コクイ谷散歩

もうお彼岸。
雪も殆ど無いだろうと思っていたのに
地獄谷にはまだたっぷり。
春のザラメはしっかり締まり
気分爽快、ああそうかい。


20050320

昨日はピーカン、今日曇り。
曇りなら中道はパスして本谷でも。地獄谷下降とコクイ谷散歩と繋げて早春の風情でも味わってこよう。

自宅を出ると既に空が明るくなりかけている。その中に大きな星がはっきり見える。薄雲があるようだが明るい星だなあ。明けの明星か。


7:00 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。
暖かそうだ。雪はどうかな? つるはしは必携、アイゼンは?保険の為に持って行こう。

7:15 a.m. 出発。


先週の様子からして本谷の雪も上の方だけだろう。谷に入ると全く無し。先日のアルバイトが嘘のよう。今日は軽快に歩を進める。

乾いた岩のフリクションを楽しみながら行く。
ねちっとした感触が気持ち良い。が、所々付着した飛沫が凍っておりバランスを崩し転びそうになる。バッと飛び退き着地と同時に体操のポーズ。
…周りに誰もいないから出来る事。いたら恥かしくてようやらん。

7:40 a.m. 不動滝着。やせ我慢で素手で来たが手袋を着ける。年をとるに従ってやせ我慢に拍車がかかる。。


巻き道を越えフリクションを楽しみ、氷でコーティングされた石ころをごまかしながら登っている内、気が付けば小滝の上に出ていた。
雪が消えるといろんなものが目に付く。看板やらラクガキが目立つ。

そう言えば谷に入った所に、ペンキ印を付けた人に消すよう警告している看板があった。
私はエコロジストではないので一向に気にならないが、警告の看板は目障りじゃないのかな?
メジャーな山はラクガキだらけだがそれは良くてこれが駄目ってのも良く解りましぇ−ん。
こんな事言うとこわい人に叱られそうなのでないしょないしょ。

8:10 a.m. 大黒滝下着。氷もすっかり消え雫が滴っている。無雪期のこの滝は本当に貧弱。


大黒滝の上から巻き道に入るとハクサンリンドウの開花とご対面。
「ひぇー、もう咲いているのか。」
その上では霜柱。「まだ夜は氷点下なのに。」

巻き道から谷に戻る。三角岩も今日は全身をさらけ出している。この前は頭のてっぺんしか出してなかったのに。

この辺りから雪が増えてくる。
ガラスコーティングならぬアイスコーティングの石ころがよく滑る。こんなにつるつるじゃあ汚れも付き難いだろうなあ…車じゃあるまいし何を考えてるんだか?
ごまかしごまかし登る。
核心部 PartT、PartU共に岩が乾いており軽快に乗越す。
この辺りから雪壁となり雪が硬くなってきた。踏み後はあるがおそらく昨日のものだろう。ビブラムの跡が付いているという事は、昨日の雪は柔らかだったようだ。傾斜もきつくなりステップも薄くなり緊張する。アイゼンを付ける場所も無いし、つるはしのシャフトも10cmくらいしか刺さらない。ピックを支点に一歩一歩慎重に登る。でもこの緊張感がまたたまらない。
おかげで写真を撮りそこねた。
ドンツキ右岸尾根に木登り。そのまま大黒岩へ。
8:55 a.m. 大黒岩展望台着。久しぶりの景色を堪能する。

休憩もそこそこ山頂へ向う。
この辺りも雪が多い。南面のせいか雪が柔らかくどこでも歩ける。

9:10 a.m. アゼリア前の人口氷瀑をパチリ。先週よりまた一段と小さくなっている。スキー場も地面が出ており、営業も終えたようだ。


9:20 a.m. 望湖台着。雪が多く締まっているので、三角点はパスしここまで直進しちゃいました。まだまだこの辺りは雪が多くどこでも通れる。この分だと地獄谷にもまだしっかり残っているかも知れない。



9:25 a.m. 地獄谷下降開始。やはり雪が多くどこでも行ける。
北面のせいか雪が硬いが、小気味良く踵が食い込む。

谷沿いに好きな所を選りどりみどり。スノーブリッジも崩れる事もなく渡れる。右岸左岸どこでも自在。あっというまに滝に到着。右岸の雪壁をずり落ちながら降る。雪がある時だけのコース採り。

滝を降るとなだらかな雪原の向こうに地獄谷出合。上水晶谷と合流。


9:55 a.m. 出合着。上水晶谷沿いに降る。古いトレースあり。でも殆ど消えかけ。「暇人がいるんだなあ。」…人の事が言えるのか?


10:15 a.m. 分岐着。今日は通り過ぎずに済んだ。(よくやらかしてます。)


10:35 a.m. コクイ谷出合着。

大休止兼燃料補給とする。
上着をはおり紅茶を沸かす。ときどき薄日が射すがじっとしてるとまだまだ寒い。でもツェルトを出す程ではない。


11:10 a.m. 出発。沢伝いに行く。川原にはまだ雪が多い。へつれなければ雪の上。ときどきズボッと踏み抜くがドボンよりは良い。靴の中に雪がはいり冷たい。でも面倒なのでスパッツは着けない。

ひょいひょい進む内黒谷出合通過。黒谷に足跡あり。頑張ってるなあ。
時々音も無く30cm大の石が落ちてくる。春先は落石が多い。
サワ谷に入っても雪が多い。どこでもトラバれて絶好調。

12:25 a.m. 雨乞分岐着。


13:10 a.m. 武平峠着。閉鎖された道路の真ん中で足を投げ出し小休止。柔らかな陽射しを浴び極楽気分。

なにげなく周りを見ていたら枝先に黄色いものを発見。
マンサクかな?と近付くとやはりそう。もうさいているんですねえ。


修行場跡を過ぎた所でアシビの木に白いものを発見。「ひょっとしてもう咲いているのかな?」
近付いてみると大正解。


あんなに雪が残っていたのに、南側では春が進んでいる。
コクイ谷では「時に非ず。」と鶯も鳴いていなかったのに武平では雲雀の鳴き声が聞こえていた。やはり春は着実に来ている。


13:50 a.m. 三ツ口ダム着。


14:05 a.m. 車に帰着。
御在所が真っ黒な姿で聳えている。やはりスッピンの御在所はブスだ。


温泉に向かう。
入浴後ふと希望荘の庭に目を遣ると黄色の花。
近付いてみると、「でっ、でけー!」


マンサクも庭木になり肥料が効いてるとこんな化け物のような花が咲くのか。
隣には八重のさくら。里は春爛漫。



2005年03月20日22時05分00秒

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