早春Hike
〔中道-御在所-武平峠-鎌ヶ岳-三ツ口谷左股〕




20040314
6:50 a.m. 温泉街奥の駐車場着。
3月も もう半ば。7時前でも既に日は高く、気温も高くやはり春を感じる。
それに先週と違い今日は朝から凄く良い天気。

アイゼンはもう置いて行こう。スパッツもザックに押込み、三ツ口谷左股下降に備えつるはしだけ持って行く。

7:15 a.m. 出発。
暖かいので手袋も帽子も着けずに行く。手袋無しだとつい昔の癖でズボンのポッケに手を突っ込んで歩いている。人には「咄嗟の時に手が出ないからポッケに手を入れるな。」なんて言ってたくせに自分勝手なやつだ。でも、なんでもかんでも手で支えようとするより、脚力だけでバランスがとれるようになりトレーニングには良いかもしれない。
そんな事を考えていたら、マッチの軸で支えながらテストストンで練習していた頃を思い出した。
マッチの軸を手でつまみその先で岩にさわり、殆ど脚力だけでバランスを取りながら登る事で足裏感覚を養う。手に頼り過ぎると荷重に耐えられずマッチの軸が折れてしまうので折れないように登る。慣れてくるとマッチも持たず足だけで登る。
さすがに今の時代喫煙する人でもマッチなんて持ってないか。
今の人達はこんなトレーニングはしないのかな?
7:45 a.m. 岩棚着。本当に良い天気だ。鎌北面には雪の薄化粧が残っている。先週の名残かな。

めっきり雪が減ってしまった。所々固く残った雪を踏みしめながら行く。

7:55 a.m. キレット着。

凹角を過ぎると雪が多くなる。固く締まった春のザラメ。その上に白く真新しい雪が被っている。先週のものかな。
時折爽やかな冷風がほてった頬を撫ぜ気持ちが良い。湿気が無くて本当に爽やかだ。

8:10 a.m. 北谷テラス着。

岩ひばりの鳴き声が頻繁に聞こえる。鶯は未だかなあ。

8:30 a.m. 岩稜帯着。
この辺りまで来ると風も強くなり少々寒い。でも陽射しが強く、上着を出す程ではない。手袋だけ着ける。

頂上直下まで来ると雪も固く一部氷化していたりで緊張する。ついにつるはしを出す。

8:50 a.m. 富士見岩展望台着。ポカポカと暖かく春を実感する。


9:00 a.m. 朝陽台着。望湖台へ向かう。
山頂スキー場は雪がハゲハゲ。営業も終了か。遊歩道に出ると西風が強く寒い。

9:15 a.m. 望湖台着。雨乞岳はまだ真っ白。ここから望む山並みもまだいっぱい雪が残っている。水色の空と山肌の白、枯れ木の描く稜線の縞模様が綺麗だ。
鈴鹿北部の山並みも春霞を通して蒼白く浮かんでいる。

風の陰で日向ぼっこをしながら休憩。ついでに燃料補給。

9:30 a.m. 出発。
笹に雪が被っているところを選びながら峠道へ向かう。時々ズボッと潜り靴に雪が入る。「冷たい冷たい。」と言いながらスパッツも着けず行く。

峠道に入ったところで鶯の初鳴き。まだヘタクソでケキョケキョといっているだけ。でもこれを聞くと「やっぱり春ですねー。」

ついこの前まで跨いでいた木の枝を今日は潜らなきゃならない。めっきり雪が減っているのがわかる。
そしてチロリン村広場から少し下った所で雪が消滅。あとはところどころ吹き溜まりに塊が残っているだけ。

展望台まで降りてくると鳴き止んでいた鶯の声がまた聞こえ出す。今度は上手に「ホーホケキョ」
暖かい所の方が育ちも覚えも早いようだ。

10:10 a.m. 武平峠通過。鎌を目指す。
展望岩を越え暫く行くと少し登りになりこの辺りから雪が増えてきます。前足に力を込めぐんと伸び上がったとたん、ガーンと頭をどつかれる。
なんてことは無い。斜めに張り出した木の幹に頭をぶつけただけ。「あいたたた。」足元しか見てないとこうゆう事になります。

10:50 a.m. 三ツ口谷源頭着。燃料が切れたので補給する。
ここもすっかり雪が消えてしまいハゲハゲ。でも左股はこの前の様子からまだしっかり残っている筈。


11:15 a.m. 鎌山頂着。

祠に拍手。「あれま。祠が姿を現している。この前まで雪に埋もれていたのに。」
山頂は所狭しと団体さんが陣取っている。相変わらず通路も何もあったもんじゃない。押分け掻き分け祠の前の笹の上へ行く。雪が半分消えかけ上に載るとユサユサ揺れるので皆さん敬遠しているようだ。それなら私が陣地取りしましょ。
地均し(雪均し、笹均し)してエサの支度に取り掛かる。
ここは風も無く陽射しが強く暑いくらい。いよいよツェルトの要らない季節になってしまったか?


しっかり寛ぎ、12:10 でっぱつ。
三ツ口谷尾根コースから降る。
雪原になったところで人とすれ違うため雪の中に入る。
と、ズボズボ。また靴の中に雪が入ってしまった。「そうだ!スパッツ着けなくっちゃ。」
足ごしらえ完了で心おきなく雪原に入り駆け下りる。とても按配の良い締り具合だ。
すぐルンゼ下降点に到着。やはり雪はタップリ。固さもほどほど。
降り始めると柔らかいのは表面だけ。下はガチガチ。表面の柔らかい雪が邪魔して踵が食い込まない。雪の多さのせいでいつもより幅が広く、この傾斜では滑ると一機に下まで持って行かれそう。
と、思った瞬間スリップ。身体が流れ始める。表面に軟らかな雪が被っているため加速は弱い。でも下手すると岩にぶつかり怪我するかも。
後ろ向きになる事を考えてピックを前につるはしを持っていたので、ピックを打ち込むには持ち替えなきゃならない。シャフトを挿し込むには下層の雪が固すぎる。「ええい、ままよ!」と何回かシャフトを挿したら運良く深くささりなんとか止まった。
「ふー、ドジ踏んじゃった。」見上げると20mくらい滑落していた。もう少し滑ると傾斜も緩くなり自然に止まったかもしれない。でもそこ等じゅうに崩れ落ちた岩が。「危ない危ない。こんな所で怪我でもしたら物笑いの種だ。」
体勢を整え再度降り始める。しかし相変わらずよく滑る。下層の古く固い雪の上に10cmか20cm、軟らかな雪が被り境目で滑りやすい。これくらいの厚みでは表層雪崩なんて事にはならないだろうが、表層スリップを起こしながら降る。グリセードが上手くなったような気がする。

暫く降ると傾斜も緩くなりそれほど滑らなくなる。
後は軽快なルンゼ降り。緊張が緩むとウキウキしてくる。


あっという間に本流出合い着。締まった雪原(河原)を行く。
尾根コース分岐からは沢筋の巻き道。めっきり雪が少なくなっている。

12:55 三ツ口大滝の下に降り立つ。
殆ど氷が落ちてしまい、黒々とした滝に戻っていた。


その下の淵も水の色が明るく、いかにも春らしい。


13:20 三ツ口ダム分岐着。ここも水の色が明るい。湖底の様子が鮮明だ。


13:40 車に帰着。
今日はうっかり滑落してしまった。(大袈裟過ぎるかな?)
年と伴に身体の反応が鈍くなっているのも事実。来週からはもっと気をつけましょう。
温泉を満喫してから帰途に着く。
てんちゃんは早々と今日東京へ帰ると言っていた。出発前に会えるといいな。帰りを急ごう。


2004年03月15日21時07分00秒

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