20030811
今、我が家の玄関先では、今年2ROUND目のツバメの巣立ちを迎えています。(めちゃ遅いですが)
4羽の雛達は既に自力フライトが可能になっており、昼間は飛行訓練と食料調達訓練、夜は巣に戻り肩を寄せ合い休んでいます。
その中に1羽とろいのがいます。こいつはいつもマイペースで周りの事などお構いなし。自分中心で地球が回っているとでも思っているようです。
いつぞやは2階の窓の手摺に止まったまま外泊していました。夜カーテンを閉めようとしたときに発見。かみさんに知らせ、驚かせないようにそっと閉めましたが、全く動じる気配なし。2人で「てんちゃんみたいだね。」と大笑い。
またある時は、他の雛達がまだフライトトレーニングの真っ最中なのに早めに切り上げ1羽だけで巣を独り占め。のうのうとのさばっていました。
なにもかもてんちゃん(家の下の子)と行動パターンがそっくりなので、かみさんはこの雛に【しんツバ】と命名してしまいました。

てんちゃんも幼いころからチョット変わっていて、何をやらせてもグズ。食事の最中でもよくフリーズしてしまい、虚ろな目でぼんやり遠くを見ていました。(実際は何も目に入っていない。)
こうなるとハードウエアリセットするしかなく、目の前で手を叩きリスタートしていました。
スキー合宿に行っても、ひとりで勝手にどこかへ行ってしまい、いつもお兄ちゃんが先輩達に「おい、弟を何とかしろ!」と言われていたようです。
また夜のミーティングで皆がコーチのお説教を聞いてる時にひとりのうのうとお風呂に浸かっていたり・・・。
コーチの方ももてあまし気味で半分諦められていたようですが、どう云う訳か皆に可愛がられていました。
先輩のお姉さん達からも毎週会う度に「しんちゃん、いつ見ても可愛いねえ。」ってほっぺを撫ぜられていました。
本人は嫌がっていましたが逆らえずされるがままでした。(お父さんがしてもらいたかった。)
かみさんは、てんちゃんにこの【しんツバ】を是非とも引逢わせたいらしく、「帰ってくるまで家に居るだろうか?」と気をもんでいます。8月15日までもう少し。逢えたら他人とは思えないだろうな。


ひとりのうのうとのさばっている【しんツバ】


2003年08月14日14時00分00秒

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