雨上がりHike

天気の回復が速い。
しっとりとした空気を腹いっぱい吸い込む。
爽やかな薫風を受けながら歩を進める。
やっぱり、わたしゃ 晴れ男。

なんでこんなに晴れ男?
理由が無いから晴れ男。


20060416

目覚めると雨音。カーテンの隙間から薄暗い外を見る。そう強い降りではない。
起きよかな? 止めよかな? 起きよか止めよか考え中。
結局、春眠の誘惑を断ち切りベッドから這い出る。

早朝の23号線。小雨を突き鈴鹿を目指す。
今日は御在所も明らかに雨。運転しながら今日の日記のイントロを考える。

雨がしとしと日曜日。
僕はひとりで、山の麓を歩いてる。
壁にかかった雨だれも、なぜか今日は素敵な趣忘れてる。
タラリーリラ、ラリラ〜。タラリーリラ、ラリラ〜。
どんなに遠〜く離れていても、僕は御在所、歩いていたい〜。

よし、これでいこう。と思っていたら雨が上がってしまった。中腹には陽も射している。そんなバナナ〜。折角考えたのに〜。
まっ、いいか。山肌にたなびく薄雲がとても綺麗なので、菰野町役場に寄ることにする。

鳥居道駐車場辺りの桜は今が満開。

道路沿いの躑躅の開花も目立つ。

7:10 a.m. 料金所跡駐車場着。今日は車も少ない。皆さん雨と思い出控えたかな?
仕度を済ませ、7:25 a.m. でっぱつ。
歩き始めるとあちこちにミツバツツジ。早速手ごろなのをパチリ。

暫らく行くとアカヤシオも。コブシも。

そしてオバレ石の下辺りから可憐なショウジョウバカマが。
雨露に濡れ、趣豊かである。

そのうち、ちらほらを通り越し、そこら中足の踏み場も無いほど。
これだけあると食傷気味。目もくれず素通り。

8:05 a.m. 岩棚着。山肌に纏わりついたガスがいかにも雨上がりらしい。暫し幽玄の世界を堪能する。


地蔵岩を過ぎると急に花が少なくなる。ショウジョウバカマもチラホラ。

しっとりとした空気が旨い。この季節は気温も低く湿気で蒸す事もない。この時期の雨上がりは本当に気持ちが良い。


写真休憩ばかり取っていたら時間ばかりが過ぎて行く。そして撮るのは同じような写真ばかり。幸か不幸かキレットから上には花も咲いていないので写真は暫らくパス。
咲いていない筈だ。ところどころにまだ雪が残っている。今年は多かったからなあ。

朝陽台 ?:?? 望湖台 ?:?? 写真撮影が無いと時刻が解らない。写真は時刻の記録用なのである。
裏道は濡れた下草でズボンが濡れる。峠道はブッシュも少なく南面で乾きも速い筈。という事でまたまた武平へ。

10:00 a.m. 武平峠。ここから降りようと思っていたがまだこんな時間。鎌まで足を伸ばすことにする。

展望台下部でバイカオウレンの群生。ウジャウジャ咲いている。
水もしたたる良い花を選びパチパチ。


10:25 a.m. 展望岩着。ガスの合間から覗く田圃の緑が鮮やかだ。


三ツ口源頭を過ぎ暫らく行くとまたまたバイカオウレンの群生。そこら中に咲き誇っている。可愛い蕾をパチリ。


10:50 a.m. 山頂着。天気もすっかり良くなり、人出も多くなったようで山頂は過密状態。

小休止兼燃料補給。

降りは三ツ口谷尾根コースから。
降りかけるとまたまたバイカオウレンの群生。谷に出てからもそこら中に。これが今日のメインイベントだったのかな。


11:55 a.m. 三ツ口大滝の下に降り立つ。
今日は水量が多い。普段に比べ結構迫力がある。

滝の左側ルンゼには大きな雪渓が残っている。やはり今年の雪は尋常ではなかったのだ。
その後は沢の景色を楽しみながら降る。


12:45 車に帰着。えっ、まだこんな時刻? 雪が無いと行動も速い。
道路沿いの桜を愛でながら温泉へ向かう。



2006年04月16日19時45分00秒

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