秋風Hike

久々の晴天。
乾いた風がとても爽やか。
この風の香り…
まぎれもなくこれは秋の風だ。

20050828

昨日に引き続き今日も晴天。陽射しはまだ強いが乾燥した大気のせいかもう一時のようなうだるような暑さはない。
菰野町役場前から晴天の山並みを望む。

空には秋の雲。やっと夏も終わったか。季節の移ろいに、またものの哀れを感じる。


7:10 a.m. 料金所跡駐車場出発。
久しぶりの好天に車も多い。
今日はNet繋がりのOさんとご一緒。Oさんのペースが速く付いて行くのが大変。
自分のペースは全員で歩く時の標準的なものと思い込んでいたが、年とともにペースが落ちてきていて当然。数値的に尺度となるものなんて無いのだし、そう思い込んでいたのは傲慢さのあらわれか?
若い人のペースに合せてバテてしまっては洒落にもならないので、遅れてもマイペースを通す。

8:05 a.m. 北谷テラス着。本当に良い天気。爽やかな涼風が汗を拭い去って行く。

8:30 a.m. 上部テラス着。テラスに立つと国見峠からの風が気持ち良い。やはり山は爽やかなのが良い。雨、湿気、くそ暑さは山には似合わない。少々冷たいくらいが最高。寒過ぎるのは嫌だけど。…注文の多い人ですな。


8:45 a.m. 富士見岩展望台着。ここでやっとOさんと合流。好天の下眺望を肴に暫し歓談。


長話に花が咲き大休止となる。その後望湖台に向かう。腐葉土でグチャグチャの地獄谷から愛知川方面に降りコクイ谷から武平峠へ、とのコース設定になる。

9:35 a.m. 望湖台着。西の方に薄雲が出てきたがこちらはまだまだ快晴。昼過ぎにはあの雲がこちらに来そうだが降られる事は無いだろう。

下降開始。
そういえばつい先日もここを降ったんだった。相変わらず苔の付いた石ころは滑り易いし、腐葉土はグチャグチャだし…。ただこの前より涼しいのがなにより。


10:00 a.m. 出合着。

上水晶谷に沿って降る。
あちこちに栗のイガが落ちている。ああ、秋ですねえ。そう言えばミズナラのドングリもちらほら。


10:20 a.m. 分岐着。


10:40 a.m. コクイ谷出合着。大休止及び燃料補給。
先日に比べ虻が少ない。代わりにアキアカネは水面を飛び交っている。もうお尻も真っ赤になっている。この辺の赤とんぼは何処に降って行くのだろう。愛知川に沿って琵琶湖辺りへ帰るのかな?
虻もチラホラいるが例の薄緑色の目玉じゃなくてハエの親分みたいな形なので食い付かれる心配は無い。あの憎っくき薄緑目玉は赤とんぼに駆逐されたかな?ざまあみろ。

コクイ谷遡上開始。水かさが少なく歩き易い。おまけに涼しくて気持ちが良い。


爽やかな水辺りの歩行もあっと言う間に終わり、サワ谷に入る。


雨乞分岐で沢筋と離れるとあとはクソ暑い山腹道。一時期ほど暑くはないがそれでもやはり暑い。ここは春先の雪が残っている頃でも暑い所だ。「ああ、ここさえ無ければ良いコースなのに。」←くどい。


12:20 a.m. 武平峠、スカイラインに降り立つ。まだこんな時刻。Oさんは鎌までもう一踏ん張りすると言う。私はPASS! もう足がヨレヨレです。若い人には着いて行けません。
ここで別れオジンは車目指して一目散。
スカイライン沿いにはススキと気の早い紅葉がチラホラ。

先週大滝となっていた西多古地の滝も今日はご覧のありさま。

スカイライン沿いの空き地で涸れ滝を見ながら小休止。
あれ! 足の筋肉がヒクヒク動いている。暫くするとヒクヒクが治まり今度はジーンとしてきた。
げえっ。やはり年には勝てませんなあ。
休憩ついでに路傍の花をパチパチ。



表道に合流し三ツ口ダムに抜ける。

ススキも完全に穂が開ききったものがあり、枯れ尾花状態。
さあ、あと一息で車に辿り着ける。大汗で濡れていた筈のTシャツがいつの間にか半乾きになっていた。ああ、これからはベタベタの不快感ともお別れの季節かな?


2005年08月28日20時55分00秒

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