雪遊びHike 第2Round

今日も三ツ口谷下降
Oさん、やみつきになってしまったらしい。
じゃあ鈴鹿なんぞでお茶を濁すよりどんどん本番へ行ってちょうだい。
やはり本番はスケールが違う。
私は…、鈴鹿だけで充分です。
遠くへ行くほど元気もない。予算もない。暇だけしっかり余ってる。
わたしゃ暇人、貧乏人。


20051217

今日はスキーの予定だったが、我家のCFOが急遽都合が悪くなりあえなく中止。
CFOがいないと予算もつかない。身銭を切ってひとりで行こうかとNetで調べたら、御岳ロープのシニア券が\3,000.に値上げ。\1,000.Upと言うと5割Upではないか。
御岳は?と調べたら、50歳以上だったのが60歳以上に変わっている。これも実質値上げ。
各スキー場、生残りを賭けて談合しているとしか思えない。こりゃあ公正取引委員会に訴えてやらねば。それかスキーを止めるか。自分で自分の首を絞めている事に気付いていないらしい。
サービスの差別化により集客率を上げるという、サービス業の基本が全く解っていないらしい。残念だがいずれ殆どのスキー場が姿を消す事になるのかな。生き残ったスキー場もべらぼうな価格設定でそれでも収支とんとんってのが行く末か。まるでヨーロッパのスキー場の20年後を追いかけているような…。
ああ、今日もまた毒舌を吐いてしまった。
まあいいや。今日もまた金のかからぬHikingに徹しよう。

7:00 a.m. 湯ノ山、最奥駐車場着。
モルゲンロートに間に合うようにと飛ばしてきたが、東方の雲のおかげでダメみたい。

諦めて仕度にかかる。
さてでっぱつ。ふと山頂を見ると雲が輝いている。慌ててカメラを出しパチパチ。
雲の流れが速い。みるみる岩肌も朱に染まる。

今日は朝から縁起が良いわい。
隣にはOさんの車。彼もまた御在所の常連さんになってしまったようだ。おまけに今日はお連れさんまで同行との事。またチームJBを俄かに結成する。

7:15 a.m. 出発。今日は道具一式車に放り込んできたがどうみても雪は少なそう。道具もヤッケも車に入れたままでかける。(重いのが厭と思う事自体老化の現われのような気がする…。)

7:55 a.m. 岩棚着。
久々の好天。若干雲は多いが青空も出ている。雲脚の速さから山頂付近は強風か?

先週からまた少し降ったようだがしっかりトレースが付いている。楽ちん楽ちん。

8:10 a.m. キレット着。

キレットを越えると雪が増える。アイゼンの跡だらけでステップが無い。Oさん同行のMさんにアイゼン着用を促すが不要とのこと。歩き方もしっかりしており、相当年期が入っている様子。傾斜が出てきた時の足音で経験の有無が解る。ソールを雪面に叩き込む、シャッ、シャッと言う音。その音で余計な一言だったと納得。

8:25 a.m. 北谷側テラス着。
国見尾根が青岳より低くなった。富士見岩尾根の岩峰が綺麗。もう直ぐこの景色も白一色に染まるのだろう。


8:40 a.m. 富士見岩尾根末端の岩稜帯着。伊勢湾が輝いている。セントレアは見えない。今日は年賀状用の写真を撮るつもりで来たのになかなか良い絵に出くわさない。


9:00 a.m. 富士見岩展望台着。
大黒岩も白い帽子。久々に見る。


9:10 a.m. 朝陽台着。誰も居ないひっそり静まり返った山頂。年に一度のイベント(ロープウェイ点検)である。

カモシカセンター前でスパッツを着ける。最近不精癖がとれたような気がする。(たまたまでしょ。)

9:35 a.m. 望湖台着。やはりなーんも見えん。

ついでに今日は御岳神社にも寄る。誰も踏んでいないバージンスノーに落書きをするのはえもいわれぬ楽しさである。


落書きしまくって武平峠に向かう。

雨乞岳も薄っすらと姿を現し始めた。


10:25 a.m. 武平峠着。休憩がてら燃料補給。
ここでMさんが新発見。看板の文字が誤字なのである。武平の武の字に点が無い。今の今まで全く気付かずにいたが、さすがに学校の先生。見る所が違う。
仕事でもPCに向かって作業する事が多く、漢字なぞ書いた事が無い。子供達なぞ親の私より酷いものだ。こうやって日本の漢字文化も少しづつ変わってゆくのかな。誤字脱字変換ミスなど皆が皆黙認するようになっている。ユニークな変換ミスに賞が送られる世の中なのである。

10:40 a.m. 鎌ヶ岳に向けて出発。西風が強い。雪もサラサラと気持ち良い。結構冷えているようだ。
雪景色を楽しみながら行く。


11:20 a.m. 三ツ口谷源頭部着。


高度が上がるにつれて霧氷の付着が大きくなる。強風でそれが飛ばされ雪のように降り注ぐ。雪面に落ちた棒状の霧氷を踏み締めながら行く。


11:40 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。イブネが白く輝いている。雨乞岳、綿向山も姿を現した。

祠に拍手の後、南側へ行く。
今日は誰も居ない。静かだ。こんな日もなくっちゃね〜。

リザーブシートに三人並びツェルトを被る。「うーん、温かい。」
ブスを焚いて紅茶を沸かす。「うーん、暑い。」
三人もいると空間が広くまるで御殿である。「うーん、極楽極楽。」
極楽過ぎて出るのに勇気が要る。「げーんきーをだーしーてー、わっしょい、わっしょい。」ん?お祭りじゃねーぞ。

12:25 出発。

三ツ口谷源頭部まで引き返す。雪の詰まったルンゼは滑りながら駆け降りる。その下の急勾配の雪面は雪の多そうな所を選んで走り降りる。
あっという間に源頭部。ヒャッホーと奇声を上げて雪面に突入。「快感!」くどいけど薬師丸ひろ子の真似。
あっという間に樹林帯。「チェッ、もう終わっちゃったい。」

後は三ツ口谷にそって降る。そこそこ雪があるので適当にショートカットしながら行く。これだから雪遊びは止められませんわい。なにより夏より楽ちんです。

13:10 三ツ口大滝下着。
思ったより氷の付きが良い。晴れているともっと青みが射し綺麗なのに!


その後も雪の付いた箱庭を愛でながら行く。


13:50 a.m. 車に帰着。御在所山頂は青空とガスが交互に流れている。

今日も一日楽しめました。
ビバ、健康! ビバ、雪遊び! ビバ、御在所!
最後の楽しみ、温泉目指してGo! ビバ、スパー!


2005年12月17日21時35分00秒

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