2週連続の浮気。
浮気ばかりじゃ本命から忘れられてしまう。日々の季節の移ろいも解らなくなってしまう。
という訳で今日はホームゲレンデのご機嫌伺い。
Net情報によると先週は山頂付近のシロヤシオがまだ蕾だったとか。それじゃあ今日あたり満開かな? 幸い天気も良さそうだし、きっと純真無垢のシロヤシオ達が迎えてくれることだろう。
7:00 a.m. 料金所跡駐車場着。着替えの途中に鶯の鳴き声。天気も良いし気温も低め。日中暑くならない事を祈る。
7:10 a.m. 出発。
空気が冷んやりとして気持ちが良い。
オバレ石の傍にシロヤシオ。ここのは草臥れ果てている。
岩棚手前の栂の新芽が輝いている。
岩棚辺りのシロヤシオはまだまだ元気。
7:50 a.m. お地蔵さんに寄道。涼風に吹かれ滲んだ汗を乾かす。
この辺りベニドウダン、サラサドウダンが満開。ここにも! あそこにも!
山頂辺りはシロヤシオの開花で山肌が白い。そういえば鎌も白い、国見からハライドに続く尾根筋も白い。国見岳南面なんて真っ白。
尾根筋の道にもシロヤシオ。足元にはイワカガミ。
キレットを過ぎると一層シロヤシオが増えてくる。落花も多いが見上げるとまだまだ満開。
8:25 a.m. 北谷側テラス着。青空と新緑、その中にシロヤシオの開花。早くおいでと呼んでいる。
8:45 a.m. 富士見岩尾根末端の岩稜帯着。本当に白い。先週はこの辺り、まだ蕾だったらしい。今日は満開。葉っぱの出が少なく花が多いのでいつものシロヤシオと雰囲気が違う。まるで桜のよう。
鎌の三ツ口谷左股最上部辺りがやけに赤い。どうやら石楠花の群生らしい。是非確かめて来なくっちゃ。
8:55 a.m. 上部テラス着。ここからはシロヤシオの回廊を行く。シロヤシオに混じってベニドウダン、足元にはタテヤマリンドウ、イワカガミ。サラサドウダンはまだ蕾が固い。でもやはり花は多そう。
9:20 a.m. 朝陽台着。えっ、凄いスローペース。写真休憩ばかりでトレーニングにはなりません。
でもこんなに綺麗な時は滅多にありません。ここは風流を優先させましょ。
山頂一帯は今日が見頃。まだ蕾も多いので来週くらいまで楽しめそうです。
アゼリア前には見事な石楠花。
9:50 a.m. 望湖台着。新緑の西尾根の向こうに雨乞岳がでかい。
御岳社北斜面のシロヤシオが鮮やか。この斜面、アカヤシオも多かったが同じ木で両方咲いてるのじゃないか?と疑ってしまう。
周りの花を楽しみながら武平峠へ向かう。
峠が近付くとサラサドウダンの開花が目立ってくる。
10:50 a.m. 武平峠通過。登り始めるとベニドウダン、サラサドウダンがいっぱい。
11:25 a.m. 展望岩着。ここから再度、左股最上部の赤い色を確認する。間違いなくあれは石楠花だ。しかしとんでもないでかさだ。なんたって、御在所から見えるんだから。
さあて、もうひと踏ん張り。と言っても誘惑が多く、写真休憩ばかりで遅々として進まず。
11:50 a.m. 山頂着。
相変わらず人が多い。南面リッジ上の畳半分程の特等席に陣取る。たえず西からの涼風にさらされ本当に爽やか。この好天でも暑さに悩まされないって有難い。
12:10 出発。左股最上部の石楠花を見届けるべく長石尾根を降る。
どの斜面もシロヤシオが多い。それに混じってそこ等じゅう石楠花が咲いている。
そしてとうとう目的地着。
ここからじゃあ全体が見えない。木の下からじゃあ上の花が見えない。
道を外れ真下まで行くが、どんどん降ってしまいアングルが悪くなる一方。
目視確認に留め置く。
降りながら何度も振り返るがあのお化け石楠花は見えない。
しかしでかかったなあ。あの石楠花の開花が御在所から見えるんですねえ。
分岐で三ツ口谷へは降りず、そのまま長石尾根を辿る。尾根筋は常に涼風が吹いています。風の無い谷筋で酷暑に耐えるより涼しい方を選びます。
しかし尾根の下部では石楠花はもちろんシロヤシオすら花期を終えヤマツツジが咲いているだけ。
こちらは不正解だったようで。
尾根末端で谷道と合流。車道との分岐で卯の花の開花発見。ここは日当たりが良いようです。
13:35 車に帰着。最後のアスファルト歩きが堪えました。やはりもうすぐ6月。季節は正直です。暑い!
さあ早く温泉、温泉!
|