ここは何処じゃ? コクイ谷?

避暑に来ましたコクイ谷。
様子が違うコクイ谷。
下から上まで砂利道歩き。
昔の姿、今いずこ。


20040724

いつの間にか梅雨も明け、うだるような暑さの毎日。
今日は涼しい所へでも。ということで久しぶりにコクイ谷。

7:25 a.m. 料金所跡駐車場出発。
まだこの時刻はひんやりしているが、日中は暑くなるだろう。山頂に少し霧がかかっているのはご愛嬌。これもすぐ消えてしまうだろう。

歩き始めて暫くのところで木苺発見。そうなんだ、もう7月も終わり夏山シーズン真っ只中なんだ。梅雨明けが早すぎて季節感がわかない。


8:05 a.m. 地蔵岩着。頭の上からいつものアングルでGX君のファインダーを覗く。
FinepixのフレームとGX君のフレームを比べる。35mmと28mmの差は大きい。パノラマにする手間が省ける。LCDモニタもGX君の方が格段に見やすい。それでも光学ファインダーは止めてLCDモニタをファインダー兼用にした方が宜しかろうと思う。そう、電子式レフレックスとでも言えば良いのかな。リコーさん開発してよ!そうすりゃニコン、キャノンなんか業界から駆逐できまっせ。

このGX君、思っていたよりマニュアル撮影のカバレッジが広い。嬉しい誤算だった。
また、操作メニューもユーザーがカスタマイズ出来るようだ。丁度PCのWindowのツールバーをユーザーがカスタマイズするようなものだ。
仕様、操作方法等すべてメーカーで決めてしまうより、千差万別のユーザーの要望に操作方法だけでも合わせられるようにするというのは、今のビジネス界では至極当然の事だ。
一昔前に流行った【B to C】(Business to Customer)とでも言うのかな。組織の硬直化したNikon、Cannon、その他もろもろのメーカーにはとても出来ない発想だ。

8:15 a.m. キレット着。ケルンの上に虫取り網の柱が。子供が置いていったものだろう。家族連れの微笑ましい姿が目に浮かび、つい頬の肉がゆるむ。この程度のものでも石頭のエコロジストはめくじらをたてるのだろう。ちいと寛容さに欠けるのでは?

マニュアル撮影が出来ると撮影時に露出補正しておけるので、帰宅後PCでの補正の手間が減りとても調子が良い。

8:20 a.m. 凹角の上の岩塔上からキレット辺りを望む。

立ち止まってばかりいてはちっとも進まない。でもベルトに通したGX君の専用ケースは調子が良い。いちいちザックの天蓋を開けなくて良いから。後は横の隙間を無くし濡れ対策を考えよう。

8:45 a.m. 上部岩稜帯着。

やはりマニュアル様様ですなあ。カメラ任せのFull Autoではこうは行きません。
ついでにテラスに回りこんでからもう一枚。


9:00 a.m. 富士見岩展望台着。久々の好天。早速パチリ。FinePixではフレームからはみ出していた崖の俯瞰もGX君なら一枚に収まる。


9:25 a.m. 望湖台着。
ホワイトバランス固定でパノラマを撮影。


小休止の後、地獄谷を下降。久しぶりに歩く雪の無い地獄谷。歩き難いったらありゃしない。倍くらい時間がかかっているような・・・。

それに少し様子が変わっているような・・・。

10:10 a.m. 出合着。蝉時雨の中、上水晶谷を下降する。

ヒグラシの鳴声の録音を試みるが沢音にかき消され殆ど聞き取れない。
GX君には外部集音マイク用の端子は出ていない。折角の機能なんだから何か手を考えなければ。傘を使うのも手かな?

分岐をコクイ谷へ折れる。この辺り平坦な原っぱだった筈が水の流れでえぐられた跡がいっぱい残っている。先日の大雨の置き土産かな?おかげで道を外してしまった。

10:55 a.m. コクイ谷出合着。
えっ、ここ何処? ごろごろの大きな岩が砂利で埋ってしまい平らな川原に変わっている。渕も殆ど埋ってしまい浅瀬だらけで何処でも歩ける。
昔の白滝谷出合が丁度こんな感じだった。(流れはもっと深いですが)また10年もすると砂利が消えて大石だらけになるのかな?

梓川もよくこんなふうになり浚渫しているよなあ。
とりあえずここで大休止。久しぶりにコンロの出番。紅茶を沸かしコンビニオニギリを頂く。
釣り人がやってきて二言三言言葉を交わす。この人も沢の豹変ぶりに驚いている様子。

11:35 a.m. 出発。
歩き易い。まるで中流域の川原を歩いているようなものだ。そう、岐阜市内の長良川と言った具合か。 大半の水は砂利の下へ伏流してしまい、砂利の上はあまり流れていない。靴底しか濡らさず何処でも歩ける。大水の置き土産の大きな流木も残っているが、歩行を妨げる事はない。

渕という渕全てが埋っており渓谷美なんて面影もない。滝の形は残っている所もあるが、その下の深く水を湛えた渕が無ければ意味が無い。
そして僕のお気に入りのランチ用サイトも前回来たときには滝を無くし今回は渕も無くしていた。


これらの砂利、七人山東側の沢からの押し出しかと思っていたらそうではなかった。この沢から押し出されていたデブリが本流側できれいに削り取られている。本流(クラ谷上流部からの大水によるもののようだ。次はそれを確認するためクラ谷を歩いてみよう。

12:15 黒谷出合着。ごろた石がなくなり、こちらの方が昔のイメージに近い。
黒谷を分けると谷の様子も多少落着いてくる。それでも全体的に平坦になっており渓谷の変化に乏しい。


12:25 沢谷の滝手前の分岐から沢谷へ。滝の辺りの様子は変わっていないがそこから上はやはり砂利で埋められ段差がなく非常に歩き易い。いくら歩き易くなってもこんなつまらない所、わざわざ来ようなんて気にならない。


13:10 武平峠に降立つ。開通時期に歩くトンネルは恐い。知恵遅れのガキがトンネル内でわざとクラクションを鳴らしっぱなしで行く。「ドアホウ!親の顔が見てみたいわ。」
武平峠も夜な夜な暴走族が出没するらしい。これも漫画の影響か?
こんなバカがいるから無料化反対なぞと言う道路公団や族議員に付け入る隙を与えてしまうんだ。
車もそんなに多くないのでスカイラインとショートカットで表道に合流。


13:45 車に帰着。やはりスカイラインは暑かったー。早く温泉で汗を流そう。


2004年07月25日09時15分00秒

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