病み上がりHike

寒の戻りでチト寒い。
身体の調子も今一歩。
それでも出かける御在所へ。
何の因果か御在所通い。


20070310

既に弥生3月花見頃。いや花には未だ早いか。
先々週からの体調不良を払拭すべく、汗をかきに御在所通い。
家を出ると煌々と月が輝いている。日の出が早くなり夜空を見上げながらの出勤ももうすぐ出来なくなる。
フロントガラスは真っ白。アイスレザーの厄介になるのも後少し。外気温表示は0℃、寒の戻りで少々寒い。

7:00 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。日が長くなったせいか車が多い。既に日は昇り空は真っ青。今日も良い天気だ。


7:15 a.m. でっぱつ。荷物になるので、アイゼン、つるはしは置いて行く。古い方のボロスパッツをザックに押し込む。当然傘も置いて行く。今日は身軽な軟弱Hike。
歩き始めるが身体が重い。それでも汗をかけば代謝が活発になり体調も良くなるであろう事を信じてひたすら歩く。

裏道への分岐を過ぎ、ロープウェイ下を潜る所で満開のマンサクに遭遇。日当たりが良いせいか山に咲くマンサクとは思えぬほどのにぎにぎしさ。家の庭のマンサクを連想してしまう。

負バレ石を過ぎ鎌北面を望む。雪が少し降ったようだ。本谷上部の雪も少し大きくなったように見える。

地蔵岩辺りのマンサクも咲き始めている。こちらはいかにも山に咲くマンサクらしく貧相な花付きだ。


8:25 a.m. 北谷テラス着。

この辺りからはマンサクもまだ蕾。先が割れ黄色の花弁が少し覗いている程度。
花が無くなり殺風景になるかと思いきやここから先は路面に雪の花。名残雪が融け残っている。


8:50 a.m. 上部テラス着。薄化粧の岩尾根が綺麗。先々週真っ黒だった御池辺りも薄っすらと雪化粧したようだ。


9:00 a.m. 富士見岩展望台着。薄化粧が綺麗綺麗。


9:05 a.m. 朝陽台着。風も弱く陽射しがポカポカと暖かい。日を背にしているとホント極楽極楽。

ここでまたOさんお得意のコーヒータイム。喫茶【朝陽台】でゆったりと寛ぐ。
Oさんも私の軟弱モードに毒されたようで、あくせく歩き回るガッツが無くなってしまったようだ。「健康管理にHiking」などと誰かと同じ事を言っている。
ゆったりと寛いだ後は望湖台へ。殆ど雪の消えてしまった雨乞岳でも拝んでこよう。


9:55 a.m. 望湖台着。ホント雪が無い。

武平へ向かう。東屋の先のシロヤシオの古木根元付近にタテヤマリンドウ。寒さの震えながらも健気に開きかけている。あっちにも、こっちにも、あっあそこにも。まだまだ蕾が多いですが…。


峠道を降りかけると急に暖かくなる。寒の戻りでも陽射しはやはり3月10日のものである。


10:35 a.m. 武平峠着。温泉は11時から。ここから降りると丁度良い時刻。今日は軟弱Hike。エスケープしちゃおう。

三滝川沿いの正規のルートをとる。こんな所を歩くのは何年ぶりだろう。綺麗に薮が刈ってあり歩き易い。それに笹自体も勢いが無くなってしまったようで背丈も低い。あの身の丈以上の笹薮は過去の話か。それに結構多くの人が歩いているようで道幅も広く踏まれている。こんなに良い道ならスカイラインのショートカットなんてしなくても良いような…。


11:00 a.m. 修行場跡着。いつもはスカイラインから表道に合流するのでここの鳥居を潜って来るのだが今日は前の道から。久しく歩いていなくても段差、屈曲などの特徴的な所はよく覚えているものだ。「ああ、こんな所あったなあ。ここはこちらに曲がるんだった。薮が深いとよくこの岩に蹴躓くんだった…。」

ここから三ツ口谷はもう目と鼻の先。


11:20 a.m. 車に帰着。まだまだ日が高いが、久しぶり(2週間ぶり)の温泉が待っている。


Post Script
希望荘で温泉を満喫した後、ふと庭を見るとあのお化けマンサクが満開。寒桜も満開。

目で春を満喫した後、家路に就く。
軟弱Hikeもまた楽し。


2007年03月10日19時40分00秒 記

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