20040711

里は晴れているがお山にはぶ厚い雲が。今日も霧雨かな? 狭い車内で仕度をする。
不自由な想いをする度にFriendy君を懐かしく想う。やっぱり1Boxが欲しいなあ。

7:10 a.m. 料金所跡駐車場出発。
道路沿いの木が色付いている。楓だったかなあ?躑躅科の木など夏にはもう色付くものがある。「気が早すぎるぜ。」

合歓の木の花が満開だ。こちらは季節どおりでよろしい。

風が強く爽やかだ。滴る汗もすぐ乾いてしまう。

7:45 a.m. 岩棚着。菰野の町は陽に輝いている。田圃の緑が綺麗だ。反対側の御在所、鎌は頭がガスの中。

尾根筋から釈迦ヶ岳方面を望むと、やっぱりガスの中。
祓戸は薄日を浴びている。


8:10 a.m. 北谷側テラス着。小休止ついでに伊勢湾方面をパチリ。今日は遠望が効く。
ガスもだんだん薄くなっていくようだ。


8:25 a.m. 上部テラス着。
ここまで来るとやはりぶ厚い雲が垂れ下がってくる。山頂はガスの中に違いない。

8:40 a.m. 朝陽台着。思ったとおりガスの中。本谷越しにスカイラインを覗き見る。

霧の中に紫陽花が浮かんでいる。「紫陽花は霧の中がよく似合う。・・・tanuo」
そういえば今日は、来る途中の道で月見草を見かけたな。
「御在所には月見草がよく似合う。・・・kitsunosuke」


8:55 a.m. 望湖台着。凄い風。立っていられないと言いながら岩の先端まで行く。向い風だから落っこちる事は無い。

南側の広場から武平へ向かう。
「あっ、もう色んでいる。あれはシロヤシロかな?」

遊歩道を峠道へ向かう。薄霧にぼんやりと浮かぶ山頂が幻想的だ。

チロリン村広場から御岳社を仰ぎ見る。霧も薄くなってきた。

御岳社の少し下の斜面に真新しい土砂崩れの跡。少し下へ降り観察する。立ち木も一緒に流されている。そうとう降ったようだ。このままいくと何十年後には御岳社も流されてしまうかも。

気が付けば正面、鎌ヶ岳の山頂のガスが晴れている。天気は回復に向かっている。それじゃあ今日は鎌まで足を延ばしましょ。右横の雨乞岳は相変わらず雲の中。


9:35 a.m. 武平峠通過。鎌ヶ岳へ向かう。

10:00 a.m. 展望岩着。燃料補給の為小休止。アンパンを1/3程齧る。
やはりアンパンは即効性がある。オニギリとは全然違う。加藤文太郎は入山中、甘納豆とにぼししか食べなかったらしいが、妙に納得出来る。小豆はたんぱく質(アミノ酸)も豊富だし、糖分 、ミネラルも豊富で行動食には最適だ。


10:30 a.m. 鎌山頂着。祠に柏手。
今日も凄い人出。リザーブシートに腰を降ろしたところにドヤドヤとうら若き乙女三人組が押し寄せてくる。「珍しいな!」なんて思っていたがあまり傍まで来られるとやはり鬱陶しい。(若くてチャーミングなお嬢さん方でしたが、これが私の性格です。すみません。)
大休止は岳峠でとる事にする。


岳峠を独り占めしてエサを摂っていたら中高年団体さんがやってきた。
遠慮会釈なく人の直ぐ傍までやってきて大声で騒ぎ立てる。こんなことなら若いおねえさんの傍の方が良かった。でも後の祭り。
もう少し静かに出来ないものなのかなあ。こんなに他人の傍に密着しなくても良さそうなものだが。
急ぎエサを掻き込み早々にでっぱつ。
急いで食うと食った気がしないんだよな。
行動食或いは入山中のエサは極力少なめにします。一気に掻き込むと満腹中枢が満腹感を感じる前に食べ終わってしまうので空腹感のままだったり、つい食べすぎてしまったります。
山でのエサは少しづつゆっくりと味わいながらよく咀嚼して摂らなければなりません。エサを減らして荷を軽くし行動を早くする事がリスク軽減に繋がります。・・・なんて思っているのは僕のような前世紀の化石だけだったりして。今のメジャーな人達は食事を楽しむ為に入山しているようだ。それならアルコール持参も納得できる。・・・それはそれで楽しそうだな。


サンノダケ経由で長石谷に降りる事にする。
宮妻峡へは土砂崩れで車が入れないと聞いている。さすがに歩く人が少ないようでササが道にまで被さってきている。

11:55 a.m. 犬星滝に降立つ。今日も水量が多くブライダルベールのようだ。そうだ、以後この滝をブライダルベールの滝と呼ぶ事にしよう。

その後長石谷の小滝を愛でながら降る。


一の谷茶屋跡の別荘?でピンクの紫陽花発見。あまりにも鮮やかなのでパチリ。


12:45 車に帰着。温泉を愉しみ帰途に就く。


2004年07月11日21時01分00秒

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