初雪Hike

やって来ました雪の季節。
思わぬプレゼントにウハウハ。
チョットちゃっぷいけれど我慢我慢。
いい年こいて、我ながら単純バカ。


20061112

玄関から出ると満点の星屑。
風が強いのは好天の証拠。やはり出かける事にして正解だった。(知らぬが仏。よもや雪とは思いもしなかった。)
今朝は早々とフリースを着込んで来た。それも子供のを。誰のでも勝手に着れるというのは便利なもんです。ハイ。
23号線はガラガラ。そうか、今日は日曜だったんだ。日の出もめっきり遅くなった。そうなんだ、後1ヶ月少々で冬至なんだ。季節の移ろいに追われているような…。
鈴鹿の方には大きな雲がかかっている。その内晴れるだろう。
そして、菰野の道の駅で朝のお勤めを済ますと大きな虹が。

スカイラインに入ると、ポツリポツリ…。登るにつれてだんだん激しさを増す。
「しまった、傘持ってきてないぞ。」いつだったか、最後に使った後、車に入れっぱなしだったのを家に入るのに使い玄関に置きっぱなし。その記憶はあるのでまだアルツハイマーにはなってないようだ。
しかしやったらやりっぱなしのチャランポランには参るぜ〜。

6:55 a.m. 料金所跡駐車場着。雨はザーザー、肌寒い。
合羽着るのも面倒だし、暫く仮眠。そのうち止むだろ。と暖房を入れたままシートを倒す。

周りのざわつきに目覚める。すっかり眠り込んでいたようだ。時刻はもうすぐ 7:30 a.m.
雨も上がり朝日が差している。「ぼちぼち仕度でもするか。」エンジンを切り着替え始める。
いつのまにか車がいっぱいになっている。ゲゲッ、まだ行楽シーズン真っ只中かな? 今日も早仕舞いしなくっちゃ、温泉混むぞ〜。

7:40 a.m. でっぱつ。

紅葉前線もすっかり下まで降りてきたようだ。それなら上は冬枯れの季節か。どちらも風情があり良いものだ。
登り始めるとまた雨粒が。上を見上げると山頂付近は相変わらずガスの中。「こりゃ、一日雨かな?」
だんだん雨が強くなってくる。我慢し続けていたが断念。合羽を羽織る。その前に長袖シャツを脱ぎ半袖Tシャツ一枚になる。言わずと知れた蒸れ防止です。「ああ、傘があればなあ。」
ついでにザックカバーを着け歩き出すと、またまた虹が。裾の方は日に紅葉が輝き眩しいくらい。

鎌方面もよく色付いている。

今日は人出が多い。パスするのが大変。しかし合羽の下はTシャツ一枚。おかげで大汗もかかずに済む。
オバレ石の上辺りで、シャーという音がする。聞き覚えのある音だ。「霰か?」言わずもがな暫くすると雨に混じり霰が地面を飛び跳ねる。首筋にも冷たい物が入り込んでくる。フードを出すべきか、出さざるべきかそれが問題だ。
暫く行くと道端に降り積もった雪(霰)が目立ち始める。「わーい、雪だ雪だ。」この程度でも何故か嬉しくなる。いい年こいて変なおっさん。我ながら単純バカである。

尾根に出ると風が強い。雨は霰一色に変わり横殴り。右側の頬が痛い。手袋出したい、フードも出したい。

8:30 a.m. キレット着。よりによって、こんな風の強い所で出さなくても。と思いつつここで手袋休憩。その前に素手でキレットの雪景色をパチリ。

立って居られない程の風を背にして手袋を着け、ついでにフードも出す。体勢を整え終えたら急に風も止み、霰も小降りに。御在所の神様は性悪である。


8:40 a.m. 北谷テラス着。里の方は晴天である。御在所だけ雲の中で、ただいま雪のプレゼントを頂いている最中なのである。ウッシッシ。


8:55 a.m. 岩稜帯着。この雪は今朝からの物のようでまだまだ付着が少ない。少々お寂しまるだが斑模様をパチリ。

やはり来て良かった。今日はパスのつもりでいたのだが、気乗りしないまま一汗かく事を目的に来たら、こんな素敵なプレゼントを用意してくれていたなんて! 御在所の神様は優しく良い神様である。ん? 言う事がコロコロ変りますなあ。

ここのトラバースで凄く慎重な人。雪が着いているせいか腰が引けている。立ってしまった方がバランスが良くなるとお節介をやいてしまった。
私だってあんな中腰では重心の置き所が解からず返って不安定になります。思いきって立ってしまえば体重を骨で支えられるので筋肉を休ませる事ができます。そして次にどう移動すれば良いか判断がつきます。
恐怖を感じるのは今の足場が滑るかどうか解からないからです。そして恐いから重心を低くしようと中腰になるのでしょう。その為脚の筋肉の緊張が解けず疲労から余計不安と恐怖にかられるという悪循環に陥るようです。
大元は滑るかどうか判断がつかない事。言わば足裏感覚の鈍さが原因です。足裏感覚は歩いていれば自然に身に付きます。
中高年の山歩きが流行るようになってから、皆さんあたりまえのようにストックを使用されていますが、私は疑問を感じています。ストックの効用は解かります。(スキーを脱ぎ壷足でモナカ雪の斜面を登った時、その安定感に目から鱗でした。)しかし便利であればあるほどデメリットもあります。普段からストックに頼り過ぎる事で、肝心の脚力によるリカバーや足裏感覚の鍛錬が疎かになるように思います。ストック使用は本番で長距離長時間の歩行時のみに限定し、普段のトレーニング山行では使わず、脚力や足裏感覚の鍛錬に勤めた方が良いように思います。
(岩登りやってる人はストックなんて使っていません。)
乾いた岩だけでなく濡れた岩、雪の付いた岩などいろんなシチュエーションを経験すれば、足を置いた時の感覚で滑り具合が解かるようになります。

そしてこの人、素手である。手袋を忘れたと言うよりこの雪を予期していなかったのだろう。
手の冷えも大きなストレスである。動いている内は気付かなくてもストレスは蓄積されていく。気が付けば動く事が出来なくなっていた。なんてよくあるパターンである。たとえ御在所といえども自分の状態をよく認識して行動すべきです。たとえ周りに沢山の人がいても、人と自分は同じでない事を認識すべきです。
私の手袋は…年がら年中ザックに入れっぱなしなので忘れる事は絶対にありません。



9:10 a.m. 朝陽台着。一面の雪景色。ロープウェイのお客さんと思しき団体さんがいる。皆さん思いがけない雪景色に大喜び。そりゃそうでしょ、この私だって嬉しくて仕方ないんですから。

武平へ向かう。

合羽のズボンを履いていないので下草の少ないチロリン村から。(またズルしちゃった。)
たまにはチロリン村バンガロー跡の写真でも。下右の草地が旧テント場です。


9:50 a.m. 武平峠着。駐車地まで小一時間。11時から営業の一番風呂にちょうど良い時間。
天気が良ければ雲母峰まで行くつもりだったがこんな天気。初雪も楽しめた事だしもう降りちゃおう。
下りかけるとそれまでの霰が雨に代わった。濡れた手袋の指先も急に生暖かくなる。

霙に濡れた紅葉を愛でながら降る。


10:45 a.m. 車に帰着。
今日は行動中何も口にしていなかった。水一滴すら飲んでいなかった。天気が悪く何をするのも鬱陶しい時ってよくこうなります。しかしこれが疲労の蓄積に繋がるのです。中高年の皆さん、こんな時にこそ意識して行動食を摂る様にしましょう。
車の中で軽い食事。エンジンかけて暖房入れて、ああ車の中ってなんて快適なんだろう。また寝ちゃったりして…。
いや、早く温泉でこの冷え切った体を温めよう。合羽の下はTシャツ一枚。冷える筈だわ。


2006年11月12日19時30分00秒 記

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