鎌ちゃん、おひさ〜

今年初めての鎌山頂。
御在所ではそこそこの天気だったのに、
こちらは生憎、アラレの吹雪。
ご無沙汰しっぱなしだったので、
鎌ちゃんヤキモチ焼いてやんの!


20050312

3月も、もう半ば。
今年はどういう訳か、鎌ちゃんとはとんとご無沙汰。
大雪にたたられたり風邪で寝込んでしまったり。
最初から鎌だけって選択肢が無いので都合が悪いとパスしてしまう。
所詮、鎌はついでの山。でもこれを聞かれるとまた鎌ちゃんの機嫌を損ねる。 …ないしょ、ないしょ。

今日は何故か車の流れが良い。T哉はまだ北海道なので車の為に早く帰らなくてもよい。こんな日に限って早く着くってどういう事だ。神様のきまぐれか。

6:50 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。
なにかがぱらついているなと思ったら霰だ。ときおり強く降りつける。
御在所も見えない。季節はずれの霰に打たれながらも、周りの木々は赤く新芽を膨らませている。気のせいか緑も幾分色が濃くなっているように感じる。


仕度を済ませ車から降りると薄っすらと虹。急いでカメラを出す。



7:05 a.m. 出発。この頃には青空も大きく広がり爽やかな気分。気温も高めでやはり春を感じる。このぶんなら今日は鎌まで足を延ばせるだろう。
雪もすっかり融けてしまい、オバレ石の下辺りから融け残った塊が現れだす。
しっかり固まってしまい踏み抜く事もなく歩を進める。

8:00 a.m. キレット着。雲の隙間から射す光に伊勢湾が輝いている。


キレットを越えると雪も多くなるがしっかり踏み固められており軽快軽快。

8:30 a.m. 岩稜帯着。


岩の隙間に大粒の霰がびっしりと詰まっている。今朝降ったものか。
マクロでパチパチ。粒の一つ一つがはっきり解ります。


8:45 a.m. 上部テラス着。

写真休憩ばかり取っていたらちっとも進みません。
締まった雪が美味しいのでまた富士見岩の尾根に出る。
一の谷にスパッと切れ落ちた所はケツがムズムズして本当に快感!


9:00 a.m. 富士見岩展望台着。
融け残った雪が日に輝きとても綺麗。この模様は、そう春独特の斑模様。


朝陽台からは樹林帯を通り抜け遊歩道へ。ズボズボ潜り冷たい冷たい。今日も無精してスパッツなし。持ってる事は持ってるんですけどね。
アゼリア横の氷瀑をパチパチ。昨日の雨のせいか相当融けてしまったようだ。




時折薄日が射す穏やかな天気。チョット風が強いがやはり春。空が明るいと気分も良い。


この天気では雨乞岳も見えないので望湖台はパス。峠道へ向かう。
峠道も上の方は雪が多いが、雨で軟らかくなってしまったのかよく踏み抜く。ズボズボやりながら降りて行く。

10:00 a.m. 武平峠着。すっかり雪の消えた所をパチリ。鎌の登りに備えて燃料補給。


10:50 a.m. 三ツ口谷ドンツキ着。崩壊部に貼り付いた雪が綺麗。こんなのを見ると何故かワクワクする。

最後の登りにかかる頃から霰が強風に飛ばされてくる。風に飛ばされそうになりながら最後の雪壁を登る。

11:15 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。今年初めて。本当にお久しぶり。霰の吹雪の中、祠に柏手。
祠の周りはしっかりと雪の壁が出来ており半分埋れていた。

遠く野登、仙ヶ岳がおぼろげに見える。


天気も景色もいまいちなので早々に退散する。降りは三ツ口源頭から。締まった雪壁を駆け降りる。が、あちこちで表面の固い所を踏み抜き股まで潜る。
三ツ口の谷筋まで降りてくると大粒の霰に頭を叩かれ少々痛い。
鎌の神様がもっと居てくれと言って降るのを阻んでいるのかな?
北風と太陽の童話のようにポカポカ陽気の好天ならもっと居てあげたのに!
そう言えば餌も武平峠で少し摂ったきり。ほんとお愛想なし。

12:25 三ツ口大滝着。氷はなし。凄い水量がドウドウと流れている。暖かい雨で一機に融雪が進んだのだろう。

大粒霰に叩かれながら降る。


三ツ口ダムは氷が融けてしまいほの暗い湖水に一変。
スカイラインに出ると路面が真っ白。よく見ると霰が融けずに積もっていた。



13:05 車に帰着。なんと駐車場も霰で真っ白。車も真っ白。霰が5cmほど積もっていました。
温泉に向かって出発。温泉街への降り道、ゆっくり走っていた筈なのにふとした所でABSが効きっぱなしになる。急カーブ手前でやっと減速。やはりスリックタイヤじゃあ雪道は大変。フラフラしながらでもステアリングが効くのは有難い。今まで以上に安全運転で行く。
希望荘まで走って来ても車の上の霰はご覧の通り。



2005年03月12日21時45分00秒

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