深雪ふかふかHIKE
〔中道−御在所−武平峠−鎌ヶ岳−三ツ口谷〕


ここ暫く軟弱HIKEが続いてしまった。
老後の快適な生活を送る為にも、筋力や心肺機能維持に努めなくては!
鎌ちゃんとも暫くご無沙汰してたし、今日は是非ともお伺いしよう。


20040131
1月末から2月上旬が最も冷え込む時期。の筈が今日は好天で気温も上がるとの事。
大黒滝の氷結は未だだろう。
暫く雪も降っていないし、眺望を楽しみながら、歩き易い中道から鎌まで行く事にする。

最近23号線の流通量が目に見えて増えている。貨物輸送が増えているのは景気が上向いている証拠か?
思い起こしてみると、御在所通いを再開したのは子供の親離れだけのせいじゃない。
景気低迷で暇ができたせいもある。金のかからぬ暇つぶしという面もある。
私ひとりに限らず、中高年の山ブーム自体がバブル後の消費低迷と関連しているのかもしれない。
もしそうなら景気が上向けば山もまた静かになるのかな?

7:05 a.m. 湯の山、奥の駐車場着。
予報では好天の筈が雲が多く山頂はかくれんぼ。
今年はまだ息を呑む程のモルゲンロートにお目にかかっていない。
既に日の出時刻は7:00amより早くなり始めている。今年はもうだめかな?
7:20 a.m. 身支度を整え出発。

風が強く寒い。でも冷たくはない。やはり気温は高い。
所々雲が割れ青空も覗いている。が、どうみても今日一日はこんな天気だろう。晴れるのは里だけか?
しっかり踏み固められた道を快調に進む。

8:00 a.m. 岩棚着。
曇ってはいるが鎌に薄日が射しピンクに染まっている。南東の空は薄雲のフィルター濾しに薄紅色の光が射している。

8:30 a.m. 北谷側テラス着。
時折雲が割れ青空が覗く。山肌が輝き始める。陽にあたった瞬間だけ体がポカポカする。

ここから上は相変らずステップが無い。つるはしを出しつまさきを蹴り込みながら進む。


8:55 a.m. 岩稜帯着。

富士見岩直登ルンゼからの雪の押し出しが多く、トラバース道は雪が深い。
ルートをどこに取っても同じなので、檜の枝を潜る所は山側に大きく巻く。
テラスから上は久しぶりの雪山気分。トレース跡を辿っているので左程潜ることはないが、外すとどこまで潜ることやら。

山頂下のルンゼもしっかり雪が付いている。
「こんな美味しそうな所、放っておく訳にいかない。」トレースは巻道を取っているが直登する。所によっては雪が薄く岩肌まで20cmくらいの所もあるが、ピックを支点に慎重に登る。
その上はブッシュも雪に埋まってしまい何処でも行けそう。富士見岩の尾根の方へ行こうとトレースを外すと、ズボボボボ。トレースに戻る。

9:25 a.m. 朝陽台着。
ひとけもなく寒々としている。早々に立ち去る。

人っ子ひとりいない山頂スキー場でBGMが流れリフトも動いている。返って寂しさが助長される。

だんだん遊歩道の雪も深くなり、一本杉でワカンを着ける。
「またここで休んじゃおうか?」軟弱君が囁く。「だめだめ。」ストイック君が慌てて制止する。
峠道に入ると先週の足跡が綺麗に消えている。
ワカンが良く効く。
10:20 a.m. チロリン村広場に出る。
雨乞岳は雲の中。鎌ヶ岳も曇っているが、所々陽があたり雪が輝いている。

雪の尾根筋を駆け下りる。
この浮遊感! たまりませんね。
スカスカの新雪やグサグサの湿雪と違い、低温で締まった密度の高いフカフカの雪。
周りの山がみるみるうちにせり上がっていく。

10:50 a.m. 武平峠着。
小用を足し、燃料補給する。
11:00 a.m. 出発。
鎌ヶ岳にはトレースあり。外すのが面倒なのでワカンは着けたまま。
踏み跡は固く締まっており、幅も狭い。無精も限界。岩稜帯を抜けた所で諦めて脱ぐ。

暫くグータラしてたおかげでパワーが出ない。へろへろになりながら展望岩下のルンゼに辿り着く。
「ん? 美味しそう!」しっかりと雪が付き、部分的には被り気味になっている。
こんなのを見ると急に元気が出るから不思議だ。
早速直登。小気味よくつまさきが雪面に食い込む。深く差し込んだシャフトを支点にグイグイせり上がる。高度感はないがこの傾斜!たまりませんわー。
上から覗きこんだ様子です。でも傾斜までは解んないよなー。

12:00 展望岩着。道草ばかり食っているので凄くスローペース。
雪も結構降ったようで、稜線上の雪屁が綺麗だ。

三ツ口谷源頭まで来ると一瞬青空が覗き、陽光が目を射す。

頂上直下の凹角も雪がしっかりついており、皆さん降りも同じトレースしか辿っていない。
こんなの見たら、降りはここを楽しむしかない。

12:40 鎌ヶ岳山頂着。
久々に鎌の祠に柏手。
「?」祠が無い!

暫くご無沙汰だった鎌からの眺望。雲は多いがまずまずの視界。

自然が作ってくれた防風壁を利用し休憩所を作る。火を焚かなくてもツェルトだけで充分暖かい。やはり気温が高いようだ。
先週交換してもらったガスボンベ。お店で合せた時はちゃんとバーナーに付いたのに今日はまたうまく付かない。漏れたガスが指先に付きまたまた凍傷寸前。
なんとかごまかしながら取り付け、点火と同時に大爆発。というほどではないが、風がないので漏れたガスがこもったままになっておりそれが燃えたようだ。
ツェルトを剥がし外気を深呼吸。再度被り再点火。久しぶりにどんべいてんぷらうどんを作る。
「うーん。あつあつで旨い。」
「でもこんなに調子が悪くては、冬場は使えないな。来週からはガソリンコンロを復活せねば!その為にはメタを買ってこなければ!」

13:35 撤収。外は時々陽が射したり、雪煙が舞ったり。

三ツ口源頭に向い先程の雪壁を降る。締まった雪は膝辺りまで潜り適度に制動がかかり気持ちよく降れる。中高年諸兄にこの味を覚えられてしまうと先をこされてしまうので、いつまでも知らずにいてもらいたいものだ。
途中寄道をしながら深雪を楽しむ。
三ツ口谷源頭からの降りがまた楽しい。深雪斜面を駆け下りる。夏場はガラガラで鬱陶しい所も深雪に覆われていると何処を行こうと好き勝手。ズボンの繊維に付いた雪も払うと簡単にとれ、濡れる事はない。あっという間に樹林帯。
こちらは全く踏まれた形跡がない。傾斜が緩くなり一歩毎股まで潜る。でもこの時期の雪は快適だ。ヒーヒー言いながらも気持ちよく降れる。

三ツ口谷尾根コースと道を合せると雪掻きも無くなり軽快に降れる。
三ツ口大滝真下へ踏み跡あり。これだけ雪があれば最後の下降点も雪がついているだろう。
という事で、滝下へショートカット。

やはりしっかりと氷雪が付きステップが切られている。降りる前にこのアングルから1枚。

滝の真下からもパチリ


最奥ダムの下をショートカット、最後の滝を過ぎると三ツ口ダム。

15:10 車に帰着。御在所山頂は相変らず曇り空。

今日は快適に雪と戯れる事ができた。行動時間も若干長め。新陳代謝も活発になり寿命も少し延びたかな?
温泉で疲れを癒し帰途に就く。


2004年02月01日11時15分00秒

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