20050108

7:15 a.m. 湯ノ山、奥の駐車場着。今日はいつになく遅くなった。23号線も正月明けのせいか大型トラックが多い。
既に朝焼けは終わり微かに赤みが残るだけ。


7:30 a.m. 仕度をして出発。本年2度目の御在所通い。今日はヤッケも持ってきたので荷が重い。
重いのは荷だけでなく身体も重いような…。休みの間、食っちゃあ寝、食っちゃあ寝だったからなあ。
年初めの大雪の上に薄っすらと新雪が被っているが下の雪は締まっており歩き易い。
Iさんの西穂山行の話を聞きながらのんびりと歩く。ご夫婦での山行とは羨ましい限りだ。話を聞いていると眠っていた意欲が刺激され、「俺だってまだ行けるかも?」なんてだいそれた考えが脳裏をよぎる。 どうせ行くなら槍平経由で槍往復くらい、テントは重いので誰かの残した雪洞利用で…。あっシャベルが無い。いまさら買うのもバカバカしいし、やっぱり止めー。
歳をとると最初の一歩に躊躇する。それが歯止めになっていて返って良いのかも。
冬はしんどいが春の涸沢ぐらい行きたいなあー。

8:15 a.m. お喋りしているうちに岩棚着。山頂付近のガスも薄くなり天気は回復傾向。里の方はしっかり日が照っている。


尾根筋も意外と雪が少なく労せず歩ける。多少潜っても先週踏み固められたトレース上を行く限り雪の中に落ち込む事はない。

8:30 a.m. キレット着。


凹角上の岩頭から伊勢平野を望む。やはり雪が少ない。もっともっと積もってね。


8:50 a.m. 北谷側テラス着。曇っていて山肌の色合いが悪い。


ここから雪が増えてくる。つるはしを出して杖をつきながら進む。
10cm程の新雪の下はよく締まっており、つまさきがよく食い込む。

9:15 a.m. 上部テラス着。
白と黒のモノトーンの世界。真っ白けも綺麗だが岩肌の黒が残っているのも綺麗。


先週に比べ霧氷の付着が少ない。細かな針のように付いているのもある。いろんな氷の造形が楽しめて良い。

この上は雪の深い所。でも今日は潜りもせず歩ける。しかし視点がいつもより高い位置にあり足下の雪の厚みが推測できる。
きっと踏み外すとズボッといくだろう。わかっていて潜って見るのも一興だが身体中雪まみれになるのでやらない。

9:35 a.m. 富士見岩展望台着。太陽が顔を出しそうで出さない。時折真っ青な空が覗くのだが。


9:40 a.m. 朝陽台着。望湖台へ向かう。

山上公園の観光名物【人工氷瀑】も出来上がっているが、生憎天気が悪く発色がいまいち。気温は−6℃とか。


10:15 a.m. 望湖台着。琵琶湖は望めず。ガスで足元の地獄谷すら見えないのに見える訳ないか。


今日も峠道にはトレースはなさそう。先週の七転八倒から今日も同様だろうとここでワカンを付ける。
折角付けたのだからと三角点には戻らず斜めにショートカット。ところが雪が少なくまた柔らか過ぎて笹薮に足をとられ早くも七転八倒。兎のトレースしかない南側広場へ出る。
ここから遊歩道へ出るのに笹薮をショートカットしようと試みるが出だしで股まで潜ってしまい断念。もう少し締まるまで待ちましょう。
遊歩道は雪が締まっておりワカンなしでも良さそうなくらい歩き易い。
峠道へは今日は正規のルートで。チロリン村経由は差し控える。夏道の跡が見えており左程潜らずに行ける。広場からの出だしも先週はいきなり胸まで潜り込んでしまったがせいぜい膝まで。今日はあまり楽しめないかも?
Iさんには先週のようなシチュエーションを味わって貰いたかったのだが… 残念。
でもそれなりに楽しんでいるようなので、まっ、いいか。

10:55 a.m. 天指し岩通過。


軽快に降る。急な雪面も適度に制動がかかりとても気持ち良い。

11:15 a.m. 武平峠通過。鎌ヶ岳への踏み跡は無し。この締り具合なら鎌への登りも割りと楽そう。でも今日も早仕舞い。スカイラインへ降りる。

スカイラインにも踏み跡無し。登山道の方も殆ど埋まっている。迷わずスカイラインを選ぶ。駐車場に入る所で雪面を踏み抜く。かろうじて止まっているが右足の下には地面の感触は無い。無理矢理引き抜いたらワカンが外れた。事のついでと両側とも外す。この先は壷足の方が歩き易そう。
ここで小休止して燃料補給する。


法面工事がまだ続いているようだ。ショベルカーが数台連なってスカイラインを降りて行く。キャタピラで圧雪した跡を辿れば楽が出来そう。でもスカイラインを行くのはとても遠回り。雪に埋もれたショートカットルートをとる。途中からスカイラインに出てキャタピラの跡を辿り、表道に合流。

11:55 a.m. 三ツ口ダム着。先週同様ダムは凍っている。


ここから多くの踏み跡が現れる。三ツ口谷に数人が入ったようだ。
おかげで今日も早く帰れそう。

12:20 a.m. 車に帰着。今日もまた、この時間でも御在所は雪の薄衣を纏ったままだ。

御在所にはシースルーの薄衣がよく似合う。

この後今年最初の温泉浴。また一日寿命が延びてしまう。


2005年01月08日21時15分00秒

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