20030105
あけましておめでとうございます。
と言ってるうちにもう1月5日。9連休も今日で最後。
正月肥りの身体を絞るため、本年最初の御在所通い。
6:50 a.m. 湯ノ山 奥の駐車場着。 風が強く寒そう。
7:05 a.m.  仕度を済ませ、さあ出発。車から出ると、丁度日が出て山が輝きだした。山頂付近のガスが朝日をうけピンクに染まっている。


今年最初の中道。雪も締りまたトレースがしっかり付き、舗装路の様になって歩き易い。これなら鎌まで足をのばせるだろう。前回(12月28日)の御用納めの時とは全く違い らくちんらくちん。
7:45 a.m. 岩棚着。多少薄雲があるがまずまずの好天。風が強いのは晴天のあかし。きっとこの薄雲ももうすぐ消えるだろう。


雪が段差を隠し階段が出来、とても歩き易い。 8:15 a.m. 先週、若い兄ちゃんに追付かれた所を通過。もうこんな所に来ちゃった。


8:35 a.m. 上部テラス着。


8:45 a.m. 富士見岩展望台着。先週はここまで辿り着いた時点でへろへろに消耗していたが今日は余裕綽々。 荷が重い分 夏より少し遅い程度。


8:50 a.m. 朝陽台着。 まずまずのペースだが鎌の登りの状況が不明なので先を急ぐ。従って三角点、望湖台はパス。
山頂一帯は風が強く寒い。山頂名物観光客用の氷壁もしっかり出来上がっている。前はこの氷壁、本谷終了点から降りてきた所に作ってあったがクレームがついたのか、先シーズンからはアゼリア横に移動してある。
雪景色を愛でながら山頂遊歩道を武平へ向かう。


峠道にさしかかると、西風が強く顔の右半分が痛い。右手で顔を覆いながら行く。帽子の上からフードを被っていてもこの冷たさ。目出帽ってどこへやったかな?家へ帰ったら探そう。
9:45 a.m. 武平峠着。 「やったー。」鎌ヶ岳へのトレース有り。しっかり使わせて頂く。そこそこの積雪だが、頭の上から被さっているような所もなく快調に歩を進める。
夏場歩くより高い所を歩くので木の枝に行く手を阻まれる。でもこの程度なら快調快調。
10:20 a.m. 展望岩着。
雨乞岳山頂部が日に輝き綺麗だ。 御在所山頂一帯は雲が消え、真っ青な空に雪の白さが映えている。
逆光の鎌ヶ岳は、暗い山肌に樹枝の霧氷の輝きが映えこれもまた綺麗だ。


10:35 a.m. 三ツ口谷源頭着。

三ツ口谷はしっかり雪に覆われている。「よし。帰りはここから降りよう。」
風が強いせいか、雪面はクラストしかかっているがそれほど硬くもなく、壷足で充分食い込む。ちょっとモナカっぽいかな。3-40cm四方にヒビがはいる。 富士のモナカが思い出される。あそこのモナカは半径1m位で陥没する。深いところでは股まで潜る。

10:55 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。 「鎌ちゃん、あけましておめでとう。今年も宜しくお願い致します。」 祠の天照大神に初詣。
珍しい事に、今日は誰もいない。「うん。静かでいい。」


指定席へ行く。ここは風も弱く、日が射すと暖かいがどうせすぐ冷えてくるに違いない。ツェルトを被りお食事の支度に取り掛かる。
すぐ、外から人の声がする。「やっぱり。そういえば去年は鎌で人に会わない日は一度も無かったな。 今年もそうかな?」

12:00 後片付けの為ツェルトから出る。いつの間にか空はすっかり雲に覆われている。


すぐ上ではおじさんがひとり震えながら、立ったままおにぎりをほおばっている。 寒いだろうに・・・。
12:05 山頂出発。 三ツ口谷源頭に向かう。 鎖場のルンゼを駆け降りる。半クラストの斜面に踵が小気味良く食込む。

三ツ口谷を駆け降りる。こちらはやはりモナカ。 皮が割れず、ときどき股まで潜り込む。足が抜けずそのまま前へつんのめる。雪にまみれて大はしゃぎ。あっという間に樹林帯まで来てしまう。「チェッ。もう終わりか。」
樹林帯の中も雪が柔らかくそこらじゅうで、ズボッ、ズボッ。ワカンを着けてもかえって足が抜けなくなるので着けない。そうこうしているうちに尾根コースとの分岐に到着。後は踏み固められたコンクリート舗装道路。
斜面にもしっかり雪が付いているので三ツ口大滝の真下へショートカット。

ところが最後の降り口に雪が付いていない。
仕方が無いので斜面をトラバース。木の枝に掴りながら、木登り(木降り?)。
「ウー、ザイルが欲しい。」
ちびりそうな所をトラバッて 13:10 やっと滝下に降りたつ。 これが今日の核心部だったかな。


13:50 a.m. 車に帰着。
その後、今年最初の温泉に入る。
今日は登り初め、温泉初め。 雪もまあまあ良かったし、めでたしめでたし。
2003年01月05日22時15分00秒

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