20030215
今日は異様に暖かい。2月もまだ半ば、こんなに暖かくて良いのだろうか? このまま春になってしまうのではないかと、ちと心配になってしまう。
スキーもシーズン初めに一度行ったっきり。結局あれが最初で最後になっちゃうのかなあ。

山にも道路にも雪が無い。春のように締まったザラメなら愛知川まで降りてみようかな。あわよくば、雨乞岳まで足を延ばしたり・・・な訳ないか。雨乞は遠い山、踏み跡だってあるかどうか解ったもんじゃない。

7:00 a.m. 湯ノ山 奥の駐車場着。 今日はモルゲンロートに間にあわなかった。確実に日の出も早くなっている。

7:20 a.m. 出発。スカイラインに雪は無し。中道にも雪は無し。山頂部の樹枝が薄っすらと白みを帯びているだけ。まるでパウダーシュガーをふりかけたみたいだ。


8:05 a.m. キレット着。夏時間とあまり変らない。

キレットから上は雪も出てくるが固く締まった春のザラメ。所々一度解けて氷になっていて、ちゅるちゅる滑る。気が付くとバカシャチ屋の歌を歌っている。周りに人がいなくて良かった。

8:40 a.m. 上部岩棚着。富士見岩への直登ルンゼにもしっかりと締まった雪が付いている。でも今日は行かないよ。
里の方は春霞がかかりぼんやりしている。「やっぱ春だなあ。」


8:55 a.m. 富士見岩展望台着。
先週通った本谷と大黒岩をパチリ。

今日はいまいちだが樹枝の霧氷もパチリ。


9:05 a.m. 朝陽台着。
天気もだいぶ良くなってきた。ガスの流れが速く、時々青空が覗く。


遊歩道を辿り望湖台に向かう。今日は未だ観光客がいない。 静かだ。
山頂一帯は雪の花が咲き誇っている。桜だと言って写真を見せたら信じる人がいるかもしれない。


9:25 a.m. 望湖台着。雨乞岳がどっしりと美しい。真っ白の砂糖菓子のような樹氷の林の向こうに山々が聳えている。




小休止の後、地獄谷を下降。
傾斜もそこそこ有り、雪がしっかり締まっていて軽快そのもの。
いきなり両足が空をきり尻餅を搗くと同時に体が流れだす。つるはしのシャフトをスッと挿す。ガツンと右肩に衝撃。と同時に止まる。 この辺りは立ち木が多いのでぶつかると痛いから気を付けよう。
その後は樹林帯の緩斜面の降り(実際は沢筋だが)。沢が顔を出しはじめると所々急斜面のトラバースがあるが、雪が適度に締まっていて快調そのもの。


核心部の滝も右岸のすぐ脇を下降。雪があるとどこでも行けてホントに楽ちん。


10:20 a.m. 地獄谷出合到着。

登山道に出てみるがトレースは無し。安心して小用を足す。
「さて、どうしたものか?」 国見峠に戻っても半端な時間だし、雨乞なんて到底無理だし、コクイ谷から武平へ抜けるか? という事で愛知川の方へ降りる事にする。
適度に締まった雪原を行く。どこでも行けるものだから適当に降っていたら、またまたやらかしてしまいました。
コクイ谷への分岐で折れずに沢づたいに上水晶出合で愛知川に合流。
「チェッ、遠回りしちゃった。ついでだから沢づたいに行こう。」 愛知川はもうすっかり春の装い。雪の残る中、へつったり、飛び石づたいに行ったり。所々凍っていて、つい滑りそうでヘッピリ腰になったり。・・・女の子には見せられないな。いや、もうそんなこと考えなくて良い歳でしょ。
途中で巻き道へ登る。日当たりの良い所は雪が融け地肌が出ており容易に夏道を見つけられる。
夏道には古いトレースが有りました。先週頃のものかな?数人くらいのものか?人の通ったところはデコボコで歩き難いので横のフラットな所を行く。
谷沿いは余り積もらなかったようだ。それでも雪の柔らかい時期に一人で雨乞の日帰りなんて思いつきもしない。と言う訳で最近は全く積雪期には足を踏み入れていない。今日はあわよくばなんて思ったが先に楽しい事をしちゃったので是非にという気になれない。

11:20 a.m. コクイ谷出合着。

コクイ谷には踏み跡がない。という事は皆さん杉峠の方へ行ったのか。 ここで昼食とする。
せせらぎの中、早春の陽射しを受け休んでいるとついウトウトしてきます。

12:10 ぼちぼち引き上げるか。コクイ谷を辿る。
大きな石の上や巻く所なぞは固い雪がかぶっていてとても歩き易い。夏には通れないようなコース採りができとても面白い。
締まった雪は蹴込めばステップができるし、そっとおけば殆ど潜らず、軽快この上ない。場所によって腐っている所もあるが。

「春は名のみの風の寒さやー」 突然早春賦が聞こえてきた。周りを見回しても誰もいない。僕の頭の中から聞こえているようだ。チャイコフスキーは子供の頃、頭の中で音楽が鳴っていたそうだ。私には音楽の才は無いが、同じような経験はよくある。

クラ谷出合から沢谷の滝横を登る。雪がべっとりつき足場も凍っている。つるはしを出す。やはりこれが有るのと無いのとでは格段に安心感が違う。
この辺りから雪面のトラバースが多くなるがどこでもルートが選べて楽ちん楽ちん。

13:30 沢谷分岐着
後は沢谷をつめ、夏道伝いに武平に降るだけ。


14:20 武平峠着。 スカイラインの雪は殆ど消えている。
背中に刺してあったつるはしをザックに取り付け、手袋も外す。トンネル内を抜ける風が涼しい。
三重県側に抜けるとあとはいつも通りのルート。

15:00 車に帰着。
今日のメインイベントはやはり地獄谷の下降でしょう。締まった雪を駆け下りる爽快感はたまりません。急斜面に飛び込んでいく感じはスキーと共通するものがあります。

今日の温泉は湯ノ山ロッジ。希望荘まで遠回りするのをパスしました。お値段も¥400+Taxでお値打ちでした。
2003年02月15日23時55分00秒

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