早春コクイ谷散歩

春は名のみの〜?
風もそんなに寒くないぞ。
こりゃ、本当の春の陽気。
お日様燦燦、春日和。
沢水ジャバジャバ、水遊び。


20060311

気が付けば、3月も半ば。
今年はどういう訳か本谷とはとんとご無沙汰。
それじゃあ行ってみようかな。湯ノ山から見上げると雪も上の方にほんの少し残っているだけ。
案外カリカリに締まっているかもしれない。急斜面のカリカリなんていかにも美味しそうではないか。

6:50 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。
いつもより若干早い到着。にも拘わらず朝はすっかり明け、空も真っ青。


仕度を済ませ、7:10 a.m.? 頃出発。
スカイラインはカラカラ。風もなくとても穏やかな日だ。
谷に入っても雪はなくザーザーと水が流れている。融雪のせいか水量が多い。
水際の濡れた石も凍ってはおらず安心して乗れる。濡れた石のフリクションを楽しみながら行く。

7:35 a.m. 不動滝着。右手の小滝の水量が多い。不動滝も水が滴っている。
3月半ばともなるとさすがにこの時刻は明るい。なんたってもうすぐお彼岸。日の当った不動滝なんて何年ぶりだろう。
(尤も天気の良い日は中道ばかりだが。)


巻道から谷に戻った所辺りから雪が残っている。雪を踏み抜き前のめりに転倒。嵌った足が支えになり落ちずに済む。鈍臭っ!
大岩の横が濡れており緊張する。登る人が多くまるでメジャールート並みに岩に磨きがかかっている。
その上の小滝の連続も水流の中を行く。水が手袋を伝い手首から濡れるが冷たさを感じない。
登り終えふり返ると雲母峰が目の高さ。


8:15 a.m. 大黒滝下着。

朝陽を浴びて岩肌が眩しい。やはり2月初旬に来るべきだった。ああ、あの日はスキーへ行ったのだった。身体がひとつしかないのは不便なものですな。

大黒滝の上の様子が少し変わっている。春先はこんなものかな? なんて言いながら滑滝を巻く。
巻道から谷に戻り登り始めて異様に明るいのに気付く。
「あれ〜、ここってこんなに明るかったかな?」と思った瞬間気付いた。
「あっ、三角岩が無い!」

雪崩れで押し流されたのだろうか? 時期的には今年の冬しか考えられない。それで大黒滝の上の様子が変わっていたのか。いずれにせよ人が巻き込まれなくて良かった。
案外、僕がスキーに行ってる時に起こったのかもしれない。だとすると本当に悪運の強い奴だなあ。

核心部PartTは乾いたフェースを攀じる。Iさんの登り方がとても安定している。上手くなったものだ。
核心部PartUは半分雪の上。これも安定して乗っ越す。見ていて不安定さが無い。一度乗ったスタンスにしっかり体重を乗せ次へ移って行く。ソールが濡れていようがいまいがおかまいなし。見ていて気持ちが良い。

気が付けばドンツキは目の前。雪は相変わらずグサグサのまま。やはり3月半ばでカリカリを期待するのが間違っていた。


9:10 a.m. 大黒岩展望台着。2時間かかっている。まあ遊びながらだからこんなものか。
久しぶりにここからの景色を堪能する。「しかし良い天気だなあ。」日当たりが良く、風も無く極楽極楽。3人でお喋りしていたら、思いの他、時間が経ってしまった。


Oさんはこの後地獄谷から上水晶、コクイ谷から武平へ抜けると言う。今日のこの陽気、水辺の散歩も美味しそう。皆で行く事にする。
山頂へ抜け、望湖台へ向かう。


10:15 a.m. 望湖台着。
この一週間でめっきりと雪が減った。雪のある内に雨乞岳へ行きたいな。スカイラインの開通はいつかな?


望湖台西端から谷へ降りる。雪の残っている所を選びながら降る。
硬いと思っていた雪はここもグサグサ。相変わらず踏み抜き嵌り込んだりスリップしたり。傾斜があっても安心して雪滑りができない。滑りかけたかな?と思ったらいきなりズボッ、で前のめり転倒。
スリップで尻餅ついたら運悪く岩が隠れていた。思い切りケツを強打。「イテーヨ、イテテーヨ。」バナナボートの歌が出てくる。←これが解る人は凄いジジババです。
地獄谷本流はまだまだ沢山の雪。雪は多いがやはり半腐り。それでも雪があると降りは速い。

10:45 a.m. 地獄谷出合着。


柔らかな春の陽射しを浴びながら上水晶沿いに降る。
融雪の為水量が多く、沢音も激しい。


11:15 a.m. コクイ谷分岐着。


11:35 a.m. コクイ谷出合着。

大休止とし、燃料補給。久しぶりにお湯を沸かし【どんべいてんぷらうどん】を頂く。家で食ってもちっとも旨くないのに、外で食べるとどうしてこんなに旨いのだろう。運動は最良の調味料。なるほどなるほど。
小一時間程の休憩の後出発。
出合付近の川原は全面腐れ雪に覆われているので山道から行く。がこちらもズボズボ。谷を見ると川原に雪がない。雪に覆われていたのは出合だけだったようだ。以後川原を行く。
普段より水量が多く靴を濡らしながら行く。前回のように石の表面が凍ってないので楽ちん楽ちん。
そこら中に枝沢からの滝がかかり、いかにも春。吹く風も爽やかに早春のコクイ谷散歩。手袋無しで雪に手を突っ込んでも冷たさが気にならない。
春は名のみ〜の、風も冷たくないのである。谷の鶯は声を立てなかったがミソサザエが複雑なさえずりを披露してくれる。
今日は本当に早春のんびりハイク。冬も良いけどやはり春が一番。

サワ谷を詰め武平峠へ向かう。

14:30 武平峠に降り立つ。
道路両側に目を遣ると、咲いてましたマンサクが。毎年この頃から暫らく咲き続けるんですね。

相変わらず空は快晴。御在所の山肌もだんだん春色に染まりつつあります。

時計を見ると、「ゲゲッ、もうこんな時間。」今日は少しのんびりしすぎました。車に急ぐ。
あんなにあったスカイラインの雪も殆ど姿を消してしまいました。
寂しいような、嬉しいような…。
三ツ口ダムの氷も姿を消し、瑠璃色の湖水の水面には春風が漣を立てています。


15:20 車に帰着。さあ温泉へ大急ぎ。


2006年03月11日23時10分00秒

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