ひだまり一転寒風ビュービューHIKE
〔本谷−御在所−武平峠−三ツ口源頭−三ツ口谷〕




20040207
23号線は豊明インター、北崎インター間で未明から大渋滞。
別に舗装が傷んでいる訳でもないのになんでこうも頻繁に工事をするのだろう?道路公団民営化とか予定縮小とかは、まるで別世界の事のようだ。既に着工してたのか、駆込み着工かは定かでないが本当に無駄だと思う。全て凍結して必要なものだけに限定し進めてもらいたいものだ。工費だけでなく渋滞によるロスは誰が弁償してくれるんだ!
おかげで到着が遅れてしまった。ぶつぶつぶつ。

湯の山バスターミナル手前のトイレで朝のお勤め。
トイレから出てくると山が染まりかけている。あまり良いアングルではないがカメラを持ち出しパチリ。

色が消えない内にと、タイヤを軋らせ大急ぎで奥の駐車場へ向かう。(年に似合わずおとなげないやっちゃ。)
ぎりぎりセーフ!

7:05 a.m. 湯の山最奥駐車場着。
雲は多いが天気は良くなりそう。「それならまた中道でも!」と思うが、今が最も冷え込む時期。大黒滝が凍っているかもしれない。暫く雪も降ってないし、綺麗な氷にお目にかかれるかも?
という事で今日は本谷。

7:20 a.m. でっぱつ。
駐車場の水溜りがペキペキに凍っている。割りながら行く。
厚みがあり手強い氷を思いっきり蹴る。その瞬間、すってんころりん。しこたまケツを打つ。
「アホとちゃうか!」

やけに暖かい。風が無いせいだけでもなさそうだ。「滝はまだ凍ってないかな?」
7:35 a.m. 谷筋に出る。本当に雪が少ない。

暫く行くと、最初の滝の横が結構凍っている。
今日は無精はせず、早速アイゼンを付ける。
ギシギシとツァッケが食い込み気持ちが良い。流れの中もなんのその快調に進む。ビブラムのままじゃあこんなことは出来ない。
昔の人間の感覚ではアイゼンは凍った岩場を登る為の道具。でも今の中高年諸兄は雪道を歩く為の道具と思っているようだ。昔のアイゼンで軟らかな雪の上なぞ歩こうものなら、ダンゴが成長し身長が10cm以上伸びてしまう。不安定なのでしょっちゅうつるはしで靴をどついていなけりゃならない。必然的に氷かクラスト面しか付けなくなる。
今の物は樹脂プレートが付いていてダンゴにならないらしい。
便利には違いないが、壷足歩行の足裏感覚が身に付かないのではないか?と思ってしまう。
7:55 a.m. 不動滝着。

巻き道を辿る。やはり歩き難い。ダンゴが出来たり、刺さったツァッケを引き抜くのに余計なエナジーを要す。
再び谷に戻る。沢沿いの氷の上を行く。だって雪の上は疲れるんだもん。
大岩の登りはザラメ雪の階段。その上も暫くザラメ雪の階段。ザラメなら舞妓さんのようにならなくて済む。

その上の小滝の連続も氷の上を行く。ここは水量が多くいつも氷が薄い。バコバコいわせながら登る。

8:40 a.m. 大黒滝の下に到着。
思ったより綺麗に凍っている。

谷筋で風も無く日もあたって暖かい。藤内の中俣、奥股の日陰の氷と違い、いかにも明るい。
そういえば、3ルンゼ最上部の氷も日があたり明るかったな。

大黒滝を巻きその上の樋状の滝は雪が付き直登出来そう。途中まで登ってみる。
その上の滑には氷がついておらずいかにもいやらしそう。とてもノービレイでは行く気になれない。左岸に逃げ巻き道に出る。
上から覗くとパスって正解。下手すると進退窮まるところだった。

正面には三角岩。本当に三角でしょ。

ここから上は雪が多く、階段が出来てしまっていて夏より楽ちん。
雪も割りと硬くあまりダンゴにもならず、快適すぎてアドレナリンが分泌されない。
ゼーハーいいながら登る。

時々青空も覗き、日が射すと雪の反射で暖かい。

本谷ドンツキから右岸尾根に登る。トレースは朝陽台に向っており、こちらは踏み跡(雪をかいた跡)が無い。ブッシュを手繰りながら登る。

9:35 a.m. 大黒岩展望台着。テラスが雪に埋まっており、ザックを下ろすにも雪均し。
暫し展望を楽しむ。

先程まで時々陽が射していたのに全く射さなくなってしまった。寒い中、山上公園に向う。
公園に抜けると強風と灰色の世界。「うー、ちゃっぷい、ちゃっぷい。」
凍えながら武平を目指す。

途中で上着を羽織る。フードを被るが顔、耳の冷たさはあまり緩和されない。めちゃくちゃ冷たい。
デコボコのままウインドクラストした雪面に新雪が被り歩きにくい。アイゼンを外したくてもこんな寒い所じゃたまらん。風の陰へ急ぐが新雪が深くなり足が潜る。
やっとのことで一本杉。アイゼンを外したついでにワカンを付ける。手が凍えてスムーズにいかない。
最近のアルミ製ワカンには固定バンドが付いているようだ。私のは相変らずの一本締め。若い頃はアイゼンバンドも一本締めの頃があった。直ぐ固定バンドに取って代わったが、岩登りをしていると固定バンドは同じ所ばかりが擦れて切れやすいとも言われていた。予備には必ず一本締めを持っていた。(化石の独り言)。
ワカンこそ固定バンドが欲しいなあ。
休みついでに燃料補給。口がこわばり唾液も出ずクッキーが喉を通らない。水で流し込む。余程冷えてるんだな。「早く温泉に入ろうよ。」軟弱君がまた囁く。「・・・。」ストイック君も今日は無言。
峠道入り口は今日も踏み跡無し。鎌をパスるんなら正規のルートから。深雪にワカンがよく効く。広場から尾根筋に出ると強烈な西風。顔の右側が痛い。雪も硬く締まっている。ワカンももう要らないかも。でも面倒なのでそのまま降る。
案の定露岩帯で雪は消える。でもこんな寒い所で立止まるのは嫌だ。ワカンのまま岩場を降り展望台でやっと外す。ここまで来れば寒さも一段落。

10:50 a.m. 武平峠着。小休止して燃料補給。小用も足す。今日はパインジュース。寒くて近いときはミネラルウォーターなんだけど、本谷で暖かかったからかな?ご存知のとおり暑い時はオレンジジュースです。(下品な話ですみません。)

人心地がつくと助平根性が出てきて「途中まで登って三ツ口谷降りない?」とエピキュロス君。「いいよ。」とストイック君。軟弱君は無言。
てな訳で鎌ヶ岳を登り始める。踏み跡も綺麗に埋まっており、壷足ではズルズルとよく滑る。新雪でステップが何処にあるのか解らない。つるはしで杖をつきながら行く。
相変らず西風が強く冷たい。武平峠は風の影だったが尾根に出ると寒くてたまらん。軟弱君がなにか言いたげ。

11:45 a.m. 展望岩着。
高曇りの下、雨乞岳も姿を現している。

風の影で燃料補給していると中高年団体さんが降りて来た。ぞろぞろと凄い人数だ。中に布製のハイキングシューズにアイゼンを付けている人がいる。「冷たく無いんだろうか?あんな軟らかい靴にアイゼンバンド締めて血行不良にならないんだろうか?」「それとも僕が軟弱すぎるのだろうか?」
でもこれでトレースがしっかり付き歩き易くなるだろう。良かった良かった。

鎌山頂付近はごくたまに薄日が射したりしている。御在所は風花が舞っているようだ。

12:10 三ツ口源頭部着。
いつもは夏道分岐から谷に入っているが今日は近い事もあって谷本流のドンツキから下降する。
結構きつい傾斜だ。幅も広くほぼ真っ直ぐなので大きな滑り台のようだ。
雪が硬い。緊張する。せっかくだから真上から一枚!と50°近くありそうな傾斜のところでザックを下ろし天蓋からカメラを出す。と同時に何かがバラバラバラと落ちる。電池だ。「しまった!」と言っても後の祭り。
そんな訳で以後写真がありません。「明日ヤマダ電器へ買いに行かなくっちゃ。」
10m程降った所で一本回収。でも他のは見つからない。きっと下まで転がって行っちゃったんだろう。
この時、朝の駐車場の水溜りの氷で尻餅搗いたのを思い出す。「きっとあれはこの失敗を暗示してたんだ。」
電池は惜しい事をしたがここの降りはとても楽しい。春の涸沢で北穂沢を一気に駆け下りると言うほどではないがそこそこ楽しめる。
エピキュロス君もストイック君も軟弱君も全員満足のようだ。
後は先週と同じルートを辿る。
三ツ口大滝は先週より氷の付きも良く、空も明るくとても見栄えがしました。写真が無いのがとても残念。
ズルして鎌ヶ岳山頂をパスしたおかげで温泉で長湯したにも関わらず早く帰途に就けました。

先週は結局メタを買いに行けなかったので本日帰りにシャモニーに寄る。
昔のパッケージが頭にあったので出してもらった物を見てびっくり。なんと1/3位の大きさになっていてお値段\600. 1かけの厚みが昔の倍くらいになっており割るのが大変そう。より多く使わせようという魂胆か。白ガスよりメタの方が高くつきそう。
プリムス71Lはメタを置く所が狭いのでチューブメタが良かったのだが効率が悪いから置いてないとの事。何の効率が悪いんだか?
デジカメのバッテリーも買わなくちゃいけないし、出費が嵩むなあ。


2004年02月07日23時50分00秒

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