雪なしHike

今日も真っ黒、雪無しHike。
いつになったら降るのやら。
あっちもこっちもカンラカラ。
カンカラカンの暖冬Hike。
ふ〜、やんなっちまうぜ。


20061223

星を仰いで家を出る。
フロントガラスが真っ白。アイスレザーでキコキコと凍った霜を掻き落とす。「こんな季節になったか。」
冬至も過ぎたが日の出はもう暫くの間はまだ遅くなる。モルゲンロートも遅くなる。到着が遅れてもバッチリ間に合うって事だ。
しかしまあ、その季節らしからぬ暖かさでやんす。

道中もずっと暗いまま。トラックが多く、いつもより若干遅めなのにこの暗さは何なのだ? 空を見上げると曇っている。「なんだ三重県は曇りか。」

7:05 a.m. 湯ノ山温泉街最奥の駐車場着。
この頃には空は晴れ上がっていたが山頂は雲の中。そして山肌は相変わらず真っ黒け。クリスマス頃には降ってくれよな。

7:20 a.m. でっぱつ。冷んやりとした大気を感じながら歩き始める。

山道に差し掛かると朝陽が射し出す。真横からの朝陽を身に受けながら行く。
若干湿り気を含んだ落ち葉を踏みしめながら歩を進める。場所により松の落ち葉が堆積している。この松も枯死してしまうのかなあ。

見上げると山頂を覆っている雲がピンクに輝いている。これも一応モルゲンロート。


7:45 a.m. 負バレ石着。
下側の石のつっかい棒がいちだんと増えている。誰がやるのか、洒落たお人じゃ。


尾根に出たところで再度山頂を仰ぐ。ガスは大分晴れてきたが赤みも消えてしまった。

テラス下でIさんを発見。またおかしな所を攀じっている。こんなおバカな事をするのはIさんしかいない。気の若いお母様である。その後また同行する。

8:00 a.m. 地蔵岩で遊ぶ。

素手ではもう冷たすぎる。長くは触っていられない。指先だけで岩を掴む。
本番では夏でも素手は厳禁。軍手でも着けていないと擦り傷だらけになります。下手をすると血まみれになります。まあお遊びだからいいか。

8:30 a.m. 凹角の上の岩塔から伊勢湾を望む。


北谷テラス辺りから所々に雪が見られる。と言っても申し訳程度。まっ、こんな年もあるさ。

山頂が近付くと滲みだした水が凍っている。雪は無くても気温はそれなりに下がっているんだなあ。霜柱や霧氷の付着も申し訳程度に出来ている。

朝陽台を通り過ぎカモシカセンターのベンチで休憩。時折薄日が射すが季節相応の寒さ。
武平峠へ向かう。


10:15 a.m. 武平峠通過。マンネリではあるが鎌ヶ岳へ向かう。


頂上下のガレ辺りから霧氷が見られる。貧相ではあるがそれらしい物が全く無い中ではそれなりに存在感がある。

頂上直下を見下ろすと岩の隙間に付いた雪がまるでタイルの目地のよう。

振り向くと山頂西側の樹林には霧氷の桜が満開。


11:15 a.m. 山頂着。祠に拍手。
山頂一帯は雲っており視界も悪い。それでも入道山頂や雲母峰に薄日が射しているのが見える。

今日は人も少ない。寒いので燃料補給も下で。って事で降り始める。今日は長石尾根から。
三ツ口谷への分岐を過ぎると傾斜も緩かになる。枯れ草とまだ青々とした苔の中を行く。冬枯れの日本庭園。こんな表現がぴったりの所が随所に見受けられる。
目の前には日に照らし出された御在所。雲脚が速く黒い影が見る間に流されて行く。


末端が近付くと冬枯れのプロムナード。落ち葉を踏みながら降ると長石谷道と合流する。

13:15 車に帰着。
車の中で腹ごしらえ。お腹が満たされたところで温泉へ。
今日は久しぶりにヘルシーパル。希望荘より25円高いけど無駄にガソリン使うより時間も節約できる。まるビ親爺もたまには太っ腹。(25円くらいで太っ腹?)



2006年12月23日19時45分00秒 記

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