春の息吹き PartU

春を求めて東へ西へ
宮妻峡をぐるりと一周
風も爽やか、お花もいっぱい。
豪華絢爛花Hike


20050423

久しぶりに宮妻峡。やっと車も入れます。開通はもっと先かと思っていたが、花鳥風山さんの情報を得て早速行ってきました。

今日も良い天気。水沢から入道-鎌尾根-雲母峰を一望。
ついでにパノラマも一枚。逆さ富士ならぬ逆さ鈴鹿も。


山が近付くと春色に染まっているのが解る。山桜、アカヤシオ、シロモジ、アシビ、そして新芽の赤や萌黄色。化粧じて鮮やか。


7:10 a.m. でっぱつ。
今日は入道から。沢を渡りガラガラの入道新道を進む。「この急なガラガラは降りでは嫌になるんだよな。」などと思い浮かべながら行く。
最初の急登が過ぎ傾斜が緩むと疎林帯となる。笹に勢いが無い。この辺りの笹も枯れてしまうのか。歩き易いのは良いが下草が無くなると表土流出、土砂崩れ、と荒れるに違いない。それにここの土質、粘土質で雨が降るとヌルヌルのネッチャネチャ。いかにもヒルが出そうだ。
暫く行くとシロモジの樹林帯。周り全てが花の黄色一色。
それを過ぎるとアシビが現れ始める。真っ白の花が鈴なり。


樹林限界が近付くといよいよツツジが現れる。あちらこちら鮮やかな色に染まっている。
透過光に輝く新芽の色が眩しい。


樹林帯を抜けると背面に雲母峰。その向こうに御在所も望める。


遮るものが無く涼しい風に吹かれ寒いくらい。
笹の丈が低く歩き易い。点在するアシビの島を愛でながら進む。
笹が疎らになったため小さな花が勢力を伸ばし始めている。


アシビも満開でまるで雪を被っているように見える。
まるでゴルフ場のような広々としたラフの上を歩む。まるで入道じゃあないみたい。


8:55 a.m. 入道ヶ岳山頂鳥居着。
小岐須方面を望む。石大神の奥の山がどんどん削られている。あの山いつ頃無くなってしまうんだろう。


鳥居をくぐり奥宮へ向う。やはり笹の丈が低い。アシビの花の着きもさほど多く無い。

9:05 a.m. 奥宮着。「あっ、祠が無い。」…ご心配無く! 建て直すようです。


イワクラ尾根へ向う。
降りかけるといきなり花、花、花。上はツツジ、シロモジ、コブシ。足元にはイワウチワ。ルンルン気分のHiking。暫く行くとアカヤシオも加わって周りが明るく見える。
ああ〜、春ですねえ。ウグイスも遠くで、近くでホーホケキョ。


9:50 a.m. イワクラ着。早速仏様の膝の上に陣取る。
主稜線から吹きつける風に一瞬にして汗がひく。眼下には春色に彩られた山肌が鮮やか。


イワクラ尾根最後の登りにかかる。この辺りはアカヤシオもまだ蕾。今にもほころびそうな大きな蕾だ。こりゃゴールデンウィークいっぱいまで楽しませてくれそうだ。


10:35 a.m. 主稜線の分岐着。右折して水沢へ。
主稜線から入道を望む。柔らかな春の陽射しに包まれて山肌も春色に輝いている。


10:45 a.m. 水沢峠通過。水沢岳の登りがきつい。


急登を終え緩斜面になったところでミヤマシラナイソウ。


11:10 a.m. 水沢岳山頂着。この先はそうたいした傾斜はないのでルンルン気分のHiking。
足元にイワウチワのほかタテヤマリンドウも現れ始める。


だんだん近付く鎌ヶ岳を見ながら稜線散歩。吹く風も爽やか。やはりここは春か秋に限る。


12:25 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。祠に柏手の後、リザーブシートにて大休止。久しぶりに紅茶を沸かす。


13:25 a.m. 出発。後はカズラ谷道を降るだけ。先週歩いた白ハゲ辺りは今日も花がいっぱい望める。


雲母分岐を右に折れる。暫く行くと「わあ、綺麗!」


ほぼ降りきり滝が近付いてきた所で、イワカガミ発見。ここは暖かいからなあ。


まだ4月なのにイワカガミが見えてLucky! 今年初めてのイワカガミ。なんだか得をしたような良い気分。
降りきった所で滝をパチリ。


14:30 a.m. 林道に飛び出す。
見上げると、「うわ〜! 綺麗!」


秋の紅葉も良いがこの季節の山肌の輝きも大好きだ。春という季節のせいもあろうが心が浮き立ってくる。本当に綺麗な彩りだ。

14:40 a.m. 車に帰着。さあ温泉へ急ごう。混んでいない事を祈りつつ湯ノ山へ向う。


2005年04月23日22時45分00秒

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