だけは早い。
降りかけると雨も小降りに。山肌にガスがかかり、山水画の世界を足早に降る。

11:55 a.m. 上部テラス着。テラス横のシロヤシオには蕾がいっぱい。


地蔵岩の下辺りまでくると雨も上がり薄日が差し始める。


13:05 車に帰着。
濡れ物を車の中に干し、一路温泉へ。


Post Script
帰宅後ふと腕時計を見る。ゲゲッ、傷まみれ。
この時計はベルトを調達する為に買った、880円の時計だ。壊れかけのベルトに付け替え休日に付けている。
思惑通りの結果なので良しとする。しかし一発ですなあ。


そして肘、膝の名誉の負傷を見る。
先週は満身創痍だったのに今日の温泉で治癒が進んだのか大分綺麗に直っていた。
皆さん手袋なしで登られていましたが傷にはならないのでしょうか。肘、膝は痛めないのでしょうか。私の皮膚は特にデリケートであるせいか直ぐ傷だらけになってしまいます。これってただ単に私が下手なだけかな?


2007年05月19日21時00分00秒 記

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