ひだまりHIKE
〔中道−御在所−武平峠〕




20040124
6:55 a.m. 湯の山、奥の駐車場着。今日も東の空が曇っておりモルゲンロートは観られない。
先週以来 雪は降っていないようだ。

空はまだ薄暗いがどうやら晴れているように見える。多少薄雲はあるかもしれないがサングラスにかけかえる。
ヤッケのズボンも穿かずスパッツのみ。雪が深くなったら穿けばいいさ。
7:15 a.m. でっぱつ。
先週日曜日のものか、中道はしっかり踏み固められまるで舗装道路。潜る事もなく順調に歩を進める。
登り始めると日が射し始める。高度の低い朝陽は赤みを帯び、周りの雪もほんのりと紅が差し始める。
やはり鈴鹿はこの季節が一番好きだ。今日のような天気、コンディションなら尚更だ。
ほてった身体にピンと冴え渡った空気が旨い。

7:45 a.m. オバレ石通過。

ステップが崩されそのまま硬く凍ってしまっているのでバランス取りの良い練習になる。普段使わない筋肉を使うので、老化防止、アルツハイマー進行防止に有効かも?

7:55 a.m. 岩棚着。
東の方はまだ雲が残っているが、御在所山頂は真っ青だ。

尾根筋に出ると釈迦ヶ岳が「こんにちは。」 恥ずかしそうに頬をほんのり染めている。


8:10 a.m. キレット着。

キレット上の凹角にはザラメ雪が詰まっている。早速登ってみる。こういった【お遊び】ばかりしているのはまだまだ精神的に若いって事かな?なぞとひとり自己満足する。

8:30 a.m. 北谷側テラス着。

ここで水を飲む。冷たくて旨い。
先週はあれ程の渇きを我慢していたのに。タイムマシンがあれば届けてあげたいくらいだ。
今日は本当に天国。いろんなシチュエーションがあるからHIKINGはやめられない。

ここから先は雪の詰まったルンゼ歩き。ステップがなく歩き辛い。だんだんスリップが多くなる。
つるはしを出す。やはり楽ちん。深く刺したシャフトをこじると、乾いた懐かしい音が響く。低音のフルートのような音だ。

8:55 a.m. 岩稜帯着。
鎌ヶ岳にも薄日が射している。暖かそう。
北に目をやれば北方の山並みにも薄日が射し薄紅色に輝いている。

富士見岩の尾根に続くルンゼもしっかり雪が付き容易に登れそう。「行ってみようかな?」数歩進んで「やめ!」やはりまだ軟らかい。これでは上で難儀しそう。

テラスを通過。最後の登りはやはり雪に埋っている。密度の高い雪なのでどこを歩いても踏み抜くことはないが、楽してトレースを辿る。
9:15 a.m. 富士見岩展望台着。
久しぶりの白い大黒岩。何度見ても綺麗だなあ。

9:20 a.m. 朝陽台着。今日はまずまずの天気なので望湖台へ向かう。
多少風はあるが久々の快晴。強い陽射しと雪の反射で顔の黒さに拍車がかかりそう。グラサンも大正解。
ぽかぽか陽気のそぞろ歩き。本当に気分が良い。


9:50 a.m. 望湖台着。

武平峠に向かう。
南側広場へはトレースの名残すらなく一歩踏み込んでパス。
遊歩道へ戻るがこちらも似たようなもの。暫く壷足のまま進むが諦めてワカンを履く。
今日の雪はワカンが良く効く。ルンルン気分で歩を進める。

一本杉まで来たところで、「またここでのんびりしちゃおかな?」
この陽気、この陽射し、風は無し。一本杉の日溜まりで大休止を決め込む。
どうも近頃は怠け癖がついてしまったようだ。でもあくせくするだけが能じゃなし! メリハリをつけ、こんな時もあって良いんじゃないかな?
早速、雪均し。密度は濃いがパサパサで北アの雪質。気温は低いのだろう。
陽射しは強いが冷込むだろうから温室(ツェルト)設営。ほんとに寒がりなんだから!

今日はガスボンベを新品に替えてきた。気温が低くてもバッチリ。の筈がバーナーにうまくつかない。ネジが締まらずガスが液体のまま取付部から吹きだす。それが指先にかかりあわや凍傷寸前。
ライターの火で指先を暖め、替えの手袋で暖をとる。
EPIも永いこと使っているが、こんな不良ボンベは始めてだ。今日のような暖かい日なら笑い話で済むが条件が悪いとあわや遭難!って事になりかねない。量販店で素人が扱うようになり製品管理が悪くなっているのだろうか?「やはり冬場はガソリンコンロにしようかな?」なんて思う。
そう思いながらも、「お店でボンベを交換してもらってまた使うんだろうな。」とも思う。先週ヤッケを新調しようと思いながら結局ショップにすら行ってないんだから。
本当に自分の無精さに呆れてしまう。
暖房は入れられなくてもツェルトの温室効果は大きい。指先の感覚もすぐに戻って素手で行動食をつまみ始める。
時刻は既に11時近い。とんだハプニングのおかげで気も萎えてしまい、「今日は鎌はパス!」

11:00 a.m. 出発。武平峠から降り早めの温泉とする。
峠道への入り口から凄い雪。幸い締まっているのでさほど潜ることはないが。
ズルしてチロリン村から行こうかとも思ったが、立入禁止の看板がまだ埋っていないので、ジェントルマンの私は正規のルートを取る。

夏道は雪に隠れ、こんもりとした丘になっている。こんな状態の方が目障りな物が無く地形はよくわかる。
「Fさんがルートをロストしたのはこの辺りですね。」視界が悪いと自分の位置が解らなくなるので、引き返すのはちっとも恥ずかしい事ではない。それより「勝手知ったる自分の庭。」なぞとたかをくくった挙句、のっぴきならない事態に陥るほうが余程恥ずかしい事だ。
でも今日のように視界が効いているとき、雪に覆われた野山を徘徊するのはとても気持ちの良いものです。何処でも行ける開放感はたとえようが有りません。道程を詠った高村光太郎のような気分です。そう。道は自分が作るのです。
という訳で埋った夏道より歩き易い疎林帯をズボズボ、朽木の枝をバキボキ。ときどき足をとられ吹き溜まりにドボン。
尾根筋に出ればあとは尾根を忠実に!

途中何組かとすれ違う。これでスカイラインにもトレースがある事だろう。

12:00 武平峠通過。
スカイラインに降り立つと工事現場に車が止っている。 こんな季節でも工事をしているのか。
ワカンも用済み。つるはしも片付ける。ついでに羽織っていたものも脱ぐ。荷が急に重くなる。

西多古地谷に氷がついている。南面であれだけの氷。気温の低さが解る。
スカイラインも車の圧雪のおかげで歩き易い。


12:55 車に帰着。青空の下、御在所はまだ白い衣を纏っている。

濡れ物を干し、温泉に向かってGo!

2004年01月25日11時55分00秒

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