落ち葉のプロムナード

先々週以来ずっと秋晴れ。
紅葉と落ち葉の散歩道にも恵まれ、晴れ男の面目躍如。
もう暫く紅葉を楽しみ、次は冬枯れの季節か。
早く来い来い、雪の季節。


20061103

先週に引続き今日も小岐須峡。残り半周の紅葉を楽しみましょ。
稜線上は真っ盛り、紅葉前線は中腹辺りまで下降中。麓まで降りる頃には上は木枯らしの季節。
雪を見るまでの、ほんの一瞬の木枯らしの季節も好きだ。
「どーこかで、だーれかが、・・・・・・、風の中で待っている。」

6:55 a.m. キャンプ場の駐車場着。早速お勤めを済ませに行く。トイレから出ると眼前に石大神。柔らかな朝日を受け輝いている。その後ろには採石場。その内石大神の岩だけ残してこの辺の山は無くなってしまうだろう。

7:15 a.m. 仕度を済ませでっぱつ。今日は野登山から。仙ヶ岳、宮指路と繋ぎ、帰りにはきつ〜い林道歩きが控えている。
河原に下りると良い雰囲気。暗く沈んだ翳の中に、朝日に輝く木の葉が浮かび上がっている。

この手摺が片側にしか無い橋を渡り一の谷新道を行く。

急な登りを終え、なだらかな道を行くと一の谷の滝横に合わさる。

ここからは一の谷に沿って行くようになるが、ここら辺りが蛭の多い所でもある。
一の谷新道は、左手から出合う最初の枝沢に沿って付けられており、一の谷とはここで別れる。蛭に恐れをなして沢中を辿るとこの分岐を見落とすので要注意。(なんたってやらかした本人が言っているのだから間違いありません。)
でもこの季節ではその心配は無用です。

この辺りの岩は石灰質で、表面が黒くても割れると中は半ば透き通った白。石灰質と蛭はどういう訳か相性が良いらしい。
花崗岩と違い、滑りやすい石を跳びながら行く。
谷が狭まり樹林が切れ始めると、後ろには入道がドーン。
ここまで来ると大岩はもうすぐ。

そして大岩から窓は目と鼻の先。

8:20 a.m. 窓に到着。
窓と言う言葉からは、剱岳の大窓、小窓、三ノ窓を連想する。富山から見た剱岳の稜線上に顕著に開けられた鞍部が窓のように見えたのだろう。富山に限らずどこの人も同じような発想をしたのかと思うとなんとなく興味深い。
窓枠の上から外の景色を望む。


野登山に向けて稜線を行く。なんだか笹が少ない。ここの笹も衰えかけているのか?
笹が少なくなったせいか枝道発見。巻き道かな? 行って見ることにする。
暫く行くと顕著だった道も獣道になる。猪の足跡がはっきりと付いている。そして消滅。
「ああ、失敗失敗。」斜面を稜線に向けて上り始める。
途中枯れ枝にそこ等中引掻かれる。「アイタッ。」と思ったらやっちゃいました。乙女の柔肌のような僕の腕に大きな傷。「ああ、お嫁に行けなくなってしまった。」バカな事するんじゃなかった。

三つ子の魂、百まで。幾つになってもおバカは直りませんなあ。
汗が染み込みヒリヒリ、ザックの紐に擦れてズキズキ。我慢しながら紅葉を愛でつ稜線漫歩。


落ち葉のプロムナードを行くと、鹿の食害防止ネットに行き当たる。そこから先も殆ど笹が枯れかかっている。
「本当に同じ場所か?」と疑いたくなる程の衰退ぶりである。つい数年前までは、笹の目に沿って潜り込まないと強烈な力で押し返されたあの笹はどうしてしまったのだろう。身の丈を超える一面の笹薮が、今では膝くらいの高さしかなくそして疎らにしか生えていない。
国見の広場が近付くと笹の代わりにススキが幅を効かせている。こちらの方が鬱陶しい。


今日は暇に任せて野登山頂(三角点)にも寄る。

ここから野登寺までが、紅葉と杉の古木のプロムナード。

さすが古刹、直径が2m近く有りそうな巨木もある。元来杉は人と共に育ってきたものである。成長が早く加工が容易な木材として昔から重宝され植林されてきたものである。
杉の巨木からは大昔の先祖の息遣いが聞こえてくるようである。
そしてこのような古刹からは昔の人々の敬虔な信仰心が窺うことができる。

お参りの後はその横から上の舗装路へ。そのまま舗装路沿いに仙ヶ岳への分岐に向かう。


9:30 a.m. 舗装路から仙鶏尾根に向かう。
どんどん降り仙鶏尾根の登り返しの前で、左手に巻き道らしきものを発見。「こんなところに道なんてあったっけ?」あまりにも顕著な道なので行って見ることにする。
が、これが本日2回目のおバカな行為となろうとは。この辺りも杉の間伐をやっておりそのために付けられた道でした。結局途中で踏み跡が消え引き返す事に。「あ〜、おバカさん!」
仙鶏尾根は痩せ尾根です。両側斜面は切れ落ちており、おまけに幾重にも急な谷が両側に突き上げておりトラバース道なんて付けられません。そんなだからこそ稜線上にしか道は付けられなかったのです。それなのに「トラバース道か?」なんて思うこと自体、痴呆が始まっているとしか思えない。

爽やかな秋空の下、綺麗に染まった紅葉の下を行く。これだけ爽やかだとおバカな事をやらかしても直ぐ忘れてしまう。健康の為にはくよくよしない事。私はよほど健康的な人間らしい。


10:35 a.m. 仙ヶ岳東峰の一角に飛び出す。


10:40 a.m. 仙の石着。小休止して燃料補給。


暇に任せて東峰三角点にも立ち寄る。

本峰に向かう。


11:10 a.m. 本峰通過。宮指路岳へ向かう。


11:25 a.m. 小社峠通過。落ち葉が降り積もった疎林帯を行く。

いつもながらここから先のアップダウンがきつい。ヒーヒー言いながら行くが、徐々に近付く三体仏や東海展望が気分を和ませてくれる。


12:10 犬返しの南面側に到着。よく目立つ丸い石の上で休憩。今にも落っこちそうなあの石です。


12:20 でっぱつ。
犬返しからの俯瞰が気持ち良い。

鞍部からの登り返しがきつい。またヒーヒー言いながら行く。


12:35 宮指路岳着。
今日はカワラコバから降りる事とする。いつもヤケギ谷ばかりなので偶には。


12:45 小岐須峠着。カワラコバへ向かう。

やはり単調である。降りかけて直ぐ崩壊地に滝が掛かっている所があったと記憶しているが一向に現れない。
記憶違いだったかと思い始めた所でやっとお目見え。


13:30 ヤケギ谷道と合流。

13:35 林道手前の小滝着。

この後、大石橋へ抜けてから林道歩き開始。
ダラダラとダルな林道歩き。あ〜、鬱陶しい。


13:50 a.m. 車に帰着。
湯ノ山目指して出発。

順調に306号に入る。ゴルフ場手前の狭い区間に入ったところで渋滞? 殆どの車がUターンして来る。一台が立ち止まり手でバツ印。窓を開けると、「車が道路横に落ちて塞いでいる。通れないよ。」と教えてくれる。
なんてこったい。迷惑千番。こちらもUターン。ミルクロードへ抜ける。ここまで来てしまったらもう湯ノ山へ行く気がしない。温泉は混んでいるかもしれないし…。温泉パスで帰る事とする。
こんなに早く帰ると道路状況もバッチリ。スイスイ流れている。23号線四日市競輪前もスイスイ。時間が早くてまだレース中のようだ。
温泉に入らずに帰るとこんなにスムーズなのか。ガソリンの節約になるし、CO2排出も軽減できるし、運転も疲れないし、時間も節約できるし、ホント良い事だらけ。
じゃあこれからは温泉止めるかあ?


2006年11月03日22時40分00秒 記

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